データ活用やDXがどんどん解る用語集   
GIGAスクール構想

「GIGAスクール構想」

GIGA(ギガ)スクール構想の意味を解説します。

GIGAスクール構想とは

GIGA(ギガ)スクール構想とは、義務教育を受ける全国の児童・生徒に、1人1台のパソコンやタブレット端末を提供し、学校に高速インターネット環境を整備することで、教育現場におけるICTの活用を促進するための取り組みです。GIGAとはGlobal and Innovation Gateway for Allの略称で、「すべての人にグローバルで革新的な入り口を」という意味を持ちます。GIGAスクール構想は、文部科学省により2019年に開始されました。

当初、GIGAスクール構想は2019年度から5年間かけて整備を進める予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大によってオンライン授業・学習への必要性が高まったことから、端末導入スケジュールが大幅に前倒しされました。その結果、2022年時点では小学校、中学校とも1人1台以上の端末整備がほぼ完了している状況です。今後は、すべての授業での1人1台端末によるデジタルコンテンツを活用するために、教職員のICTスキル・ITリテラシーの向上や、セキュリティ問題の解決、端末の適切な管理といった課題解決が求められています。

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