働き方も、
エコシステム!
~時間と場所を選択できる自由~
こんにちは、HULFTプリセールス担当です。
プリセールスとは、様々な商談でお客様に製品の活用シーンを紹介したり、お客様の要望を実現するために製品の活用方法や最適なシステム構成を案内するなど、技術面からお客様をサポートする仕事、と考えていただけると理解しやすいかと思います。
このように様々なお客様と接しているプリセールス担当から見て、「つなぐ技術」をうまく活用しているイケている取り組み事例について紹介します。
本日のテーマは「働き方改革」です。近年は時間と場所を選ばずに働くことができる会社が増えていると感じます。「今週末は沖縄で仕事です!」という方もいたりして、個人的には、羨ましいなぁと思ったりします。働く環境においては、当社の場合も「フレックスタイム」の導入や、「在宅勤務」や「リモートワーク」が可能で、働く時間と場所を選択できる自由はあります。しかしながら、時間や場所の自由を手に入れたわりには、働いていてなんだか不自由だなと、皆様も感じることはないでしょうか?
不自由さを感じる理由
私はプリセールスエンジニアなので、お客様先への訪問の機会が多いです。移動時間を有効活用して、PCを立ち上げずともスマートフォンでメールのチェックをしたいと思う時があるのですが、「メールの内容は確認できるけど、添付資料の内容まで確認できない」とか、「ファイルサーバーの資料をちょっとだけ確認したいけど、スマートフォンからだとすぐに見れない」など、ちょっとした不自由さを感じています。私は「ファイル」の取り扱いに、その原因があるのではないかと思っています。
そんな悩みを、IT環境から働き方改革を推進する、弊社「攻めの情報システム部」が改善してくれました!
BOXとの出会い
当社ではBOXを導入することで、「ファイル」に纏わる様々は煩さから解放されました。
- BOXがあれば、ファイルをいつでもどこでもどこからでも参照・編集が可能に!
- 社外とのやりとりは、メールだったり、ファイルサーバーだったり、ばらばら運用を統一!
- BOXは容量無制限のSaaSなのでデータが増えても安心!
- 国際基準に準拠した高セキュリティー!(ISO27001/ISO27018やPCI DSS 3.1 Level 1などを取得、編集・削除・閲覧・ダウンロードなど様々な操作ログを取得)
BOXの導入で働き方がどうかわったのか?
外出先でファイルの参照、編集が可能
ファイルサーバーですと、外出先から資料の確認は困難ですが、BOXであれば、外出先でもスマートフォンから資料を確認することができます。資料を編集して、そのまま保存も可能です。
社内/外コラボレーションの活発化
これまでのファイルのやりとりは、社内や社外を問わずのユーザーとのファイルのやりとりはメール添付が基本中心でしたした。が、これだとメールのやりとりの場合、「最新のファイルをローカルPCに持っている人がいたり、添付ファイルを暗号化したり、いざ送るときには、誤送信がないか宛先をチェックしたり」という一連の動作には、ちょっとした手間を感じてしまいますよね。BOXでは、社内や社外のユーザーとファイルやフォルダの共有が可能です。招待されたユーザーには、「招待を承認」のメールが届きます。
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招待されたユーザーはアカウントを作成してBoxを利用します。
メール誤送信対策の強化
- 添付ファイルをBoxリンクへ差し替えれば、メール送信後にファイルへのアクセス権削除も可能です。
- プレビューのみ権限など、必要に応じた権限設定も可能です。
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Outlookクライアントのアドオン機能も用意されています。
BOX導入でぶち当たった壁
このように業務の利便性を高めてくれたBOXですが、導入の際には一方ならぬ苦労がありました。
当社の情報システム部では、ファイルサーバーからBOXへのデータ移行にあたって、さまざまはなツールを比較検討しましたが、ファイルの容量や移行時間、コストの問題もさることながら、ユーザー権限を引継ぐ必要があるので、移行に適したツールをなかなか見つけることができませんでした。
そこで、当社の製品であるDataSpider ServistaのRest APIを利用して開発を行ったのですが、アイコンの数が多く、自分達でも移行に大変苦労したため、「アダプタ化すると便利だよね」という発想で、BOXアダプタを開発したのです! 社内では、このBOXアダプタを使ってファイルサーバーからBOXへのデータ移行を具現化できていますが、実はBOXアダプタはまだリリースをしていない製品なんです。
ご興味がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
広がるBOXアダプタの活用方法
BOXアダプタでは、以下のような活用も可能です!
- 入社、異動、退職に伴うユーザー作成、変更、削除作業
- BOXからSaaS(Salesfoce等)へのノンプログラミングで自動連携
- SaaS(Salesfoce等)からBOXへのノンプログラミングで自動連携
「働き方改革」の未来を考えてみる
と、ここまでBOXを中心に書いてきましたが、当社の場合は実は、BOX以外にもOffice365のOneDriveも利用しています。
外部利用やグループ利用を考えたときには、製品には一長一短があり、それぞれの製品の強みを活かして活用できればよいのではないかと思います。
ストレージドライブとしては、他にもGoogleドライブといったものもありますよね。
先日、当社ではHULFTのクラウドストレージオプションをリリースいたしましたが、このオプションはHULFT転送したファイルをクラウド上のストレージ(Amazon S3、Azure Blob Storage、Google Cloud Storage)に直接書き込めるというものです。
冒頭に申し上げた通り、すべてのストレージがつながることで、「ファイル」に纏わるさまざまな課題が解決するのでは?
と少し妄想したりしています。(クラウドストレージオプションについては、お時間がございましたら、ぜひ、前回の記事をご覧になってください)
みなさまの会社でも、ぜひ、BOXの導入を検討してみてはいかがでしょうか。(その際は、BOXアダプタのご利用をご検討ください)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。