HULFTイベントレポート：第5回
TerraSkyDay 2019にDataSpider Cloudを
出展しました！

基調講演：DataSpider Cloud導入トヨタ自動車様によるセッション

基調講演では、デジタルトランスフォーメーション(DX)をテーマにテラスカイ代表取締役社長 佐藤様がホストスピーカーとなり、トヨタ自動車の度会様、大日本印刷の天本様、経済産業省の佐藤様、日本アイ・ビー・エムの小野寺様と、多彩なゲストがそれぞれの専門分野に基づいて、デジタルトランスフォーメーションについて語りました。

中でも、トヨタ自動車の度会様は、散在していた顧客情報を一元管理し新たな価値創出を目指すため、Salesforce次期営業活動支援システムを構築。「DataSpider Cloud」をご採用いただいたことを2019年4月に発表されており、「レガシーシステムをそのまま置きつつSalesforceをフロントとして利用することで、これまでの資産を生かしながらデジタルトランスフォーメーションへの柔軟な対応を実現しています。」と、現場の事例を交えたお話を伺うことができました。

展示ブース：DataSpider Cloud ご紹介&デモ実施！

TerraSkyDayではスポンサーによる展示スペースも。そこに弊社もDataSpider Cloudを展示しました。

ブースではDataSpider Cloudのデモンストレーションや、Breakout Sessionで登壇もあったHENNGE様の事例リーフレットを配布しました。

Breakout Session

TerraSkyDayでは最大で5つのセッションが同時並行で行われ、テラスカイ松岡様によるBreakout Session「DXを実現するデータ連携最適解」では、タカラスタンダード様とウチダレック様がゲストで登壇し、DataSpider Cloud導入事例について発表されました。

まず松岡様から、SoR/SoEについてお話いただきました。
デジタルトランスフォーメーションを実現するためには、変革に対応できる柔軟なシステム構成であることが重要とされています。SoR/SoEは柔軟なシステム構成を実現します。SoRはSystem of Records、つまり記録するためのシステムです。SoEはSystem of Engagement、つまりエンゲージメントのためのシステムを指します。この2つの概念をバランスよく組み合わせることによって、それぞれの効果を発揮することができます。そんな2つのシステムをつなぐのが、DataSpiderであるとご紹介いただきました。
タカラスタンダード様とウチダレック様にはDataSpiderを連携部分に利用することで、Salesforceと基幹システムのデータ連携処理をノンプログラミングで開発した事例について発表いただきました。

タカラスタンダード様

明治45年創業のタカラスタンダード様は、大阪府に本社を置く、システムキッチン、システムバスなどを製造する住宅機器メーカーです。社内の情報基盤としてSalesforceを導入し、DataSpider Cloudを使って様々な社内システムとの連携を実装されているお話を伺えました。

余談ですが、私の上司宅のキッチンはタカラスタンダード製らしく、とっても美しくてお手入れが簡単で、マグネットも使えるので自由自在にアレンジができるんだよ！と、熱く語っていました。こういうとき、BtoCっていいなって思います。(BtoBも楽しいです。)

ウチダレック様

鳥取県米子市で不動産事業を展開するウチダレックの内田さんは、実はIT業界出身。
不動産事業の業務では、同じ内容を多数の書類に記入する必要があり、課題となっていました。解決するため、Salesforceをインターフェースにし顧客情報や物件情報を登録、裏側では DataSpider Cloudが各システムにデータ連携をする仕組みを開発しました。結果、今では週休３日を実現しているそうです！とてもSoR/SoEなシステム構成ですね！

全体を通して

私は4本のセッションを拝聴しましたが、どのセッションでも非常に熱意が感じられ、直接発表が聴けるオフラインイベントやユーザー様による生の声を含めた事例登壇の素晴らしさを改めて実感することができました。この想いを忘れず、今後の活動に生かしていければと思います。

イベント運営事務局の皆様、登壇されたゲストの皆様、関係各位、素敵な時間をありがとうございました。また弊社ブースにお立ち寄りいただきました皆様にも、感謝申し上げます。 引き続きよろしくお願いいたします。

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