DataMagic 技術コラム〈DataMagic Manager インストール編〉
はじめに
DataMagic Managerは、DataMagicを利用するためのGUIツールです。DataMagic Managerを利用することで、リモート操作や管理が容易になり、運用性が向上します。(DataMagic ManagerはDataMagic本体に付属するツールとなります。)
インストール方法
手順1 - セットアッププログラムの起動
DataMagicのインストールはセットアッププログラムを使用して行います。
- (1)
セットアッププログラムの起動と言語設定
ダウンロードしたモジュール内のSetup.exeを実行してください。ご利用になる言語を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
手順2 - インストールを実行する
シリアル番号が正しく入力されていれば、DataMagic Managerの使用許諾についての説明が表示されます。使用許諾契約の内容を読み、使用許諾契約の全条項に同意し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
- (1)
インストールタイプの選択
新規にDataMagic Managerを導入する場合には、「新規インストール」を選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。 - (2)
インストール先フォルダの設定
インストール先フォルダを変更する場合には、[参照]ボタンをクリックしてフォルダを変更してください。フォルダ決定後、[次へ]ボタンをクリックしてください。 - (3)
日付形式の設定
DataMagicで使用する日付形式を設定します。日付形式決定後、[次へ]ボタンをクリックしてください。 - (4)
登録名の設定
スタートメニュー、「プログラムの変更と削除」に表示される登録名を設定します。(※初期値DataMagic Manager Ver.3)入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。 - (5)
インストール内容の確認
インストール内容の確認後、[次へ]ボタンをクリックしてください。インストール処理が開始されます。インストールが正しく終了すると、インストール終了画面が表示されるので、[完了]ボタンをクリックすると、セットアッププログラムは終了となります。

手順3 - 接続ホストを設定する
DataMagicがインストールされているホストへ接続するために、必要な情報の設定や登録を行います。
- (1)
DataMagic Managerの起動
[スタート]メニューの [すべてのプログラム]から [HULFT Family]→[DataMagic Manager Ver.3]→[DataMagic Manager ] をクリックします。 - (2)
管理ホスト情報設定画面の表示
DataMagic Manager画面から、[ファイル]メニューの [新規作成]→[接続先ホスト]をクリックしてください。 - (3)
管理ホスト情報設定
接続先の情報を登録します。
ホスト名:接続先ホストを識別するための任意の名前
接続手段:ホスト名またはIPアドレスのいづれかを選択
IPアドレス:IPアドレスで接続を行う場合に、接続先のIPアドレスを指定
要求受付ポート番号:接続先ホストのDataMagicの要求受付ポート番号(デフォルト:36000)
リフレッシュ間隔:各画面を自動で更新する場合に設定 - (4)
接続テスト
接続先の情報を登録した後、接続テストを行います。管理ホスト情報画面の[接続テスト]ボタンをクリックし、接続テスト画面が表示されたら[接続]をクリックします。接続確認テストが正常に完了したことを確認してください。

手順4 - DataMagicに接続する
DataMagic Manager画面に登録されたホスト情報の一覧が表示されます。接続したいホスト名をダブルクリックすると、ログイン画面が表示されます。
-
※
初期ログイン時は、DataMagicインストール時に設定した「admin」でログインします。
ログインが完了すると、接続先ホストのDataMagic管理画面が表示されます。

最後に
DataMagicを利用すると、異種機間のコード変換や、データのクレンジング、データベースに格納されたデータの活用などの処理をGUIにより簡単に作成することが可能となります。
是非、DataMagic評価版をダウンロードして、今後の技術コラムを活用してください。
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DataMagic コラム一覧
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- “早い、安い、簡単”が魅力「DataMagic」のススメ
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- Vol.6 (番外編)HUB+DataMagic連携事例
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