DataMagic 技術コラム Vol.19
(導入事例編)弊社利用事例
はじめに
これまでご紹介させていただいたDataMagic技術コラムのTIPSを活用した実際の事例をご紹介いたします。今回は弊社の販売管理・保守管理のデータ作成に、DataMagicを利用した事例のご紹介いたします。
システム構築の背景
弊社では、HULFTの販売実績の分析や保守管理などのレポート作成に利用するデータが、膨大かつ複数システムに跨っているため、経営企画や担当営業へ提出する月次レポートの作成担当者が、レポート作成に必要なデータのクレンジング作業をExcelによる手作業で実施していたため、レポート作成に最大14日を要していました。また、販売戦略など意思決定の迅速化を目指すため、新たな販売分析システム構築を決定しましたが、点在する販売データの一元化が大きな課題となっていました。

現行システムの課題
現行システムでは、月次レポート作成のため、基幹サーバの受注情報・販売実績や、旧販売管理システムで有している過去の販売実績、また、事業部専用サーバの保守管理情報などのINPUTデータを、レポート作成担当者がExcelのマクロでデータ加工を行っていました。また、月次レポートの提供先である経営企画や担当営業からは、高頻度で個別のデータ作成依頼やレポート作成の依頼も来ますが、データ作成が手作業であるため、時間がかかり対応できないこともしばしばありました。

新システムの概要
新システムでは、DataMagicで、データクレンジングや付加情報の追加、按分計算を行うことにより、従来14日要していた月次レポート作成作業が6時間に短縮されました。その分、担当者の空いた工数でマスターデータのメンテナンスも今まで年1回だったものが、月1回に改善することが出来ました。

まとめ~導入ポイントと導入効果
DataMagicの利用を決定したポイントとその導入効果として下記が挙げられます。
今回は、弊社でのDataMagicの利用事例をご紹介させていただきました。
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DataMagic コラム一覧
- DataMagic for Windows インストール編
- DataMagic Manager インストール編
- “早い、安い、簡単”が魅力「DataMagic」のススメ
- Vol.1 〈文字コード変換:EBCDIC⇔Shift_JIS編〉
- Vol.2 〈文字コード変換:外字コード編〉
- Vol.3 〈文字コード変換:Unicode(UTF-8)編〉
- Vol.4 〈データ変換:パック⇔ゾーン編〉
- Vol.5 〈固定長⇒CSV データ変換編〉
- Vol.6 (番外編)HUB+DataMagic連携事例
- Vol.7 〈流通BMS⇒CSV変換編〉
- Vol.8 〈マッチング処理編〉
- Vol.9 〈全角⇔半角変換編〉
- Vol.10 〈DBテーブルデータ抽出編〉
- Vol.11 〈データ補正編〉
- Vol.12 〈文字列置き換え編〉
- Vol.13 (番外編)DataMagic導入事例
- Vol.14 〈データソート・ファイル分割編〉
- Vol.15 〈データ集計編〉
- Vol.16 〈ファイルマージ編〉
- Vol.17 〈HULFT定義一括登録編〉
- Vol.18 (番外編)HULFT-WebFiletransfer+DataMagic連携事例
- Vol.19 (導入事例編)弊社利用事例
- Vol.20 〈データマスキング編〉
- Vol.21 〈DB移行編〉
- Vol.22 〈共通コンポーネント:EBCDIC系コードの置き換え編〉
- Vol.22 Appendix 〈共通コンポーネントのインポート手順および実行手順〉
- Vol.23 〈共通コンポーネント:日付変換機能拡張編〉
- Vol.24 〈お客様要望を解決!:不正データがあってもデータ加工できる共通コンポーネント編〉