TCP/IP企業内・企業間通信ミドルウェア
機能・特徴
安全・確実なファイル連携
HULFTのファイル連携の基本は、1対1のホスト同士で行います。このファイル連携の要求発行は、配信側、集信側のどちらからでも行うことができます。また、1つのファイルを同時に複数拠点に転送する同報配信、ネットワーク資源を占有しない圧縮転送、間欠転送機能、転送中に異常が発生して配信が失敗した場合に、異常箇所から再度転送するチェックポイント機能など、数多くの機能を提供しています。
ネットワークの負荷軽減
間欠転送
転送データの1ブロックごとの転送間隔を配信管理情報に指定できるので、ネットワークを占有することなくファイル転送を行えます。
データ圧縮転送
転送データをHULFT 固有の方法で圧縮し、効率のよいファイル転送を行います。圧縮する/圧縮しないはファイル単位で配信管理情報にて選択できます。
運用の自動化
ファイルトリガ機能
特定のファイルへの更新(作成、削除、変更)をトリガに、ファイル転送処理、バックアップといった様々なジョブを自動起動することができます。
複数箇所への同報配信
複数のホストへ同一の配信ファイルを一度の要求発行で配信することができます。
ホストは最大で1,000箇所まで登録できます。
複数ファイルを一括転送
一度の転送処理で複数のファイルを転送できます。
複数箇所からの同一集信
複数相手先ホストから同一種類のデータを同一ファイルIDで集信し、1つのファイルに追加書きすることができます。
集信ファイルの世代管理
前回集信したファイルを保存しておきたい場合、世代管理ファイルとしてデータを集信することができます。世代管理数は最大9,999まで指定できます。
データ転送異常時のリカバリ
チェックポイントからの再配信
データ転送に異常が起きた後に、再配信要求により転送は異常箇所から再開します。
受信可能通知
集信側の設定により、受信可能状態になったことを相手ホストに通知できます。
再配信・再送要求
転送上の問題が発生した場合に限り、ネットワーク復旧後、自動的に再配信処理を実行できます。また、集信側ホストが何らかの異常によりファイルを受信できなかった場合も、再送要求を発行して再度、相手先ホストの配信処理を起動することができます。
業務処理とのスムーズな連携
集配信前後のジョブ起動
配信前と配信後に登録されたジョブを起動できます。
メッセージを送信
ファイル転送の際に、ファイルの内容とは別にメッセージを付加できます。メッセージは集信ファイルのファイル名や後続ジョブの値として使用できます。
リモートジョブ実行
他のホストのジョブをリモートで実行できます。この機能により、分散環境における定型ジョブの集中コントロールが可能となります。
共有ファイルサーバ上のデータ直接集配信
ネットワークファイル対応
NAS(Network Attached Storage)サーバやWindowsファイルサーバに蓄積されたデータを直接集配信できます。
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