<HULFT Script 技術コラム1>HULFT Script をインストールしてみよう
HULFT Scriptコラム一覧
- エンジニアインタビュー~HULFT Script編~
- HULFT Script 技術コラム1:HULFT Script をインストールしてみよう
- HULFT Script 技術コラム2:HULFTでSFTP/FTP転送ができるって本当?
- HULFT Script 技術コラム3:HULFT複数ファイル転送なら、HULFT Script!
- HULFT Script 技術コラム4:HULFTで中継処理なら、HULFT Script!
- HULFT Script 技術コラム5:知っておきたい便利なHULFTScript テンプレートとは
- HULFT Script 技術コラム6:20年超のノウハウが結集!知っておきたいHULFT Scriptテンプレートの魅力
- HULFT Script 技術コラム7:テンプレートで簡単に実現できる、柔軟なエラーハンドリング
- HULFT Script 技術コラム8:知らなかったではすまされない!「結合・分割」「圧縮・解凍」の落とし穴
- HULFT Script 技術コラム9:転送タイミングの制御も簡単!テンプレートで「待ち合わせ」処理
- HULFT Script 技術コラム10:万一のデータ消失に備えて!多彩なテンプレートでバックアップをサポート
HULFT Script 技術コラム Vol.1
インストール編
解説
HULFT ScriptはHULFTのオプション製品です。これまでバッチやシェルスクリプトで作成していたファイル転送の前後処理をGUIで簡単に作成することができるソフトウェアです。EAI製品として実績あるDataSpiderの基本機能を組み込んでおります。インストーラはHULFTとは別に用意しています。本TIPSでは「インストール前作業」、「インストール作業」、「インストール後作業」の順序でHULFT Scriptのインストールを紹介します。
インストール前作業
HULFT ScriptはHULFTのオプション製品のため、導入環境にはHULFTがインストールされている必要があります。
HULFTをインストール後、HULFTの管理画面から[ヘルプ]-[バージョン情報]でHULFT Scriptのライセンスを持っているか確認することができます。UNIX/Linux版の場合はutlhulversionコマンドで確認してください。

HULFT Scriptのライセンス情報はHULFTのインストールディレクトリで保持されております。そのため、HULFT Scriptのインストールではシリアル番号やプロダクトキーの入力が不要です。すでにHULFTのインストール時にアクティベーションされたライセンス情報を参照し、インストール可否を判断します。
インストール作業
HULFT Scriptのインストーラは以下の手順で設定をします。
本TIPSでは上記のポイントをご紹介いたします。その他の詳細なインストール操作については付属の「Script マニュアル」を参照してください。
ポイント1 ―接続情報の設定
HULFT Scriptが利用するポート番号をインストール時に指定します。利用されているポート番号かはnetstatコマンドなどで確認してください。

ポイント2 ―HULFTのインストール先の設定
導入済みのHULFTのインストール先ディレクトリをHULFT Scriptのインストーラで指定します。デフォルトではHULFTのデフォルトインストールパスが設定されております。HULFTをデフォルト以外にインストールしている場合、設定を変更してください。

ポイント3 ―ヒープサイズの設定
HULFT ScriptはJavaを使用します。Javaの使用するヒープサイズを設定します。導入環境に合わせて、設定を変更してください。

インストール後作業
ログイン
HULFT Scriptのログインをします。Windowsの「すべてのプログラム」から「HULFT8 Script」-「Studio for Web」でWebブラウザが起動され、ログイン画面が表示されます。ログイン用のユーザとパスワードを入力し、ログインしてください。以下のような画面が表示されれば、ログイン完了です。

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HULFT ScriptはSilverlightを利用するため、ご利用のブラウザによってはアドオンを追加するなどの必要があります。
テンプレートの取り込み
HULFT Scriptにはサンプルスクリプトのテンプレートを提供しております。インストール後、HULFT Scriptの設定画面から[コントロールパネル]-[サーバ移行]でテンプレートのインポートを行ってください。インポート用ファイルは付属の「template」ディレクトリ内に配置されております。 インポート後はHULFT Scriptの再起動が必要になりますので、HULFT Scriptの[コントロールパネル]で再起動を行ってください。

最後に
今回はHULFT Scriptのインストールを紹介しました。
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HULFT-ScriptはHULFT8のオプション製品のため、(HULFT ScriptOptionを含む)を選択してください。