DataSpider Servistaによるデータ連携基盤構築で
ECサイトの低コスト＆タイムリーなCX向上・改善を実現
コロナ禍による“巣籠もり”需要の増加にともない活況を呈しているECビジネスですが、刻々と変化する顧客ニーズをとらえ、勝ち残るための競争も激化しています。そこで重要になってくるのが、ECサイトの使いやすさ・わかりやすさやポイントシステムなど利用メリットの強化のほか、システムのレスポンスや確実性・安定性の向上、セキュリティの強化、商品出荷までのリードタイムの短縮など、CX向上の取り組みです。しかしながら、実際にこれらを実現しようとすると、商品マスタや顧客データなど基幹システム上のデータとの新たな連携が必要になるケースも多く、少なからず時間と工数がかかり容易ではありません。
課題
スクラッチ開発のシステム（データ連携処理）がタイムリーなCX向上の障害に
小売業A社では、コロナ禍で運営するECサイトの利用者が急増。ネットワークやシステムへの負荷が高まった結果、受注処理がうまくいかずトラブルになるケースが出はじめていました。特に、仕入れ先である海外拠点との連携で利用しているFTPは、一度の同期に最大30分程度要することがあるうえに、一部転送データの欠落などの不備も発生。レスポンスや確実性・安定性に課題を抱えていました。また、機能強化に向けた基幹システム連携開発では、引き継ぎやドキュメント作成がないまま開発担当が退職してしまった結果、処理プログラムの詳細理解に時間を要し、継続的な改修に支障が出る事態も。売上の維持・拡大を目指すためにも、これらの課題を解決しECサイトのCXを向上することが急務となっていました。
課題のポイント
- スクラッチ開発の連携処理は改修コストがかかり困難
- レスポンスや安定性・確実性が低くデータ転送の不備も発生
- タイムリーな機能追加などCX向上はEC売上拡大に不可欠
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