「ISDN(INS)」終了に伴う、大規模なシステム変更
代替手段の選定に苦慮する企業を救った新サービスとは?

解決
解決のポイント
- インターネット回線を利用するため、現在の設備をそのまま利用できる
- 「HULFT-WebConnect」はインターネットに対応しており、データがAES暗号化されているためセキュリティー対策も万全
- 「HULFT」を利用中であれば最小限のシステム変更で利用可能
HULFTのインターネット対応サービスにより、膨大な調整業務から解放
情報収集を続ける中、S氏は「HULFT」にはインターネットを介してセキュアなファイル転送を可能にしている「HULFT-WebConnect」というサービスが提供されていることを知りました。
「さっそくその特長を調べてみたところ、AESにより暗号化対応ができるため、セキュリティー面はクリアできることがわかりました。
またインターネットを使用するので、コストが抑えられます」(S氏)
D社ではひとまず、一部のユーザー企業で「HULFT-WebConnect」を試験的に導入し、スモールスタートでトライアルを重ねることにしました。
「このサービスなら既存のHULFTはそのままで、少しの設定変更だけでHULFTをインターネット対応にできます。HULFTを使っており、これまでと手順は変わらないため、わざわざ双方の企業でシステム入れ替えに立ち会ったり、通信確認をしたりする必要がなくなりました。当初は膨大な調整業務が発生することを想定していましたが、杞憂に終わりました。」(S氏)

S氏が想定していた業務が大幅に短縮化される目途がついたため、D社は全ユーザー企業とのやり取りに「HULFT-WebConnect」を採用すると決定しました。現在、S氏を中心として本番稼働に向け準備を進めています。