動作環境
Thunderbusの構成
Thunderbus Server(サーバ) と Thunderbus Agent(エージェント) の組み合わせで利用します。Server は自社サーバーまたは自社用クラウド IaaS 環境にインストール、Agent は Thunderbus とつなぎたいデータのあるマシンにインストールします。
Thunderbus Agentは 以下の種類があります。
ファイルエージェント
ローカルのユーザが指定したフォルダをHTTPの拡張プロトコルWebDAVを利用して共有することができます。
WebDAVを利用したファイル共有
Webサーバの指定ディレクトリにファイルをアップロードすることなく、イントラネット内にあるフォルダをユーザが指定するだけで、WebDAVを利用したファイル共有ができるようになります。
一般的なWebDAVクライアントソフトを使ったファイルの共有、WebDAVプロトコルを利用したアプリケーション開発、そしてDataSpider Thunderbus コネクタを利用したデータ連携が可能です。
HTTPエージェント
インターネット越しにイントラネット内のHTTPサーバへリクエストを送信しレスポンスを取得することができます。
[リバースプロキシを利用した社内Webアプリケーションの活用]
インターネット越しにイントラネット内に構築されたWebアプリケーションへHTTPリクエストを送信しHTTPレスポンスを取得することができるようになります。
イントラネット内にしかないデータをイントラネット内に保持したまま、インターネット上のアプリケーションから必要なタイミングで必要なデータのみを利用したり、イントラネット内のWebアプリケーションに追加された、例えばマスタデータをリアルタイムにインターネット上のアプリケーションでも利用することが可能になります。
DBエージェント
クラウド環境の DataSpider Servista から Thunderbus を経由して、オンプレミス環境にある DB サーバーへアクセスすることが可能です。データの読み取りのみが可能です。
対応OSと必須ソフトウェア
「Thunderbus 動作環境検索」ページにて過去バージョンを含む動作環境をご確認いただけます。
動作環境検索の使い方
- OS選択では「OS区分なし製品」をお選びください。調べたい対象のバージョンをお選びください。
- 検索ボタンをクリックしてください。
- 下部に「対応OS情報、対応Webブラウザ情報、必須データベース情報、必須ソフトウェア情報」が表示されます。
DataSpider Servistaとの連携
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Thunderbus とDataSpider Servistaを連携させる場合は、DataSpider Servista の対応バージョンは 3.2 SP1以降となります。
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Thunderbus DB Agent を利用する場合には、DataSpider Servista の対応パージョンは4.1SP4以降となります。
仮想化環境について
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VMWare、Hyper-V、Citrix XenServer 上のThunderbus対応OSをサポートしています。
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仮想化環境でのご購入をご検討の場合、ライセンス・年間サポート サービス価格につきましてはお問い合わせください。