HULFT運用管理のさらなる最適化・自動化を実現
HULFT-HUB Ver.3.10.0 提供開始のお知らせ
(2025年12月3日(水)リリース)
この度、HULFT専用統合運用基盤ツール「HULFT-HUB」は機能強化を実施し、最新バージョンである HULFT10 に正式対応いたしました。
これにより、お客様は HULFT10 の新機能をシームレスに活用し、より高度なデータ転送管理と運用効率化を実現いただけます。
HULFT10(オンプレミス版)への管理対象拡張
HULFT-HUBがオンプレミス版 HULFT10を新たにサポートしたことで、HULFT10環境も含めた統合的な運用管理が可能になり、複数バージョンを扱う運用負荷を大幅に軽減できます。
これにより、環境差異に悩まされない安定した運用とバージョン移行のしやすさを実現します。
追加管理対象
- HULFT10 for zOS Ver.10.2.0
- HULFT10 for IBMi Ver.10.2.0
- HULFT10 for UNIX Ver.10.2.0
- HULFT10 for Linux Ver.10.2.0
- HULFT10 for Windows Ver.10.2.0
Zstandard(ZSTD)圧縮方式への対応
大容量ファイル転送で利用が広がるZstandardに対応したことで、より高速・効率的なデータ転送が可能 になります。
HULFTとHULFT-HUB間で同一圧縮方式が利用できるため、転送パフォーマンスが最適化され、業務処理時間の短縮や転送コスト削減 に貢献します。
FIPS 140-2 対応の転送データ暗号化に対応
転送データの暗号化・復号処理がFIPS 140-2対応モジュールで行えるようになり、より高いセキュリティ基準でデータを保護できます。
HULFT側のセキュリティ要件と一貫性を持たせられるため、監査対応や内部統制の強化に役立ち、安心して機密データを扱える運用環境 を構築できます。
PCI DSS v4 準拠のファイル削除(復元不可能化)への対応
復元不可能な状態でファイルを削除できる機能により、PCI DSS v4に準拠した高度なセキュリティ運用を HULFT-HUB 上でも実現できます。
金融・決済関連業務をはじめ、厳格なコンプライアンスが求められる場面でも安心して利用でき、情報漏洩リスクの低減と安全性の確保に大きく貢献します。
その他不具合修正および機能強化
詳細については製品ドキュメントをご参照ください。
HULFT-HUB Ver.3.9.0 提供開始のお知らせ
(2022年6月3日(金)リリース)
大規模HULFTユーザ様向けのHULFT専用統合運用基盤ツール「HULFT-HUB」の機能を更に改善しました。
高強度暗号強制モードへの対応
高強度暗号強制モードを有効にした状態のHULFT間でのファイル転送を、HULFT-HUBで管理および各種要求の中継が可能になりました。これにより、より強化されたセキュリティを保ちながら、HUB管理下(クライアント登録)で運用することが可能になります。
- ※
高強度暗号強制モードとは HULFT Ver.8.4で追加された機能です。
高強度暗号強制モードを使用する場合は、配信側、集信側の双方のホストで、転送ファイルの暗号化方式に「AES」を使用、暗号キーを64桁の16進文字列(0~9、A~F)にすることが求められます。
これにより、高強度暗号強制モードを有効にしたHULFT間は、よりセキュアなHULFT通信が可能です。
HULFT-HUB Managerからの接続要求の制御
ネットワークアドレス単位でHULFT-HUB Managerからの接続の許可、拒否が出来ます。許可/拒否の設定には優先度が設定でき、これによりファイアウォールのような設定が可能になりました。
その他不具合修正および機能強化
詳細は製品付属のドキュメントを参照下さい。
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