HULFTの特長

Managed File Transfer(MFT)

安全・安心、確実なファイル連携ミドルウェア「HULFT(ハルフト)」とは?

確実性・信頼性 幅広いOS対応 自動化

HULFT(ハルフト)は、企業活動において発生する売上データや顧客情報、ログデータなど、ITシステムに蓄積されたデータの送受信を行うファイル連携ミドルウェアです。業務システムの基盤として使えるように、文字コード変換を始めとする多彩な機能を備え、サーバーやプラットフォーム、コード体系などが異なる様々なファイルを、業界標準のTCP/IPプロトコルを使って安全、確実に送り届けます。

幅広い対応OSにより、企業内・企業間ファイル連携の標準化を実現

HULFTはWindowsやLinux、UNIXはもちろん、z/OSやMSPなどの各メインフレームをはじめ、IBM iに代表されるミッドレンジコンピュータとのファイル連携を自動化し、企業内、企業間の各種業務アプリケーションとのシームレスなデータ連携が可能です。

スクラッチ開発不要でファイル転送に必要な処理を自動化​

HULFTは、ファイル転送に必要な各種処理をHULFTの設定で吸収する、という思想のもとで開発されています。
HULFTにより、FTPで発生するスクラッチ開発が不要となり安全・確実なファイル転送の自動化を実現できます。

標準で暗号化機能を搭載

HULFTは、お客様のデータを安全に転送するために、標準で暗号化通信を実装。暗号方式は、HULFT暗号・AES(オプション製品)の2種類から選択可能です。

転送データの盗聴、漏洩、欠落、改ざんを防止

秘密キー方式の独自暗号を採用

転送データは、ファイルIDごとに160ビットレベルの秘密キー方式の暗号化を行うことができます。また、ネットワーク上では独自プロトコルによる転送を行います。さらなるセキュリティ向上策として、アメリカ合衆国国立標準技術研究所(NIST)が認定したAES暗号化方式に対応。

  • AES暗号のご利用には暗号オプションが別途必要となります。
データ検証の精度が向上

転送データからハッシュ値を作成しデータ検証を行うことで、ファイルの転送で受信したデータと配信時に送られたデータとの整合性を検証。データの欠落や改ざんを検知します。

不正アクセスや操作ミスの特定、防止

詳細な操作履歴を自動管理

HULFTはファイルアクセスログやコマンド実行ログを自動管理。
「誰が・いつ・何をしたか」という詳細な操作履歴を記録できます。

データセキュリティや、アクセス権限制御を強化

ネットワーク上のデータ漏洩対策をより強固にするために、内部データ通信のセキュリティを強化。HULFTのアクセス権設定をOSの権限設定と連動させ、厳密なアクセス制御が可能です。

ジョブ実行要求の受付を制御

要求受付側のホストの設定によって、ホスト単位でのジョブ要求やファイル転送を制御できます。

「HULFT-HUB」との連携で、伝送経路のセキュリティ強化

セキュアかつスピーディな転送を実現

「HULFT-HUB」をプロキシとして使えばファイアウォールや転送中継の設定変更が不要に!

中間ファイル生成による処理負荷、時間ロス、情報漏えいリスクまで全て解消します。

HULFT-HUBの製品情報はこちら

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