Vol.3 履歴の管理
HULFTセミナー担当の岡崎です。
こんにちは、HULFTセミナー担当岡崎です。
もうすぐ9月になりますが、まだまだ暑い日が続いています。
8月は夏季オリンピックが開催され、リオデジャネイロでは熱戦が繰り広げられました。
日本選手は過去最高数のメダル数41個を獲得し、地球の裏側の日本でも大いに盛り上がりましたね!
9月7日からはパラリンピックが始まりますが、引き続き日本選手に期待したいですね。
今回で3回目となる、HULFTの使い方、使われ方をお伝えするHULFT小話。
今月も皆さまにお届けしてまいります!!
ファイル転送をする際、結果確認のため履歴の記録は不可欠です。昨今だとIT統制への対策として転送履歴の記録および保存をしなきゃいけないという場合もあります。企業のガバナンスに欠かせない要素の1つです。 また、不正なアクセスや操作があった場合に、それが故意なのか単なる操作ミスなのかを追跡するため、履歴を参照したいということもありますよね。
ですが、履歴の出力機能がなかったり不十分だということがあります。例えば、履歴がリアルタイムに出ず、時間差で出力されるというような場合 何かあった場合に、タイムリーに対処することができずに困ったということはありませんか?
また、出力された履歴を自動で削除するとか、一定のサイズになったら上書きするというような仕組みがないというような場合もあります。気付いたら相当なサイズになっていて業務に支障をきたしてしまうということもあるんですね。
このような履歴の出力に関しては、自前で作り込んだり、何かツールを使えば管理できるのですが、工数もかかってしまいますし、不都合だなあと感じてしまいます。
HULFTの履歴管理はといいますと、転送履歴として一転送ごとにファイル転送に関する情報を記録しています。さらに、操作ログとして、いつ・誰が・どんな操作を行ったのかを記録していますので、不正アクセスや操作ミスの追跡ができるようになっています。
転送履歴では何時何分に送ったのか、送られてきたか、どういう結果であったかという履歴を証跡として残せます。
転送がエラーになった場合は、発生したエラーに応じたエラーコードが表示され、さらにエラーの内容、その対処法についても画面から確認できるようになっています。ですので、どんなエラーがあったのかをすぐに確認し、対処することができるのです。
操作ログは、「ファイルアクセスログ」と「コマンド操作ログ」の2種類で管理しています。
「ファイルアクセスログ」ではどのファイルがいつ作成、更新、また削除されたかを記録し、「コマンド操作ログ」では誰がどんな操作を実行したのかを確認することができます。
さらにHULFTでは、履歴ファイルの切り替えのしきい値を設定することができるのでログローテーションの自動化により運用の効率化を図ることもできるのです!
HULFTのファイル転送では、タイムリーな履歴の確認はもちろんのこと 履歴の出力設定、例えばログの切り替え値なども設定できるため、自動的にバックアップを取ったり、システムに負荷をかけない運用など、お客様の環境に合わせて柔軟にログ管理ができるようになっているのです。
次回からもHULFTのちょっとした活用ポイントをお届けしてまいります!お楽しみに!
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