Vol.1 「データの完全性」を保証するHULFT転送
FTP転送でデータが正しく届いていない!HULFTだったらどうする?
HULFTセミナー担当の岡崎です。
7月から新たに本メールマガジンにて、セミナーにお越しいただいたお客様の声を元に、HULFTの使い方、使われ方をご紹介する「HULFT小話」を始めます。
お客さまから多く頂いている疑問・質問もご紹介していきますので、ぜひご愛読のほど、よろしくお願いします。ファイル転送、データ連携に関する業務課題の解決にお役立てできるよう頑張ります!
FTPからの置き換えでご導入いただくことが多いHULFT。
このコラムを読んでくださっているお客様も一度は使ったことがあるのではないでしょうか?HULFTと比較検討されることの多い「FTP」ではできないことをHULFTは実現することができます。そのポイントをお伝えします。
ファイル転送と言うとHULFT……ではなく、FTPをご想像される方も多いのではないでしょうか。
FTPって便利ですよね。無料で使えるのもポイント高いです。
でも、FTPを使っていて、エラーが出ていないのにデータが正しくない!?という経験はございませんか?
業務時間も迫る中、どこでエラーが出てたのか、どうやってデータを復旧するのかを調査し、早急な業務復旧ができるようエンジニアの方が対処しますよね。
さらに根本原因の調査、恒久的な解決をするには時間がかかってしまいます。
データ改竄が無いかを確認することも含めて、FTPを利用する場合によくある運用の一つに、チェック用にMD5のファイルを送って確認するという方法がありますが、考えるだけで「手間がかかるな……」と感じてしまいますよね。
このような状況が生まれるのは、FTPが通信の切断を検知できないことや、TCP/IPプロトコルがデータの完全性を保証しているわけではないことなどに起因しています。あれ?TCP/IPを使っているんだから、HULFTも一緒だよね?っと思った方、そうではありません。HULFTには、データの完全性を保証する機能が備わっているのです。
HULFTは、データの完全性を、件数、サイズ、ハッシュ値の3つの値で確認しています。データを受け取った側で配信データとの整合性のチェックを行い、不整合があった場合はエラー通知を行います。
個人情報や売上情報などのクリティカルなデータは完全性が確実に担保されていなければいけませんよね。そのために、多くの工数をかけて完全性を保証する機能や運用を作るのではなく、HULFTなら件数やサイズチェックは標準で、ハッシュ値のチェックは設定ひとつで実現できるのです。
次回もファイル転送で使えるHULFTの活用ポイントをお届けします!次回の配信は、8月第一週の予定です。ぜひ、お楽しみに~。
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連絡先:hulseminar@hulft.com
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HULFT製品の評価版をご提供しております。60日間ご利用が可能です。お申込みから90日間のサポートも完備。インストールから実際のご利用まで皆さまをバックアップします。ぜひ、お気軽にお申込みください。
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HULFT製品ってどんな製品?どんな機能があるの?という疑問解消セミナーから、実機を使って実際にHULFTを操作をする事で製品のご理解をいただくハンズオンセミナーまでご用意しております。ぜひ、ご参加ください。