株式会社りそな銀行様
- 業種・業態
- 金融・証券
- 導入製品
- HULFT / DataMagic
- キーワード
- データ変換 / データ連携基盤
りそなグループの大規模な「新情報系システム」を支えるデータ基盤をHULFTおよびHULFT-DataMagicで実現。円滑な銀行業務に欠かせない高信頼のデータ伝送が可能に。
USER PROFILE
- 企業名:
- 株式会社りそな銀行
- 事業概要:
- お客さまに最適な商品・サービスをスピーディーに提供する「新しい金融サービス業」としてのビジネスモデルを構築
株式会社りそなホールディングス
IT企画部 グループリーダー
株式会社りそな銀行
システム部 グループリーダー
亀岡 修 氏
株式会社りそなホールディングス
IT企画部 グループリーダー
株式会社りそな銀行
システム部 グループリーダー
佐々木 隆一 氏
課題
- メインフレームベースの情報系システムは稼働から約25年が経過。古いIT資産が残存するなどシステム面の非効率性が顕在化していた。
- 銀行内にはメインフレームやオープン系システムが混在。多様なフォーマットに対応した文字コード変換が必要だった。
- システム間のデータ連携処理をFTPベースで開発すると、多様なフォーマット変換やエラー処理などの仕組みを作り込まなければならない。
解決のポイント
りそなグループ(りそなホールディングス、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行)はメインフレームベースの情報系システムの老朽化対策として、オープン系基盤による「新情報系システム」を実現した。その中で勘定系システムの文字コード変換、各種業務システムとの連携を担うのが、HULFTおよびHULFT-DataMagicで構成される「データハブ基盤」である。これにより、多様なデータの抽出から加工・変換、そしてデータベース連携までを含めた一連のプロセスを自動化し、各種システムをつなぐ安定的で高速なデータ伝送が可能になった。ミッションクリティカルな銀行システムの中で、データハブ基盤は200GBものバッチデータを30分以内で伝送する。1日のバッチ処理のデータ総量は最大で800GBにのぼることもある。高品質・高信頼のデータハブ基盤のメリットを活かし、他システムにおけるデータの抽出・加工の自動化を図るなど、活用範囲はさらに広がりつつある。
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所属・役職・社名等は取材当時のものとなります。