HULFT DataCatalog

散在したメタデータを収集・整理・カタログ化

2023年4月5日(水)
HULFT DataCatalog Ver.1.3 リリースのお知らせ
リリース日
2023年4月5日(水)
製品名
HULFT DataCatalog Ver.1.3
主な新機能・追加機能
■ データプロファイリング

データに欠損がある、想定外の値が存在する、複数のデータパターンが混在しているなど、データ品質が低い場合、有効な分析を行うことが困難になります。 そこで、データ品質の全体像を把握するデータプロファイリング機能を搭載し、自動的にデータの状態を可視化することが可能になりました。

データベースのカラムやCSV ファイルのスキーマを解析し、データ品質を画面で確認できるようになったことで、データ分析にそのまま使用できるのか、それともクレンジング等を必要とするのかを判断する手助けとなり、誤った分析や手戻りを予防して効率的なデータ活用が可能になります。

■ データテスト

源泉システムからデータ統合基盤へデータを供給する際、桁数が揃っているか、氏名などの区切り文字で全角半角スペースが統一されているかなど、データ品質が要件に合致しているかのテストに多くの時間を必要とします。 そこで、データベースやCSV ファイルのカラムに対して、データ利活用の要件に合致しているかを検証する機能を搭載しました。

個別のデータ源泉毎に実施するテストをデータカタログ上で一元化することで、テストパターンの再利用性を高め、テストに費やす時間とコストを圧縮することが可能になります。

実施できるチェック項目

  • Nullの値があるかどうか
  • 重複している値があるかどうか
  • 指定した数値より下の数値はあるか
  • 指定した数値より上の数値はあるか
  • 指定した正規表現にあったデータであるか
■ カスタムビュー

利用者がデータを利活用する際、そのままのデータ形式では利用しにくく、複数のデータを結合、ソート、フィルタするなど目的に沿った形にデータを整形しなければならない場合があります。 そこで、利用者自身がデータを自由にカスタマイズ(抽出や結合、並び替え)して仮想的な表を作成することができる機能を追加しました。

既存環境に影響を与えることなく求める形にデータを整形できるため、データの利便性を向上させることができます。またカスタマイズしたデータは他のデータ利用者とも共有することができ、データの共同利用を促します。

■ その他のリリース内容
  • アセット閲覧数の表示

データベースやテーブルなどのアセット詳細画面にて、該当アセットを閲覧したユーザー数を確認することができるようになりました。これにより、数多くのデータの中から頻繁に利用されているデータが分かるようになり、データ資産に対する利用者のニーズを把握できるようになります。

  • アセットの完全一致検索

アセット検索の際に指定キーワードでの完全一致検索を行えるようになりました。膨大なデータの中からノイズを排除して効率よく検索できるため、必要な情報だけを取得することが容易になりました。

  • アセットへのオーナー設定

旧バージョンでは、データベースやオブジェクトストレージといった接続先単位にしかオーナー設定を行えませんでしたが、新バージョンでは接続先の下位アセットにも個別にオーナーを割り当てることができるようになりました。データベースやスキーマ、バケット、ファイルといった単位でオーナー設定が可能になったことで、責任移譲が可能になり、きめ細やかなデータ運用が可能になります。

その他機能強化や不具合修正を行っております。

  • 詳細については、製品に付属のリリースノートをご参照ください。
2022年6月3日(金)
HULFT DataCatalog Ver.1.2 リリースのお知らせ
リリース日
2022年6月3日(金)
製品名
HULFT DataCatalog Ver.1.2
HULFT DataCatalog とは

デジタル化のさらなる進展により企業の持つデータ資産が爆発的に増大する中、それらのデータを有効に利活用することがデジタル時代の経営戦略には欠かせない要素となっています。

データが多種多様化し、さまざまなシステムに点在する中で、判断の材料となるデータを迅速に入手することは困難を極めます。こうした課題を解決するのがメタデータマネジメントプラットフォーム HULFT DataCatalog です。

HULFT DataCatalog は、データの所在や更新日時、データ管理者といった“メタデータ”を自動的に収集してカタログ化します。

システムに点在するデータを横断的に探索することで、データ利用者は欲しいデータをすぐに発見・入手することができ、データが表すビジネス上の意味を正しく理解することで、データに裏打ちされたすぐれた意思決定をすることができます。判断に必要なデータの発見と理解を支援することで、企業のデータ活用を促進します。

HULFT DataCatalog Ver.1.2
■ シングルサインオン認証と Active Directory 連携

従来のローカル認証(パスワード認証)に加え、SAML 2.0 によるシングルサインオン認証(SSO/SAML認証)と Active Directory 認証を選択できるようになりました。

また Active Directory のユーザーを HULFT DataCatalog のユーザーに同期できるようになりました。

  • SSO/SAML 認証

シングルサインオンに対応したことで、HULFT DataCatalog を含む複数サービスのアカウントを1つのアカウントで管理できるようになります。

  • Active Directory 連携

Active Directory 認証で本製品にログインできるようになりました。

また Active Directory のユーザー情報と同期することで、HULFT DataCatalog 専用のユーザーアカウントを作成する必要がなくなり、システム管理者の負担が軽減されます。

■ Google BigQuery と Google Cloud Storage に対応

接続先種別として新たに Google BigQuery と Google Cloud Storage を追加しました。

Google Cloud Platform でデータ基盤を運用しているお客様にも本製品をお使いいただけるようになりました。

  • Google BigQueryでクロールできる情報

    データセット情報
    テーブル/ビュー情報
    フィールド情報

  • Google Cloud Storageでクロールできる情報

    バケット情報
    フォルダ/ファイル情報

■ UI/UXを改善しさらに使いやすく

より直感的で分かりやすいユーザインタフェースへ改善し、使いやすさを向上しました。

  • アセットに論理名などを記載するための「表示名」を追加
  • それぞれの一覧画面に検索ボックスや絞り込み項目を追加
  • 検索インデックスの再構成をスケジュールで実行できる機能を追加
  • 件数が多い場合のパフォーマンス改善

    など

その他機能強化や不具合修正を行っております。

  • 詳細については、製品に付属のリリースノートをご参照ください。
2021年9月3日(金)
HULFT DataCatalog Ver.1.1 リリースのお知らせ
リリース日
2021年9月3日(金)
製品名
HULFT DataCatalog Ver.1.1
HULFT DataCatalog とは

昨今、企業経営におけるデータ活用の重要性がかつてなく叫ばれている一方、上手くデータ活用がなされていない 企業が大多数を占めていると言われております。

そのデータ活用を阻害する要因には、企業内に存在しているデータが、様々な形式で分散管理されており、どこにどのようなデータがあるか十分把握できていない現状があります。

HULFT DataCatalog は、散在する様々なデータの状況を把握し、カタログ化することで、誰でもデータを活用可能にするメタデータ管理製品です。

HULFT DataCatalog Ver.1.1

HULFT DataCatalog Ver.1.1 では、Ver.1.0 でご要望の多かった機能の追加や改善を実施しております。

■ より多くの情報資産をカタログ化することが可能に

汎用的なデータアクセス手順である「JDBC」に対応したことにより、企業が運用するデータベースの多くをメタデータ管理の対象とすることが可能となります。

■ ビューの参照元までさかのぼって目的にあったデータかを確認可能に

データベースのビューが参照しているテーブルを確認することが可能になりました。

これにより、ビューを構成するテーブルまで遡って、使用目的にあったデータかを確認することができるようになります。

■ データ整合性制約の確認が容易に

データベースのカラムに付与されている整合性制約を、画面上で確認できるようになりました。

テーブルに格納されるデータの種類を限定する制約の確認が容易になったことで、データ利活用におけるデータ準備作業の効率化を図ることができます。

■ データ利活用状況のモニタリング

ユーザーのデータ利活用状況をモニタリングすることができる「アクティビティレポート」を追加しました。

このアクティビティレポートを参考に、データ利活用を推進するための施策を検討することで、より効果的な施策の立案が可能になります。

■ 画面デザインを改善し、さらに使いやすく

クロールの進捗を確認できるプログレスバーや、用語・タグの表示の絞り込み機能を追加、また全体的にフォントや色などの画面デザインを改善し、より直感的で使いやすいユーザインタフェースへの改善を実施しております。

その他機能強化や不具合修正を行っております。

  • 詳細については、製品に付属のリリースノートをご参照ください。
2020年12月24日(木)
HULFT DataCatalog 1.0 リリースのお知らせ
リリース日
2020年12月24日(木)
製品名
HULFT DataCatalog 1.0
データからひらめきを生み出すメタデータマネジメントプラットフォーム

日々増え続ける企業のデータ資産。HULFT DataCatalogは、企業内で分散管理される様々なデータの情報(メタデータ)を集めてカタログ化。所在や来歴を可視化し、データに関するナレッジを共有することで、データ探索の効率化とデータの“中身”に関する理解を支援。誰でもみずからデータを選び、もっと自由にビジネス活用できるようになります。

[特徴]

HULFT DataCatalog では、Web 検索するかのように、簡単に欲しいデータを見つけ出すことができます。データの意味や来歴、関連用語も理解でき、「信頼できるデータ」を選択するプロセスをセルフサービス化します。さらに DataSpider と連携することで、発見したデータの活用・分析までスムーズにつなげることができます。

[機能概要]

メタデータの収集と検索

企業内に存在する様々なデータの付随情報(メタデータ)をクローラが自動収集。企業内のあちこちに分散するすべてのデータから欲しいデータを探すことができます(同義語/類語/関連語での検索も可能)。検索結果は関連スコアによりソーティングされ、可能性の高いデータが表示されます。検索結果データのプレビューおよびダウンロードにも対応しております。

データ品質の確認、個人情報や機密情報のガバナンスチェックも容易になります。

データリネージュ

対象データの来歴(ソース, 生い立ち, 連携元)をビジュアルで表示します。

目的のデータがどのシステムから連携され、どのシステムへと繋がっているのか、直感的に把握することができます。データの来歴を理解することで、ニーズに合ったデータなのか、信頼できるデータなのかを把握することができ、データにもとづく判断の精度を向上させます。

  • データリネージュは、HULFT DataCatalog と DataSpider Servista を組み合わせてお使いの場合に表示されます。

ビジネスグロッサリー

ビジネスで利用する用語と意味を統一します。定義された用語をデータと紐付けることで、誤った理解に起因するデータの誤利用を防ぎます。関連用語によるデータ検索をより容易にします。ビジネス用語とシステム用語が紐付けられることで、ビジネス部門とシステム担当者とのデータに関する意思疎通が円滑になります。

データエンリッチ(評価・タグ・コメント)

データ提供者とデータ利用者の双方で、データの説明や利用方法、注意事項といったナレッジを共有し、社内の全員が同じ知識でデータを利活用することができます。

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