Stanley Electric Sales of America Inc.様

- 業種・業態
- 製造
- 導入製品
- HULFT
- キーワード
- 運用負荷軽減 / 業務自動化・効率化
倉庫と業務システム(Microsoft Dynamics)のファイル転送基盤にHULFTを導入。FTPで最大30分要した転送処理をわずか3分に短縮し、信頼性向上と業務リスクを低減
USER PROFILE
- 会社名:
- Stanley Electric Sales of America, Inc.
- 事業内容:
- スタンレー電気の米国現地法人の1社として、半導体・超小形電球・電子機器製品などの販売を担う。
Stanley Electric Sales of America, Inc.
代表取締役社長
塩田 裕康 氏
Stanley Electric Sales of America, Inc.
CFO
Ami Ken 氏
課題
- 入出庫情報を扱う倉庫管理システムと、発注処理などを行う業務システム間のファイル転送はFTPで行っていたが、1件の転送処理に30分かかることもあった。
- ファイル転送は正常終了しても、データが正しく届いていないことがあった。誤った情報をもとに出荷してしまうと、顧客に迷惑がかかり、会社の信用にも傷がつく。
- 従来はファイル転送処理にトラブルが発生すると、膨大なログの中から不具合箇所を探し出し、修正・再送処理が必要。復旧作業に多大な手間と時間がかかっていた。
解決のポイント
Stanley Electric Sales of America, Inc.は倉庫管理システムと業務システムをつなぐFTPの仕組みを刷新。HULFTによる新たなファイル転送基盤を実現した。これにより、従来30分かかっていたファイル転送の待ち時間が最大でも3分に短縮され、タイムリーな発注業務が可能になった。また万が一、ファイル転送にトラブルが発生した場合は、後続の転送処理を自動でストップする。誤った情報のまま発注や出荷する事態を防げるので、リスク防止につながる。転送処理がストップした段階で、即座にデータ修正を行えるので、保守作業も効率化された。今後、運用を継続していけば、工数削減によるコストメリットも期待できる。
倉庫への入庫があれば、その情報が倉庫管理システムから本社の業務システムに通知され、データベースに反映される。本社は業務システム上の最新データベースをもとに、倉庫に対して顧客情報や品番、請求書データなどを付加した出荷指示を出す仕組みだ。
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所属・役職・社名等は取材当時のものとなります。