株式会社アジュバンホールディングス様

検証・本番環境構築ともにわずか2日のスピード導入。
ユーザに一切負担をかけないスケジュール同期を実現。

業種・業態
製造
導入製品
PIMSYNC
キーワード
スケジュール同期

今から30年ほど前、肌が弱い方が利用できるスキンケア商品の開発・販売からスタートしたアジュバン。現在は、糖とミネラルに注目した独自の皮膚理論に基づいた様々なラインナップを展開し、技術・知識を持つプロフェッショナルを擁するサロン経由での販売をおこなっている。

2021年にはさらなる事業拡大を目指し、持株会社制を導入。これを機に営業力強化を図るべく、その基盤としてSaleceforceの導入が決まった。営業社員のスケジュールはすべてSaleceforceで管理する一方で、管理部門の社員はグループウェアで管理している。スケジュール情報を両者で連携したい……その解決策として導入したのがPIMSYNCだ。検証2日、本番導入2日という短期間導入を成し遂げた背景を伺った。

お客様の課題

Saleceforceからグループウェアへスケジュール情報を連携したい

導入効果

インストール・運用を
自社でおこない、
短期間で導入

社員が気づかないほど
スムーズに連携し、
問い合わせも
ほぼゼロ

安定した運用
“当たり前にスケジュールが
連携されている”状態
を実現

Salesforceを導入し、営業活動を一新する

「美しさに、正しくありたい」その想いに忠実に、地道な研究・開発を続け、スキンケアを中心に、ヘアケア、ボディケアなどの製品を展開。2021年の体制変更により、管理部門をアジュバンホールディングスに集約、アジュバンコスメジャパンは営業に特化する形となった。アジュバンコスメジャパンでは、以前からSFA機能を持つグループウェアを用いて、営業活動を管理していたものの、日報などをうまく活用できず、データ活用も進まない状況となっていた。営業力を強化するためにもデータを蓄積し、活用できる環境が必須と、まずは基盤となるシステムから大きく変革する方針が打ち出され、Salesforce導入が決まった。

株式会社アジュバンホールディングス
事業支援本部 システム管理支援グループ マネージャー
今枝 裕 様

ここで問題となったのが、スケジュールの共有だ。Salesforceが導入されれば、営業社員はSalesforce上でスケジュールを管理することになるが、既存グループウェアを利用し続ける管理部門の社員は閲覧できない。営業と製品開発がともに参加するプロモーション活動などもあり、スケジュールが共有できなくては不便だ。「出張費精算の申請があった際に、経理部門社員が該当するスケジュールを確認することもありますし、営業の予定を見て、『サロンの方と打ち合わせ中だから電話するのは後にしよう』など、管理部門の社員が営業のスケジュールを確認する機会は意外と多くあります(今枝氏)」

スケジュール同期に特化したPIMSYNC。
必要な情報がそろい、自分で導入・運用できる

管理部門のスケジュールは基本的にグループウェアで管理していたが、既存グループウェアはSalesforceとの連携に非対応だった。まずは営業がSalesforceとグループウェアの両方にスケジュール登録する運用でスタートしたが、二重入力の手間がかかるこの状況はなるべく早く解消したいと考えた。

そこで、まずはSalesforce連携に対応していない既存グループウェアを、サイボウズ社の「Garoon」に移行することを決めた。そのうえで、GaroonとSalesforceのスケジュールを同期するツールを検討していった。「いくつか候補があるなかで、見つけたのがPIMSYNCです。システム間のデータ連携全般をおこなうツールなどでは、用途に対して機能が豊富すぎると感じており、スケジュール同期に特化しているPIMSYNCに好印象を持ちました(今枝氏)」

株式会社アジュバンホールディングス
事業支援本部 システム管理支援グループ マネージャー
葛巻 賢二 様

早速、大塚商会に依頼して、試用版を申し込み。検証をおこなったが、わずか2日で完了した。初日に不明点があったものの、問い合わせをおこない、翌営業日に返信された内容に沿って作業することでクリア。スケジュール同期にも問題がなく、スムーズに導入が決まった。

「実は少し前に、別のシステムでHULFTを検証したのですが、手順書などサポート情報が豊富にそろっており、これならインストールから運用まで自分たちでできるという印象でした。PIMSYNCもセゾン情報システムズが提供しているので、同じように使えるだろうという信頼がありました(葛巻氏)」

パスワード変更にどう対処するか。社員に負担をかけない運用を模索

1点、対応が必要だったのが、Garoonのユーザパスワードの扱いだ。PIMSYNCでは、Salesforce側は管理者のID・パスワードで連携するが、GaroonはユーザごとのID・パスワードを用いて連携する必要がある。つまり、運用開始後に、ユーザがパスワードを変更すると、Garoon側のパスワードも変更しなければならない、ということだ。

「システム面ではとにかく社員に負担をかけないことを重視しており、この運用は避けたいと考えました(葛巻氏)」そこで、以前からActive DirectoryとOffice 365のシングルサインオンに利用していたHENNGE ONEにGaroonを追加。社員は1つのIDとパスワードでグループウェアまで使える形とした。PIMSYNCとは、社員が利用することがない初期設定パスワードを用いて連携し、パスワード変更の問題を回避した。

気づかないくらい自然に運用を開始。今後も社員の理想形を目指し続ける

本番環境も2日で構築でき、2024年1月からPIMSYNCの本格運用を開始。インストールするサーバの負荷や、ウイルス対策ソフトとの競合なども懸念していたが、問題なく稼働している。

「社員にはGaroonに切り替わったらSalesforceとスケジュールが連携されますと通知はしましたが、『知らないうちにできるようになっていた』くらいの印象だと思います。ITに詳しい社員ばかりではないですし、社員が分からないこと・戸惑うことがあって問い合わせをして……となると業務も止まってしまいます。困ることがないくらい当たり前に運用されている、というのがベストだと考えています(今枝氏)」同社では、グループ会社のシステム全般を2名で担当していることもあり、問い合わせ対応も負担になる。リリース後の問い合わせをいかに減らすかは大きなポイントだが、PIMSYNCは実際ほとんど問い合わせがないという。

今後は、グループ内の様々な仕組みを統合するプラットフォームの整備を進めていく。「トライアル導入したものなどを、1つにまとめていくフェーズに入ります。現場の声を取り入れながら、社員がやりたいことがうまく回る仕組みを実現できればと思います(葛巻氏)」

株式会社アジュバンホールディングス・株式会社アジュバンコスメジャパン

1990年創業。糖とミネラルを使用する独自の皮膚理論に基づいて、化粧品・ヘアケア製品などの開発をおこない、「Re:>>>」「KASUI」「TOUQU to tone」「rafuna」など様々なブランドを展開する。サロンでのカウンセリングを通した販売に限定し、1人ひとりの肌や髪の状態・悩みにあわせた製品を届ける。

販売パートナー:株式会社大塚商会

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