HULFTの課題解決ソリューション｜情報システム部門向け
IT管理者にのしかかる入社対応業務
アカウント設定や証明書発行の煩雑さをどう解消するか

入社シーズン、IT管理者に訪れる“嵐”

新入社員の入社ラッシュが始まると、人事や総務だけでなく、IT管理部門にも大きな負荷がかかります。PCのキッティング、各種業務システムのアカウント発行、メールやファイルサーバのアクセス権設定、さらにはデバイス証明書の発行…。社員一人あたり数時間かかる準備を、短期間で何人分も並行対応する必要があります。

しかもこれらの作業はほとんどが属人的。人為的なミスも起こりやすく、セキュリティリスクにつながることも少なくありません。特に、デバイス証明書の手動発行は、誤った証明書が配布されるリスクや、期限切れの証明書が残るなど、企業のセキュリティを脅かす要因となりがちです。

散らばるシステム、繋がらないワークフロー

IT管理者の仕事を煩雑にしているのは、「システムの多様化」です。人事システム、勤怠管理、メール、チャット、業務アプリ…。それぞれ異なるベンダーのクラウドサービスが導入されている中、それらを手動で設定・管理しなければならない現場も多いのが実情です。

例えば、1人の社員に対して10以上のサービスにログインし、個別にアカウント設定や権限付与をする必要があることも。また、PCやモバイル端末へのデバイス証明書の発行作業も、手動で行うと多くの時間と労力を必要とします。これにより、作業は煩雑化し、情報の食い違いや対応漏れといったリスクも避けられません。

「一括管理」で変わる、IT業務のあり方

煩雑だったITオンボーディング業務も、アカウント管理の一元化によって大きく変わります。アイデンティティ管理・クラウドセキュリティサービスを活用することで、分散していたIT資産の管理を一か所に集約することができ、業務効率とセキュリティの向上に直結します。これにより、IT部門の負担が大幅に軽減され、より安全で迅速な対応が可能になります。

しかし、ここで重要なのは「一元管理する対象の情報をどこから持ってくるか」という点です。多くの企業では、社員情報の“原本”は人事システムやActive Directoryにあります。これらのシステムとアイデンティティ管理基盤が連携することで、業務は「手間なく・ミスなく・漏れなく」運用できるようになり、管理の効率化とセキュリティの強化が実現します。

ノーコードによるデータ連携ならHULFT Square

HULFT Squareは、「業務システムをつなぐデータ連携」や「データ活用するためのデータ準備」を支援する日本発iPaaS（クラウド型データ連携プラットフォーム）です。オンプレミス・クラウド・SaaSなどの環境に分散し管理されているさまざまなデータを連携させることができます。HULFT Squareを活用すれば、企業のアイデンティティ管理システムとその他の業務システム（人事システム、デバイス管理システムなど）との間で、データ連携をノーコードで実現できます。これにより、アカウント設定やデバイス証明書の発行作業を自動化し、IT部門の負担を大幅に軽減することが可能です。効率化とセキュリティの向上を実現するための最適なデータ連携基盤を、ぜひご活用ください。