リリースノート
2024.2(2024/10/6)
2024.2.1(2024/12/1)
2024.2.1 hotfix(2024/12/22)
2024.2.1 hotfix2(2025/1/19)
2024.2.2(1/2)(2025/2/9)
2024.2.2(2/2)(2025/4/20)
2024.2.2ではリリースを2回に分割しました。
1回目の2025年2月9日のリリースでは、システムやインフラ周りのメンテナンスと対応するアップデートを行いました。
2回目の2025年4月20日のリリースでは、機能の追加と問題の修正を行いました。
(2025/4/20)
使用感をお試しいただくための試用機能となります。現時点では品質および使用感の検証が十分に行われておりません。それにより、今後のリリースにおいてUI/UXを大きく変更する可能性があり、互換性は担保されません。試用機能につき、該当機能の保証およびサポートは対象外となります。お気づきになった点につきましてはサポート窓口にフィードバックをいただけると幸いです。
新機能
- HULFT Square リンク アプリケーション
-
HULFT Square リンクアプリケーションをインストールすることで、AWSのPrivateLinkがどのサービスで使われているか分かりやすくなります。また、接続される側で接続要求を承諾するステップが発生し、よりセキュアに接続できるようになります。
HULFT Square リンクアプリケーションをインストールをするには、有償アドオンのHULFT Square リンク Ver.2が必要です。
-
App SquareからHULFT Square リンクアプリケーションのインストール時に、PrivateLink関連のパーミッションがHULFT Squareに追加されます。適宜設定してご利用ください。
-
> ネットワーク > PrivateLinkからInboundかOutboundを指定して設定してください。
-
- HULFTコネクター 一括配信要求(動的設定)
-
HULFTコネクターに、配信要求の設定を変数として渡すことでアプリケーションの実行時に動的に設定変更できる新しいオペレーションが加わりました。
-
一括配信要求(動的設定)
ファイルIDなどの配信要求の設定をマッピングキャンバスで入力スキーマに渡して使用します。
詳細は「一括配信要求(動的設定)処理」を参照してください。
-
配信結果取得
一括配信要求(動的設定)と組み合わせて、配信結果を取得します。
詳細は「配信結果取得処理」を参照してください。
(2025/4/20)
-
- ビルド番号の表示
-
HULFT Squareのビルド番号を表示できるようになりました。当社サポートにお問い合わせいただく際などにご活用ください。
ビルド番号を表示するには、個人設定 > HULFT Squareについてを選択してください。
(2025/4/20)
機能改善
- HULFT Transfer アプリケーション(Experimental)
-
HULFT Transfer アプリケーションおよびHULFT Transfer 設定移行ツールアプリケーションがリリースされました。
従来の HULFT Transferサービスと比較すると、よりHULFTに近い多くの設定がサポートされるようになります。それぞれの違いについての詳細は、「HULFT Transfer機能」を参照してください。
設定項目の詳細については 「HULFT Transfer App」を参照してください。
HULFT Transfer アプリケーションをインストールするには、有償アドオンのHULFT Transfer アプリケーションが必要です。HULFT Transfer 設定移行ツールアプリケーションをインストールするには、無償アドオンのHULFT Transfer 設定移行ツールに加え、有償アドオンのHULFT Transfer アプリケーションが必要です。
-
App SquareからHULFT Transfer アプリケーションのインストール時に、HULFT Transfer App関連のパーミッションがHULFT Squareに追加されます。適宜設定してご利用ください。
-
詳細な設定方法については、「シナリオ一覧」のB.26からB.28を参照してください。
(2024/12/1)
以下の機能は2024.2.2(2/2)で追加されました。
-
高強度暗号強制モードに対応しました。
HULFT Transfer アプリケーション用の配信管理情報や集信管理情報では、編集時に高強度暗号強制モードにチェックボックスを付けることで、暗号キーフィールドの動作が適宜変更されます。
-
集信完了通知(JOBWAIT)にHULFT Square 独自設定の通知レベルが追加されました。
詳細は「集信管理情報」の通知レベルを参照してください。
(2025/4/20)
-
- 監査ログのHULFT Transfer app対応
-
監査ログを有効にした場合、HULFT Transfer appの集信ログ、配信ログが出力されるようになりました。
詳細は「監査ログ」を参照してください。
(2025/4/20)
- 通知機能のプロファイル対応
-
プロファイル機能では、開発環境や本番環境などのように、環境を使い分けることが可能です。このような場合、開発チームと運用チームでまったく異なるメンバーが参画していることがあります。
プロファイルごとにメール通知をすることで、自分に関係している通知のみを受け取ることができるようになりました。メール通知に対応したイベントはネイティブアプリケーションモジュール(NAM)の実行の失敗となります。
また、ブラウザー通知の対応項目が増えました。ネイティブアプリケーションモジュール(NAM)の実行の成功や失敗が表示されるようになります。
(2025/4/20)
- アプリケーションのカレンダー対応
-
アプリケーションがカレンダーリソースに対応しました。
アプリケーションのトリガ条件としてスケジューラーを利用する際に、カレンダーリソースを指定して休日を設定することができるようになりました。また、休日のスクリプト実行有無や、前後営業日に実行などの設定を合わせて行えるようになりました。
(2025/4/20)
- メッセージウィジェット
-
ダッシュボードのメッセージウィジェットの表示順が変更になり、最新の情報が一番上になるようにしました。
(2025/4/20)
- トップページ
-
画面左上にあるHULFT Squareのロゴを選択した時の画面遷移先が、プロジェクトページからダッシュボードに切り替わりました。はじめてHULFT Squareの画面を表示する際も、同様にダッシュボードが表示されます。
(2024/12/1)
- ダッシュボード
-
ダッシュボードに以下のウィジェットが追加されました。
-
メッセージ
-
アプリケーション
-
インバウンド通信量 - アプリケーション
-
アウトバウンド通信量 - アプリケーション
メッセージはすべてのユーザーが参照可能です。その他のウィジェットについては、参照権限があるユーザーのみに表示されます。それぞれの詳細については、「ダッシュボード」を参照してください。
(2024/12/1)
-
- サイドバー
-
サイドバー上部にあったワークスペースをフィルターする機能が削除されました。
サイドバー側と各ページ側にそれぞれワークスペースを指定できる箇所があるように見えたことによる分かりにくさを解消し、シンプルな表現に改善しました。
(2024/12/1)
- SFTP
-
SFTPサービスからセキュア接続を使用できるようになりました。セキュア接続を使用するためには、HULFT Square リンクアプリケーションが必要です。
SFTPアプリケーションをインストールするには、有償アドオン FTPサービスが必要です。
-
セキュア接続タイプでPrivateLinkを設定すると、作成したPrivateLinkサービスを選択できます。
-
- App Square
-
今後のアプリケーションのスムースな更新のために、App Squareの改善を行いました。
これに伴い、App SquareのURLが変更になりました。
旧「app.square.hulft.com/portal/applications」
新「store.square.hulft.com/portal/applications」
ファイアーウォールの接続制限で、許可リストを設定されている場合、以下のURL を設定されることをおすすめします。
square.hulft.com
- RESTコネクター証明書の取り扱いの改善
-
HULFT Integrateのコネクションから作成する REST コネクターでサーバー側で自己署名証明書を使用しているケースでもエラーが出ないようにするために、サーバー証明書の検証を無効にするオプションが追加されました。
- Amazon S3コネクター
-
Amazon S3コネクターで取り扱えるファイルサイズの制限を約6GBから約12GBに改良しました。
(2024/12/1)
- Amazon RDS for SQL Severドライバーの更新
-
Amazon RDS for SQL Server 2017で使用しているドライバーを更新しました。
- Azure SQL Database ドライバーの更新
-
Azure SQL Databaseコネクターで使用しているドライバーを更新しました。
(2024/12/1)
本リリースに含まれるExperimental 機能
※「「Experimental」の表記がある機能について」をご参照ください。
HULFT Transfer アプリケーションおよびHULFT Transfer 設定移行ツールアプリケーションはExperimental機能となります。
(2025/4/20)
修正された問題
以下の問題が修正されました。
|
カテゴリー |
修正された課題 |
---|---|---|
1 |
|
セキュアFTP接続設定のセキュリティタイプでFTP over SSL/TLSを選択し、接続テストを実行すると、設定の正しさに関わらず「操作がサポートされていません」のエラーが発生します。 |
2 |
|
FTPのログを参照した際、Out of Memory エラーが発生する場合があります。 |
3 |
|
VPNアプリケーションのインストール直後でサービスが1つも作成されていない時に、エラーが表示される場合があります。 |
4 |
|
ルートディレクトリーにマルチバイト文字を含むワークスペースやディレクトリーを指定した場合、SFTPサービスに接続できないなどの問題が発生する場合があります。 |
5 |
|
グループにネイティブアプリケーションのポリシーを付加した後、付加したポリシーが表示されない場合があります。 |
6 |
|
言語を英語(米国)に設定している場合、カレンダーで2か月ごと、などの休日設定を行った場合でも、サマリーページの間隔には毎月と表示されます |
7 |
|
スクリプト呼び出しを多用すると、CPU使用率が跳ね上がってしまう場合があります。 |
8 |
|
FTPアプリケーションにおいて、マルチバイト文字を含むファイル名の取り扱いに失敗する場合があります。 |
9 |
|
APIプロジェクトのリソースでPOSTを選択し、リクエスト本文でマルチパート/フォームデータを指定し、REST APIジョブを実行した場合、アップロードされたデータが壊れる場合があります。 (2024/12/1) |
10 |
|
スクリプト依存関係にて「呼び出すスクリプトが特定できません。」と表示されている場合、java.lang.nullpointerexceptionが発生する場合があります。 (2024/12/1) |
11 |
|
ファイルイベントジョブで実行した場合、スクリプトでジョブ名を取得しようとすると値がnullになります。 (2024/12/1) |
12 |
|
APIプロジェクト名にマルチバイトを指定した場合、200 OK のレスポンスが返りながらもジョブが実行されない場合があります。 (2024/12/1) |
13 |
[デザイナー] |
スクリプト呼び出し処理でジョブから呼び出す時に最新バージョンを利用するのチェック切り替え操作時に、入出力タブの内容が消去される場合があります。そのまま保存をすると、入出力タブの設定内容が失われます。 (2024/12/1) |
14 |
[デザイナー] > Snowflakeコネクター |
処理が成功しても、以下のメッセージが出力される場合があります。 Failed to read adapter.properties (2024/12/1) |
15 |
|
作成したアプリケーションが1つのプロジェクト内にスクリプトを複数持ち、スクリプト呼び出しを使用してプロジェクト内の別のスクリプトを呼び出しているプロジェクトを指定している場合、プロファイルのConfigureからTestを選択するとエラーが発生します。 (2024/12/1) |
16 |
共通 |
サイドバーのワークスペースフィルターがなくなったことの影響を以下のように変更しました。
*1:フィルター機能で複数のワークスペースを選択している場合、ストレージページでは先頭のワークスペースのストレージが表示されます。 (2024/12/22) |
17 |
[デザイナー] |
特定の処理が大量に重複した場合に、HULFT Squareの内部モジュールの再起動が発生する場合があります。 (2024/12/22) |
18 |
|
SFTPサービスおよびFTPサービスにおいて、ファイルをHULFT Squareにアップロードした際、ファイルのパーミッションが適切に設定されない場合があります。 (2025/1/19) |
19 |
HULFT Square |
2024.2.2リリースのために、システムやインフラ周りのメンテナンスと対応するアップデートを行いました。 (2025/2/9) |
20 |
|
REST APIジョブの実行ステータスが実際のステータスと異なる場合があります。 (2025/4/20) |
21 |
|
スケジュールジョブの実行ステータスが実際のステータスと異なる場合があります。 (2025/4/20) |
22 |
共通 |
パスワードリセットをした際に送付されるメールの送信元がno-reply@verificationemail.comになっています。 修正後の送信元はinfo@hsq.saison-technology.comとなります。 (2025/4/20) |
23 |
|
アプリケーションを実行した際、正しく実行されていても、nullと表示される場合があります。 (2025/4/20) |
24 |
|
アプリケーションのスクリプトについて、編集を行って保存をしても反映されません。 (2025/4/20) |
25 |
|
APIプロジェクトのリソースでPOSTを選択し、リクエスト本文でマルチパート/フォームデータを指定し、ファイル名にマルチバイト文字を含むファイルをアップロードすると、APIが失敗するか、成功してもファイル名が文字化けする場合があります。 (2025/4/20) |
26 |
[デザイナー] |
ツール > オプション メニューを開き、実行時のHULFT Transferサービス指定を空欄のまま了解を選択すると、エラーが発生します。 (2025/4/20) |
27 |
[デザイナー] |
一つのプロジェクトに300以上などの数多くのスクリプトを含めた場合、HULFT Integrate サービスが再起動する場合があります。 (2025/4/20) |
28 |
[デザイナー] |
デザイナー上でMapperエディターを使うようなオペレーションを含むスクリプトをコピー&ペーストした場合、期待する動作と異なる場合があります。 (2025/4/20) |
29 |
[デザイナー] |
マージMapperについて マージMapper を配置後、マッパーエディターで以下のオペレーションを使用する際の入力数を3以上としたときに、プロジェクトの保存後に再度プロジェクトを読み込むと、入力データの3つ目以降のマッピングリンクが無くなります。 保存した状態で作成したジョブやアプリケーションには影響ありません。 (2025/4/20) |
30 |
[デザイナー] |
DBコネクターについて DB コネクターコンポーネントのプロパティ表示に時間がかかる場合がある問題が改善されました。 (2025/4/20) |
31 |
[デザイナー] |
kintoneコネクターについて kintoneコネクターでBase64エンコードが指定されていると、8KB以上のファイルの扱いに失敗する場合があります。 (2025/4/20) |
32 |
|
FTPサービスの実行ログがサービスイベントログに出力されません。 修正を適用するには、サービスを再起動する必要があります。 (2025/4/20) |
33 |
共通 |
1つのディレクトリーの直下に目安として5,000件以上のファイルやディレクトリーがあると、タイムアウトが発生してエラーになる場合があります。 ディレクトリーを階層化するなどして、1つのディレクトリーのファイル数、ディレクトリー数を増やしすぎないようにしてください。 影響があるのは以下です。
今回の修正により、タイムアウトは発生しなくなりましたが、ファイルが多量に存在する場合、表示に時間がかかります。 (2025/4/20) |
リリースノート履歴