VPN

HULFT Squareでは、VPNを経由したFTP接続でのファイル転送ができます。

VPN サービス は有償オプションです。VPN サービスを作成するには、App Squareからアプリケーションをインストールする必要があります。詳細な手順は「FTP接続(VPN経由)でHULFT Squareにファイルを転送してみよう」を参照してください。

VPNでは、VPN サービスの作成、再起動、および削除と接続可能なユーザーを管理します。

VPNの操作は、ナビゲーションメニューの > サービス > VPNから実行できます。

ここでは、VPN サービスの作成および設定時のキーポイントについて解説します。

設定のポイント

実行が必要なグループに権限付与を行います。VPN サービスを作成する際には、スクリプトや取り扱うデータに応じて、CPUリソースの割り当て、メモリーサイズを決定します。

注意

VPN サービスの設定を行うには、以下のいずれかの権限が必要です。

  • VPNServiceFullAccess

  • VPNServiceAdminAccess

ここでは、VPNページからの画面遷移と、VPN サービスの作成、再起動、および削除などの機能について説明します。

= 備考 =

HULFT Squareの基本的なUI要素などの名称や働きについては、以下のトピックを参照してください。

VPN

ナビゲーションメニューで  > サービス > VPNを選択すると、このページが表示されます。

VPN サービスの管理はここで行います。サービスの作成、詳細情報の表示、再起動、および削除などの操作を実行できます。

(1) 追加

VPN サービスを新規作成して設定するには、このアイコンを選択します。

VPN サービスの設定については、「VPN > 新規追加」を参照してください。

(2) 設定リスト

作成済のVPN サービス サービスの情報が表形式で表示されます。

サービスが起動していることを示します。

サービスが停止中であることを示します。

サービスが起動中であることを示します。

サービスが読み込み中であることを示します。

(3) アクションメニュー

作成済のVPN サービスに対して操作を実行するには、このアイコンを選択します。

を選択すると、以下の操作メニューが表示されます。

情報

選択中のサービスに関する詳細情報が表示されます。表示されているVPN サービスを編集、再起動、および削除することができます。

選択すると、「VPN > VPN サービス名」が表示されます。

再起動

選択中のサービスを再起動します。

削除

選択中のサービスを削除します。

注意

VPN アプリケーションを削除する前に、VPN サービスを削除してください。

VPN > 新規追加

VPNページで追加を選択すると、このページが表示されます。

ウィザード形式のページで、情報を順番に設定してVPN サービスを新規作成します。

名前

VPN サービスの稼働環境の名前を指定します。

説明

設定するVPN サービスに対する説明コメントを指定します。

CPU

ドロップダウンリストからVPN サービスに使用するCPUリソースの割り当てを選択します。

メモリー

ドロップダウンリストからVPN サービスに使用するメモリーサイズを選択します。

ドロップダウンリストの選択肢は、CPUの設定に応じて変わります。

スケーラビリティー

VPN サービスのスケーラビリティー(Pod数)を表します。

VPN サービスのスケーラビリティは1です。変更できません。

割り当てるグループ

このサービスの操作権限を付与するグループを指定します。

IP Allowlist

アクセスを許可したいIPアドレスを指定します。

IPアドレスを入力した後にEnterキーを押すと、複数のIPアドレスを指定できます。

CA Certificate Settings

CA証明書を発行するための設定を入力します。

注意

Validityに設定した日数が経過すると、証明書の有効期限が切れ、認証ができなくなります。

有効期限が切れるとVPN サービスの作り直しが必要になります。

保管先ワークスペース

ログを保管するワークスペースを選択します。

= 備考 =

事前にログ出力用のワークスペースを用意し、保管先ワークスペースに指定してください。

オーナー

保管先ワークスペースで指定したワークスペースに登録されているユーザーの中からログファイルの作成者となるユーザーを選択します。

次へ/完了

次のページを表示します。

VPN > VPN サービス名

VPNページで、設定リストのアクションメニューから情報を選択すると、このページが表示されます。

選択中のVPN サービスに関する詳細情報を確認できます。

(1) サービス名

サービス名に、VPN サービスの名前が表示されます。

(2)エンドポイント

生成されたURLが表示されます。

を選択すると、URLをコピーできます。

(3) Certificate

証明書をダウンロードします。

(4) External VPN User

VPN サービスにアクセスできる外部ユーザーの数が表示されます。

リンクを選択すると、「VPN > VPN サービス名 >外部ユーザーが表示されます。

(5) サービス

保管先ワークスペースに、ログを保管するワークスペースが表示されます。

オーナーに、ログファイルの作成者が表示されます。

(6) FTPサービス

VPN サービスを使用しているFTPサービスが表示されます。

(7) ステータス

VPN サービスのCPUのステータス情報が表示されます。

(8) 編集

表示中のVPN サービスの情報を再設定して更新します。

注意

VPN サービスの設定を変更した場合、設定がサービスに反映されるまでに数分かかる場合があります。

(9) 再起動

表示中のサービスを再起動します。

(10) 削除

表示中のVPN サービスを削除します。

VPN > VPN サービス名 >外部ユーザー

VPNページで、アクションメニューから情報 > External VPN Userのリンクを選択するとこのページが表示されます。

(1) 追加

外部ユーザーを新規追加するには、このアイコンを選択します。

選択すると、「VPN > VPN サービス名 > 外部ユーザー > 新規追加」が表示されます。

(2) 設定リスト

作成済の外部ユーザーの情報が表形式で表示されます。

(3) アクションメニュー

作成済の外部ユーザーに対して操作を実行するには、このアイコンを選択します。

を選択すると、以下の操作メニューが表示されます。

情報

選択中の外部ユーザーに関する詳細情報が表示されます。表示されている外部ユーザーを編集および削除することができます。

選択すると、「VPN > VPN サービス名 > 外部ユーザー > 外部ユーザー名」が表示されます。

削除

選択中の外部ユーザーを削除します。

VPN > VPN サービス名 > 外部ユーザー > 新規追加

VPN > VPN サービス名 > 外部ユーザーページで、追加を選択すると表示されます。

ウィザード形式のページで、追加する外部ユーザーの情報を順番に設定できます。

名前

追加する外部ユーザーの名称を指定します。

注意

外部ユーザー名は大文字小文字を区別します。

Authentication

認証方法を選択します。パスワードによる認証のみ選択できます。

Password

パスワードを追加します。

Generate Passwordを選択すると、ランダムなパスワードを生成します。

次へ/完了

次のページを表示します。

VPN > VPN サービス名 > 外部ユーザー > 外部ユーザー名

(1) 外部ユーザー名

外部ユーザーの名前が表示されます。

(2) 編集

表示中の外部ユーザーの情報を編集します。

(3) 削除

表示中の外部ユーザーを削除します。