SFTP

HULFT SquareにSFTP サービスを作成することで、SFTPを使用したセキュアなファイル転送が可能になります。

HULFT以外のファイル転送方法の一つとして活用できます。

アクセスを許可するIPアドレスを指定、またはAWS PrivateLinkを使用してSFTP接続ができます。

注意

インターネットやPrivateLink経由での接続が可能ですが、VPN経由での接続はできません。

SFTPサービスは有償オプションです。SFTPを作成するには、App Squareからアプリケーションをインストールする必要があります。詳細な手順は「SFTP接続でHULFT Squareにファイルを転送してみよう」を参照してください。

SFTPでは、SFTP サービスの作成、再起動、および削除を行います。

SFTPの操作は、ナビゲーションメニューの > サービス > SFTPから実行できます。

ここでは、SFTP サービスの作成および設定時のキーポイントについて解説します。

設定のポイント

実行が必要なグループに権限付与を行います。SFTP サービスを作成する際には、スクリプトや取り扱うデータに応じて、CPUリソースの割り当て、メモリーサイズを決定します。

注意

SFTP サービスの設定を行うには、以下のいずれかの権限が必要です。

  • SFTPServiceFullAccess

  • SFTPServiceAdminAccess

ここでは、SFTPページからの画面遷移と、SFTP サービスの作成、再起動、および削除などの機能について説明します。

= 備考 =

HULFT Squareの基本的なUI要素などの名称や働きについては、以下のトピックを参照してください。

SFTP

ナビゲーションメニューで  > サービス > SFTPを選択すると、このページが表示されます。

SFTP サービスの管理はここで行います。サービスの作成、詳細情報の表示、再起動、および削除などの操作を実行できます。

(1) 追加

SFTP サービスを新規作成して設定するには、このアイコンを選択します。

SFTP サービスの設定については、「SFTP > 新規追加」を参照してください。

(2) 設定リスト

作成済のSFTP サービスの情報が表形式で表示されます。

サービスが起動していることを示します。

サービスが停止中であることを示します。

サービスが起動中であることを示します。

サービスが読み込み中であることを示します。

(3) アクションメニュー

作成済のSFTP サービスに対して操作を実行するには、このアイコンを選択します。

を選択すると、以下の操作メニューが表示されます。

情報

選択中のサービスに関する詳細情報が表示されます。表示されているSFTP サービスを編集、再起動、および削除することができます。

選択すると、「SFTP > SFTP サービス名」が表示されます。

再起動

選択中のサービスを再起動します。

削除

選択中のサービスを削除します。

サービスを削除する場合は、「SFTP サービス・アプリケーションの削除方法」を参照してください。

SFTP > 新規追加

SFTPページで追加を選択すると、このページが表示されます。

ウィザード形式のページで、情報を順番に設定してSFTP サービスを新規作成します。

名前

SFTP サービスの稼働環境の名前を指定します。

説明

設定するSFTP サービスに対する説明コメントを指定します。

CPU

ドロップダウンリストからSFTP サービスに使用するCPUリソースの割り当てを選択します。

メモリー

ドロップダウンリストからSFTP サービスに使用するメモリーサイズを選択します。

ドロップダウンリストの選択肢は、CPUの設定に応じて変わります。

スケーラビリティー

SFTP サービスのスケーラビリティー(Pod数)を表します。

SFTP サービスのスケーラビリティは1です。変更できません。

割り当てるグループ

このサービスの操作権限を付与するグループを指定します。

ポート番号

SFTPサーバーにアクセスするためのポート番号を指定します。

重複しない番号を指定します。

ルートディレクトリ

SFTPサーバーのストレージと同期するHULFT Squareのストレージをルートディレクトリーとして指定します。

Browseを選択すると、HULFT Squareストレージのディレクトリーが表示されます。

セキュア接続タイプ

セキュア接続のタイプを選択します。

Noneを選択すると、アクセスを許可するIPアドレスを指定した接続になります。

PrivateLinkを選択すると、PrivateLink経由での接続になります。

セキュア接続

セキュア接続タイプPrivateLinkにすると選択可能になります。

作成済のPrivateLink設定を選択します。

PrivateLinkの設定については、「PrivateLink」を参照してください。

IP Allowlist

アクセスを許可したいIPアドレスを指定します。

IPアドレスを入力した後にEnterキーを押すと、複数のIPアドレスを指定できます。

保管先ワークスペース

ログを保管するワークスペースを選択します。

= 備考 =

事前にログ出力用のワークスペースを用意し、保管先ワークスペースに指定してください。

オーナー

保管先ワークスペースで指定したワークスペースに登録されているユーザーの中からログファイルの作成者となるユーザーを選択します。

次へ/完了

次のページを表示します。

SFTP > SFTP サービス名

SFTPページで、設定リストのアクションメニューから情報を選択すると、このページが表示されます。

選択中のSFTP サービスに関する詳細情報を確認できます。

(1) サービス名

サービス名に、SFTP サービスの名前が表示されます。

(2) エンドポイント

生成されたURLが表示されます。

を選択すると、URLをコピーできます。

(3) External SFTP User

SFTPサーバーにアクセスできる外部ユーザーの数が表示されます。

リンクを選択すると、「SFTP > SFTP サービス名 > 外部ユーザー」が表示されます。

(4) サービス

保管先ワークスペースに、ログを保管するワークスペースが表示されます。

オーナーに、ログファイルの作成者が表示されます。

ネイティブアプリケーションの設定に保管先ワークスペースオーナーの設定が追加されました。これにより、ネイティブアプリケーションのログがストレージに保存されるようになりました。

SFTP サービスを導入済みの場合、App Squareから 1.0.2以降の最新バージョンに更新してください。

注意

保管先ワークスペースオーナーを設定すると、自動的にサービスが再起動されます。

(5) ステータス

SFTP サービスのCPUのステータス情報が表示されます。

(6) 編集

表示中のSFTP サービスの情報を再設定して更新します。

注意

SFTPサービスの設定を変更した場合、設定がサービスに反映されるまでに数分かかる場合があります。

(7) 再起動

表示中のサービスを再起動します。

(8) 削除

表示中のSFTP サービスを削除します。

SFTP > SFTP サービス名 > 外部ユーザー

SFTPページで、アクションメニューから情報 > External SFTP Userのリンクを選択するとこのページが表示されます。

(1) 追加

外部ユーザーを新規追加するには、このアイコンを選択します。

選択すると、「SFTP > SFTP サービス名 > 外部ユーザー > 新規追加」が表示されます。

(2) 設定リスト

作成済の外部ユーザーの情報が表形式で表示されます。

(3) アクションメニュー

作成済の外部ユーザーに対して操作を実行するには、このアイコンを選択します。

を選択すると、以下の操作メニューが表示されます。

情報

選択中の外部ユーザーに関する詳細情報が表示されます。表示されている外部ユーザーを編集および削除することができます。

選択すると、「SFTP > SFTP サービス名 > 外部ユーザー > 外部ユーザー名」が表示されます。

削除

選択中の外部ユーザーを削除します。

SFTP > SFTP サービス名 > 外部ユーザー > 新規追加

SFTP > SFTP サービス名 > 外部ユーザーページで、追加を選択すると表示されます。

ウィザード形式のページで、追加する外部ユーザーの情報を順番に設定できます。

名前

追加する外部ユーザーの名称を指定します。

注意

外部ユーザー名は大文字小文字を区別します。

Authentication

認証方法を選択します。認証キーによる認証のみ選択できます。

Authorized Keys

認証キーを追加します。

次へ/完了

次のページを表示します。

SFTP > SFTP サービス名 > 外部ユーザー > 外部ユーザー名

(1) 外部ユーザー名

外部ユーザーの名前が表示されます。

(2) 編集

表示中の外部ユーザーの情報を編集します。

(3) 削除

表示中の外部ユーザーを削除します。