HULFT Integrateサービス

HULFT Squareでは、ETLプロセスなどでデータ連携を行う場合、データ連携プロセスの実行エンジンとしてHULFT Integrateサービスを用意する必要があります。ジョブの実行や HULFT Square Designer上でスクリプトを実行する際に使用されます。

HULFT Integrateサービスでは、HULFT Integrateサービスの作成、再起動、および削除を行います。

HULFT Integrateサービスの操作は、ナビゲーションメニューの > サービス > HULFT Integrateサービスから実行できます。

ここでは、HULFT Integrateサービスの作成および設定時のキーポイントについて解説します。

= 備考 =

ユーザーが作成したスクリプトをデータ連携プロセスで実行するには、HULFT Integrateサービスを指定する必要があります。

プロジェクトを開くとき、またはジョブを作成するときにHULFT Integrateサービスを指定します。

 

設定のポイント

HULFT Integrateサービスを作成する際には、スクリプトや取り扱うデータに応じて、CPUリソースの割り当て、メモリーサイズ、スケーラビリティーを決定します。また実行が必要なグループに権限付与を行います。

ここでは、HULFT Integrateサービスページからの画面遷移と、HULFT Integrateサービスの作成、再起動、および削除などの機能について説明します。

= 備考 =

HULFT Squareの基本的なUI要素などの名前と機能については、以下のトピックを参照してください。

 

HULFT Integrateサービス

ナビゲーションメニューで > サービス > HULFT Integrateサービスを選択すると、このページが表示されます。

HULFT Integrateサービスの管理はここで行います。サービスの作成、詳細情報の表示、再起動、および削除などの操作を実行できます。

ステータスの色について

HULFT Integrateサービスのステータスの意味は以下のとおりです。

JVM Non-Heap Memoryの使用率が0%以上55%未満の場合は黒で表示されます。

JVM Non-Heap Memoryの使用率が55%以上75%未満の場合は黄色で表示されます。

JVM Non-Heap Memoryの使用率が75%以上100%以下の場合は赤で表示されます。

ステータスが黄色や赤になった場合の対処方法については、「HULFT Integrateサービスのステータスが黄色か赤の場合」を参照してください。

(1) 追加

HULFT Integrateサービスを新規作成して設定するには、このアイコンを選択します。

HULFT Integrateサービスの設定については、「HULFT Integrateサービス > 新規追加」を参照してください。

(2) 設定リスト

作成済のHULFT Integrateサービスの情報が表形式で表示されます。

サービスが起動していることを示します。

また、HULFT Integrateサービスの再起動が必要な場合の目安が黄色や赤で表示されます。

詳細は、「ステータスの色について」を参照してください。

サービスが停止中であることを示します。

サービスが起動中であることを示します。

サービスが読み込み中であることを示します。

(3) アクションメニュー

作成済のHULFT Integrateサービスに対して操作を実行するには、このアイコンを選択します。

を選択すると、以下の操作メニューが表示されます。

情報

選択中のサービスに関する詳細情報が表示されます。(表示されているHULFT Integrateサービスを編集、再起動、および削除することができます。)

再起動

選択中のサービスを再起動します。

EditIntegrateServiceの権限を持つユーザーが操作可能です。

削除

選択中のサービスを削除します。

 

HULFT Integrateサービス > 新規追加

HULFT Integrateサービスページで追加を選択すると、このページが表示されます。

ウィザード形式のページで、情報を順番に設定してHULFT Integrateサービスを新規作成します。

全般サマリー

この情報は、ウィザード形式の設定手順のどのステップにいるかを示しています。

名前

HULFT Integrateサービスの稼働環境の名前を指定します。

説明

設定するHULFT Integrateサービスに対する説明コメントを指定します。

CPU

ドロップダウンリストからHULFT Integrateサービスに使用するCPUリソースの割り当てを選択します。

メモリー

ドロップダウンリストからHULFT Integrateサービスに使用するメモリーサイズを選択します。ドロップダウンリストの選択肢は、CPUの設定に応じて変わります。

スケーラビリティー

HULFT Integrateサービスのスケーラビリティーを選択します。ドロップダウンリストの選択肢の数字は、Pod数を示します。指定した数のPodが作成されます(各Podは上記で指定したCPUリソースおよびメモリーサイズで構成されます)。

割り当てるグループ

このサービスの操作権限を付与するグループを指定します。

次へ/完了

次のページを表示します。

 

HULFT Integrateサービス > HULFT Integrateサービス名

HULFT Integrateサービスページで、設定リストのアクションメニューから情報を選択すると、このページが表示されます。

 

選択中のHULFT Integrateサービスに関する詳細情報を確認できます。

(1) サービス名

サービス名に、HULFT Integrateサービスの名前が表示されます。

(2) ステータス

表示中のHULFT Integrateサービスのステータス情報が表示されます。

以下の内容が表示されます。

  • JVM Non-Heap Memory

  • CPU

  • JVM Heap Memory

注意

スケーラビリティーを2以上にしていた場合、各Podの中で最も数値が高いものを代表して表示します。

ステータスが黄色や赤色になった場合の対処方法については、「HULFT Integrateサービスのステータスが黄色か赤の場合」を参照してください。

(3) 編集

表示中のHULFT Integrateサービスの情報を再設定して更新します。

(4) 再起動

表示中のサービスを再起動します。

EditIntegrateServiceの権限を持つユーザーが操作可能です。

(5) 削除

表示中のHULFT Integrateサービスを削除します。