監査ログ

HULFT Squareでは、ユーザーの操作やログイン履歴などのログを日時で自動的に保存できます。

監査ログページでは、監査ログの自動保管設定の有効化/無効化、および監査ログの保管先に関する設定を行います。

監査ログ

監査ログページを表示するには、ナビゲーションメニューの > レポート > 監査ログを選択します。

注意
  • 監査ログの設定を行うには、以下のいずれかの権限が必要です。

    • AuditConfigFullAccess

    • Audit Admin Access

  • 監査ログの一覧を見るには、ViewAuditConfigの権限が必要です。

  • 自動保管先として設定したワークスペースが削除された場合の動作については、「ワークスペースが削除された場合の動作について」を参照してください。

= 備考 =

HULFT Squareの基本的なUI要素などの名前と機能については、以下のトピックを参照してください。

(1) 自動保管

自動保管の有効化/無効化の設定が表示されます。

On

ログが日次で自動的に保管されます。

保管先ワークスペースで指定したワークスペースに年・月・日ごとのフォルダが作成され、そのフォルダ内にログが保管されます。

ログの保管場所については「ログの保管について」を参照してください。

Off

ログは自動的に保管されません。

ログにもログは記録されません。

= 備考 =

自動保管をOffにしても(4)に表示されているネイティブアプリケーションのログの出力は停止しません。

(2) 保管先ワークスペース

ログを保管するワークスペースが表示されます。

= 備考 =

事前にログ出力用のワークスペースを用意し、保管先ワークスペースに指定してください。

(3) オーナー

保管先ワークスペースで指定したワークスペースに登録されているユーザーの中から選択したユーザーが表示されます。

オーナーは、ログファイルの作成者として表示されます。

(4) アプリケーション

ネイティブアプリケーションのログの保管先ワークスペースおよびオーナーが表示されます。

保管先ワークスペースおよびオーナーを変更する場合は、Servicesに表示されているサービス名を選択し編集してください。

(5) 編集

監査ログの設定を編集します。

ログの保管について

保管先ワークスペースで指定したワークスペースのストレージにhsq-logsディレクトリーおよびapp-logsディレクトリーが作成され、そのディレクトリーにgz形式またはCSV形式でログが保管されます。gz形式のファイルの内容を確認するには、圧縮ファイルの展開ツールが別途必要です。

以下のログは即時作成を開始しますが、ログのボリュームによっては作成完了まで時間がかかる場合があります。

  • スクリプト詳細ログ

  • Transferサービス詳細ログ

  • HULFT Transfer Appサービス詳細ログ

それ以外のログは日本時間の午前1時に、前日分のログが種類ごとに保管されます。

 

保管されたログはダウンロードできます。ストレージ内のファイルの操作方法については、「ストレージ」を参照してください。

保管されるログの種類は以下のとおりです。

種類

ディレクトリー名

ファイル名

HULFT Integrate

 

   

 

integrate-events-yyyymmdd.log.gz

HULFT Transfer

 

   

 

transfer-events-yyyymmdd.log.gz

ファイル イベント ジョブ

 

   

 

job-file-events-yyyymmdd.log.gz

スケジュール ジョブ

 

   

 

job-schedule-events-yyyymmdd.log.gz

HULFT Transfer ジョブ

 

   

 

job-transfer-events-yyyymmdd.log.gz

システムイベント

hsq-logs

   

 

audit-system-events-yyyymmdd.log.gz

ログイン履歴

 

   

 

audit-user-login-history-yyyymmdd.log.gz

ストレージ操作

 

   

 

storage-operation-yyyymmdd.log.gz

スクリプト詳細

 

 

script

 

integrate-実行ID-yyyymmdd.log.gz(*1)

Transfeサービス詳細

 

 

transfer

 

transfer-inbound-実行ID-yyyymmdd.log.gz

 

 

transfer-outbound-実行ID-yyyymmdd.log.gz

FTPサービス詳細

app-logs

組織名

FTP Service

サービス名

events.サービスID+内部ID(*2)

SFTPサービス詳細

SFTP Service

events.サービスID+内部ID(*2)

HULFT Transfer Appサービス詳細

HULFT Transfer App

events.RECEIVE.実行ID(*2)

events.SEND.実行ID(*2)

*1

:

ログファイルが分割された場合は、ファイル名の最後に1や2などの番号がついたファイル名になります。

*2

:

ファイルは.csv形式で保存されています。

= 備考 =

REST APIジョブアクセスログは監査ログに含まれません。

> ログ > REST APIジョブアクセスログページのログアーカイブをダウンロードから個別にダウンロードしてください。