The Road To Las Vegas

振り返り 編

Vol.1
ただいま日本! 全社技術枠で参加したre:Invent 2023!

2023年12月

はじめに

ただいま! 日本!

12/3(日)無事日本に帰ってきました! 日本から応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました!

感じたてほやほや、鮮度の高い内容を

より早く発信したい気持ちから、帰りの飛行機で黙々と記事を書いています! 現地の盛り上がり、感じた熱意や思いをよりリアルにお届けできそうです。今日はいつも以上に筆が進み嬉しいです(終始ハイテンションかと思いますが、お許しください)。

今回の記事は、セゾンテクノロジーの全社技術枠として参加した、社会人2年目の心の動きに注目していただければと思います。

(セゾンテクノロジー 社長やCTOと一緒に撮ってもらえて嬉しそうな私です)

初の全社技術枠として

参加までに

昨年から「外の世界を見たい」という目標を掲げ、さまざまな準備をしてきましたが、この目標を持ったきっかけはre:Invent 2022でした。「来年は連れて行ってください!」とさまざまな場面で発信をしてきたこともあり、全社技術枠の募集を見つけたときには、これはチャレンジするしかないと悩む間もなく応募していました。

AWSは業務で扱っていない技術ですが、最新の動向・技術は知識として持っておくべきとアドバイスをもらっていたため普段から学習をしていました。また国内イベントへの参加や技術アウトプットの成果を評価してもらい、全社技術枠として選出してもらえました。

参加が決まってからは、将来思い描く姿から目標を立てたり、社内にどんな影響を与えたいのか考え、CTOの有馬さんや同じく全社技術枠の石原さんとコミュニケーションを取っていました。

出発の1週間前には

re:Inventいってきます!」記事を社内の情報サイトにアップしました。

みなさんのre:Inventに対する注目を集め全社的に盛り上げていきたい、その火付け役になりたい、と思い起こしたアクションでした。記事のアップをきっかけに、社内のさまざまなSlackチャンネルや、他の記事でもre:Inventの発信が広がっていきました。私の記事史上で最高「いいね」を頂き、先輩方が発信するSlackの投稿にも多くのリアクションがつく様子から、とても注目してもらえていること、みなさんの熱意を感じました。

私のアクションが勢いをつけ周りに影響を与えられた、ムーブメントを作る一つのきっかけになれた、そんな貴重な経験を味わえました。

「全社技術枠」とは「全社チャレンジ枠」だと捉えています。セゾンテクノロジーを代表して参加するからには、みなさんの熱意に応えられるような行動をすること、そして「来年、AWS re:Inventに行ってみたい!」「私も挑戦してみたい!」と思う人を1人でも多く増やすこと、それが自分の使命だなと再確認し、ラスベガスへ出発しました。

re:Inventに参加してみて!

書きたいことが溢れ出て止まりません……。前置きが長くなり申し訳ないです。今回は3つに絞り込みましたのでもう少しお付き合いください!

【痺れた!! AWSへの強い愛・パッションに圧倒!】

まずは何より会場やEXPO、3万人を超える参加者、どこを見てもそのスケールの大きさに終始圧倒されていました。現地で体験したエンジニア達の熱量やパッションについて特に印象に残っているのはキーノートです。

開始時間の2時間前にはすでに会場の周りに列ができていて、より早く、より良い席で最新の情報をゲットしたいという世界のエンジニアの熱意を感じました。キーノートではさまざまなアップデートや新しい発表がされます。発表された瞬間に会場は「フォー!!(待ってました!! 最高かよAWS!!)」と歓声があがるなど、会場全体が盛り上がっていました。好きなアーティストがファン サービスをしてくれたかのような歓声です(笑) それほど興奮できるってすごいですね。

(キーノート会場にて。始まる前はバンドの演奏で盛り上がります)
AWSをただ好きな訳ではないのでは?

現地のエンジニアだけでなく社内のトップ エンジニア達も同じように熱量にあふれていることに気づきました。これほど盛り上がっている世界中のエンジニア達を見ると、AWSをただ好きな訳ではないのでしょう。

なぜそれほど喜んでいるのか考えてみると、お客様の課題を解決できる方法が増え、この新サービスや機能であれば、お客様が抱える課題を解決できるかも! 解決するための方法やヒントを得たぞ! そんな気持ちかも知れません。

発表された瞬間に新サービスや機能がどれだけすごいものなのか、いかに有益なものなのか理解するためには常日頃からお客様の課題を解決する方法を考え続け、AWSの最新に常に目を光らせている日々の積み重ねからなのかと現地の盛り上がりをみて感じられました。

こういうものがあればお客様に喜んでもらえるのに、こういった機能が必要そうなどAWSのユーザーも一緒になって考えているからこそ、実際にサービスや機能として追加されると嬉しくあれほど盛り上がるのかと納得できました。AWS側のエンジニアだけでなくAWSのユーザーも一緒になってAWS自体を盛り上げていこう、より良いものにしていこうという相互に良い影響を与え合っている関係はすごく良いですね。

自分に出来ること

今携わっている案件では、AWSを使ってのお客様の課題解決はしていません。

イベントに参加し世界中のエンジニアの熱意に触れた今、次に自分が起こせるアクションは何か考えてみました。現在所属している部署、チームや案件における役割でどんなことができるだろうと、次のようなアクションをとろうと考えました。

それは「お客様の課題を解決したい、よりお客様の要望にフィットさせられるか」を広い視野をもって注目することです。AWSのエンジニア達が重視している課題を解決したい気持ち・熱意を取り入れて今の業務に活かしたいと思うようになりました。お客様の課題を解決するための方法はAWSだけでは無いはずです。一歩引いてさまざまな技術を知り広い視野を持って、よりお客様の要望にマッチしているものを価値として提供できるようになりたいです。

【現地で出会ったセレンディピティ】

2か月前に参加したOracle CloudWorldでは「日常会話でも良いから数多くの人に声をかける」ことに重点をおいて行動しました。

今回は次のステップとして、日常会話で終わりにせず、会話のキャッチボールを続け「日常会話だけでなく業務に関係することもたくさん話してみる」という目標にトライしてみました。

(5k RUN完走後! メキシコ チームと)
◾️ たまたまが生んだ出会い

re:Invent、2日目はキーノートに向けて5時に起き、会場に向かうバスに乗りました。一番早い時間のバスなので席もガラガラです。一人で座ることも出来たのですが、早朝で外も暗く人も少ない心細さから思わず一人で座っていた女性に声をかけてみました。会場に向かうまでの間は日常会話を楽しみました!

バスが着き、じゃあまたね!と解散するはずが、なんとその女性は5k RUN(マラソン)の日程を勘違いしてバスに乗っていたことが分かりました。

落ち込みモードだった彼女でしたが「せっかく早起きしたし一緒にキーノートを聴くわ!」と言ってくれました。もちろん嬉しかったのですが、キーノートまであと2時間、英語が堪能な彼女とそうでない私、2時間も1:1で話が続けられる自信はまったくありませんでした。「いいね! 一緒に行こう!」と言いつつ心の中ではドキドキが止まりませんでした(笑)

◾️ これぞ、セレンディピティ

「でもこんな機会はめったにないよな。これこそセレンディピティじゃない!?」と気づいてからは「思いっきり楽しもう!」と頭を切り替えました。

「どんな仕事をしているの?」「セッションは何を中心に見るの?」「お客様の課題ってどんなものなの?」「日常会話だけでなく業務の話もたくさんできました。「IT部門とそれ以外でデータの価値の認識が違うから難しいよ」と日本でもよく聞く話を聞いて、みんな同じなんだと感じ興味深かったです。

キーノートまでの2時間、一緒に朝ご飯を食べたり、ペットの写真を見せて可愛い~と言い合ったり、思っていたよりもあっという間に過ぎていました。早朝で頭ぼけぼけでしたが、私の知ってる英語の語彙をほぼ出し切ったんじゃないか?!と思うほどフル回転で頑張りました。拙い英語を長時間やさしく聞いてくれた彼女には感謝です! この縁を無駄にしたくないと感じました。

(with Anna)

セレンディピティに出会うには、やはり何か自分からアクションを起こすことが大事だと改めて気づきました。今回は「バスで声をかける」というアクションです。声をかけたときにはこの人と3時間弱コミュニケーションを取ることになるとは思いもよりませんでした。

実際に足を使って人に会いに行き交流をすることで、セレンディピティのきっかけを作れることを体験しました。何かチャンスが回ってくるのを待つのでは無く、自分からアクションを起こしチャンスやセレンディピティをつかみ取りたいと思いました。

【初ワークショップに挑戦! 】

「現地でしか出来ない経験をする!」という目標のもと今回は初めてワークショップに挑戦してみました。

テーマは、担当する案件に関係のあるBIについてです。どのように進めていくのか? 分からないことはちゃんと質問をして解決できるのか?など不安でいっぱいでした。触ったことのないサービスでしたが、普段使用しているBIツールや過去に受講してきた研修などの知識の応用で、こういうことかと予想を立てながら進められました。順調に無事ダッシュボードを完成できました!

少しつまずいても周りのメンバーに質問でき、「意外とやってみると大丈夫だな」「私でも出来るんだ!」とすごく自信もつきました。

◾️ 出来た! & 出来ない!を体験

そのあとやってみたいワークショップが2つありました。はじめは簡単な方を受ける予定でしたが、自信がついたので案件に関係ない難しそうなテーマに挑戦してみました!

自信満々で挑んだのですが、やはり難しく最後までたどり着けませんでした……。経験値が足りず、順調に進まなくなったときに解決の予想が立てられなかったことが一番の原因でした。最後まで到達できず悔しかったですし、自信満々で参加した自分が少し恥ずかしくもありましたが、振り返ってみると挑戦して良かったです。まだまだ知らないことばかりだと気づけました。これからさらに経験値を積み勉強して分かる世界をどんどん増やしていきたいです。

安全な道を選べば楽ですが、楽だからという理由で挑戦しない人にはなりたくありません。挑戦した結果、今回のように上手くいかないことも、恥ずかしい思いをすることもあるでしょう。しかし挑戦することで気づきがあり、結果マイナスよりもプラスなことが多かったように感じます。出来ないことを体験することも、とても大事だと気づけました。失敗を怖がらず果敢に向かっていく気持ちを、これからも持ち続けていきます。

最後に

re:Inventでは悔いの無いよう思いっきり楽しむことが出来ました!

イベントに参加し数多くの学びや気づきはもちろん、セレンディピティのきっかけにも数多く出会えた気がします。これからre:Inventの出来事がセレンディピティだったことに気づく答え合わせが出来るのではないかと思うと、ワクワクします。熱意を持ってお客様の課題解決に向き合い、楽しみながら技術を身につけているような世界中のエンジニア達との交流を通じて、自分もパッションを持ち続け仕事を楽しめる人であり続けたいです。

「好き」「楽しい」と思っている人には誰も勝てないと思います。楽しいことを見つけるのが得意な自分の良さを存分に活かすことができそうです。

この経験をエンジニアとしての成長曲線を上げるきっかけに必ずできるよう、また今日から頑張っていきます!

全社技術枠として

外の世界を見てみることに「楽しそう」「面白そう」「私もやってみたい!」と思ってもらえるような発信や行動をしてきました。私の姿をみて「楽しそう」だなと思ってもらえたり、「来年は私が行きたい!」と思うきっかけになったりしてもらえればとても嬉しいです。

文化をつくるきっかけは、小さいことからはじまり広がっていくものだと思います。社会人2年目の私だからこそ出来ることが数多くあると思い、小さなこと・自分でも出来ることから始めてきました。全社技術枠に選ばれたからこそ、自分の部署だけでなく会社全体という範囲にどんな影響を与えられるのか考え行動に移すことが出来ました。この視点での行動を今後も続けていくことが私の役目だと感じています。私のアクションがセゾンテクノロジーの文化を作る一つのきっかけになれば嬉しいです。

長い文章になりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!

(終わりです! ありがとうございました!☺)

(Text by 川口媛香)

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