HULFTイベントレポート：第6回
第13回 ITヘルスケア学会 学術大会
に出展しました！

健康社会に向けた当社の取り組み事例を紹介

今回セゾン情報システムズでは、ITヘルスケアに携わる関係者や企業・機関に向け、『DataSpider』活用によってもたらされる新たなサービス創出の可能性をアピールするため、企業展示を実施すると同時に、初日のランチョンセミナーでは当社における具体的な活用事例も紹介しました。

企業展示：様々なデータを自分たちで連携して新サービス創出を！

そして、収集した競技記録/フィジカルデータ/食事（栄養摂取）/練習メニュー実績など様々なデータを“つなぐ”際に活躍するのが『DataSpider』です。これにより、分かりやすいダッシュボードの形で可視化して、次の一手を考える（Plan）ことが可能になります。

もちろん適用領域はアスリートの競技力向上だけではありません。介護を必要とするお年寄りの運動機能を維持し改善するリハビリや、社員の健診データや残業時間など労務管理情報を“つないで”統合的に分析することで「健康ダッシュボード」上に見える化。働き方改革と併せて企業が注目する“健康経営”の実現に活用するなど、ヘルスケア領域全般での活用が期待されます。

セミナー：健康/スポーツ/障がい者自立支援の3テーマ領域における事例を紹介

イベント初日のランチョンセミナーでは、企業展示スペースでもご紹介している「健康/スポーツ支援」における『DataSpider』の活用事例に加え、「障がい者自立支援」の３テーマ領域における事例をご紹介しました。

健康/スポーツ支援では、生体活動データを見える化して分析できるようにした、HULFT陸上部 アスリートの競技力向上を支援する「アスリートダッシュボード」や 社員の健康を目指した「健康ダッシュボード」。そして、当社が福利厚生の一環で行っているクイックマッサージを、視覚障がいのあるヘルスキーパー3名が自立運営できるようにすることをサポートする、Alexa搭載スマートスピーカーAmazon Echoによる音声入力を活用したクイックマッサージ予約受付・順番呼び出しシステム「クイックちゃん」や、音声入力勤怠システム「勤怠ちゃん」の開発に関する取組事例です。中でも、AWS、Slack、Skype（IM）など既存のサービスをうまく活用し、『DataSpider』でデータを連携させることで実現した「クイックちゃん」については、Alexaスキルアワード2018 法人部門で「最優秀賞」と「特別賞」をダブル受賞したこともあり、セミナーに参加されていた皆さんも興味津々という印象でした。

まとめ：新たなサービス創出を目指す企業が関心を示す

イベント取材を通じて、ITを活用したヘルスケア関連サービスの今後の可能性を感じることができました。

人生100年時代に突入し、いかに健康寿命を永らえるかが重要なテーマとなっている今日。医療機関のカルテ情報や食事/運動のデータ、はたまたスマートウォッチで収集されるデータなど、様々なデータを有効活用するには、データを紐づけて統合的に分析できるデータ連携基盤が重要になります。当社としてもこうしたイベントを通じて、データ連携基盤の重要性をお伝えしながら、様々なデータ活用の提案を今後も続けていきたいと思います。

最後に、企業展示にお越しいただいた方、ランチョンセミナーに参加いただいた皆様、ありがとうございました。また来年お会いしましょう！