転送定義作成と要求発行の流れ
転送情報画面では、ファイル転送を行うために必要な転送定義の編集や要求発行ができます。
転送情報画面の転送情報ツリー、転送マップ、転送定義フレームは相互に連動しています。配信側からの転送定義を作成する方法を例に転送定義の作業の流れを説明します。
図中の数字で示す各手順について、以下に説明します。
【注意】 | HULFT Ver.8.4.0以降では「高強度暗号強制モード」を指定できます。 | |||||||||||||||||||||||||
HULFT Ver.8.4以降のクライアントを含む転送定義を作成する場合、すべての配信側クライアントと集信側クライアントで「高強度暗号強制モード」の設定を一致させる必要があります(Ver.8.4未満のクライアントは「高強度暗号強制モード」が“無効”として扱われます)。 | ||||||||||||||||||||||||||
クライアントを転送マップに挿入するときに不一致を検出するとエラーになります。 | ||||||||||||||||||||||||||
<表> 転送定義を作成可能なHULFTのバージョンと高強度暗号強制モードの設定の組み合わせ
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【備考】 | 「高強度暗号強制モード」については各クライアントの「アドミニストレーションマニュアル」を参照してください。 |
- ファイルIDの登録
- 集信側ホスト(クライアント、サーバ)の挿入
- 転送経路の設定
- 転送定義の設定
- 転送定義をサーバへ適用
- 要求発行
転送するファイルを識別するためのIDを登録します。
詳細はファイルIDの登録を参照してください。
転送先ホストを転送マップ上に配置します。
詳細は以下を参照してください。
【注意】 | 転送情報画面を開いた状態で、管理画面からクライアントおよびサーバを新規登録しても、転送情報画面には反映されません。 |
転送経路を設定します。
詳細は経路設定を参照してください。
各項目に必要事項を入力し、転送定義を設定します。
詳細は以下を参照してください。
転送定義を、各ホストを管理するHULFT-HUB Serverへ送信、保存します。
さらに、HULFT-HUB Serverでは、保存した転送定義を各クライアント上の集配信管理情報として配布します。
詳細は 転送定義の適用を参照してください。
転送マップ上で要求発行することができます。
詳細は要求発行を参照してください。