集信側設定情報の編集

集信側設定情報の定義方法を説明します。

  1. 転送マップ上で集信側クライアントをクリックすると、転送情報フレームに指定したクライアントの集信側設定情報が表示されます。

  2. 必要項目を入力してください。

    集信側設定情報には[基本設定]と[拡張設定]があります。設定できる項目は、クライアントの機種とバージョンによって異なります。各項目の詳細については「HULFT-HUB 管理情報リファレンス」の以下のトピックを参照してください。

    なお、HULFTのバージョンによって設定できる項目、値が異なります。詳細については、クライアントの「オペレーション・マニュアル」を参照してください。

    【備考】 集信側クライアントがVer.5の場合、Ver.6以降でサポートされた項目については、入力できないようにグレーアウトされています。
      集信側のクライアントがVer.6の場合、Ver.7以降でサポートされた項目については、入力できないようにグレーアウトされています。

共通項目

集信側設定情報の共通項目は以下のとおりです。

 

<表>集信側設定情報の共通項目

項目名 説明 書式 制限 指定
ホスト名 集信側クライアントのホスト名*1 変更不可
ファイルID 転送するファイルを認識するためのID 変更不可
転送グループID クライアントの転送グループ情報内で利用可能なIDが、自動的に選択されます。 利用可能なIDがなかった場合は、クライアントの転送グループ情報内でユニークなIDが自動的に新規作成されます。*2 *3 *4 必須
ファイル表示名 ファイルIDリスト上に表示される任意の名前を指定します。 文字 256バイト以内 任意
コメント 転送条件に対するコメントを指定します。 文字 60バイト以内 任意
*1:  HULFT-HUB Managerの動作環境設定の「IDの表示方法」の指定により、表示方法が異なります。
*2: 転送グループIDは以下のルールに従って設定されます。
  1) 集信側クライアントの転送グループ情報の中に、当該転送情報の配信側クライアントをすべて含み、それ以外を含まない転送グループIDがあった場合:
    A) 見つかったIDの中に「“HB”に順序番号(0x000000~0xFFFFFF)を付加した8文字の名称」以外、すなわちユーザが作成したIDがあれば、それを採用します。
      複数あった場合は、アルファベット順で一番若いIDが採用されます。
    B) 見つかったIDの中にA)の条件を満たすものがなければ、「“HB”に順序番号(0x000000~0xFFFFFF)を付加した8文字の名称」のIDを採用します。
      複数あった場合は、アルファベット順で一番若いIDが採用されます。
  2) 集信側クライアントの転送グループ情報の中に、1)の条件を満たす転送グループIDがなかった場合:
    C) HULFT-HUB Managerが転送グループ情報を新規作成します。
      転送グループIDは“HB”に順序番号(0x000000~0xFFFFFF)を付加した8文字の名称になります。
*3: 転送情報を管理しているサーバがHULFT-HUB Server Ver.3以降の場合、転送グループIDの右側に[一覧]ボタンが表示されます。[一覧]ボタンをクリックすると、自動的に設定された転送グループIDの代わりに、転送グループ情報一覧画面から任意の転送グループIDを選択できます。
  [一覧]ボタンで転送グループIDを選択できるのは、経路を設定または変更した後です。既存の転送情報を編集する場合、経路を変更しないと[一覧]ボタンは有効になりません。
*4: 集信側クライアントがHULFT8の場合は50バイト以内、HULFT8未満の場合は8バイト以内です。

基本設定

  • [参照]ボタンをクリックすると、ファイル参照ダイアログを使用して集信ファイルを選択できます。
  • [一覧]ボタンをクリックすると、正常時ジョブID、異常時ジョブIDを、ジョブ起動情報選択画面から選択して設定することができます。詳細はジョブ起動情報の編集を参照してください。

拡張設定パネル

【注意】 [自動生成]ボタンは「高強度暗号強制モード」が“有効”の場合のみ表示されます。
  • 「メール連携ID」の右側の[一覧]ボタンをクリックすると、メール連携IDをメール連携情報選択画面から選択して設定することができます。詳細はメール連携情報の編集を参照してください。

    メール連携IDは、「HULFT for Windows Ver.6」「HULFT7 for Windows」「HULFT8 for Windows」のみ使用できます。

  • XML変換情報を編集する場合、転送定義を転送情報ツリーの配信ファイルから操作する必要があります。

    [XML設定]ボタンをクリックすると、XML変換情報設定画面が表示されます。XML変換情報については、XML変換情報の設定を参照してください。

  • 集信側クライアントがHULFT Ver.8.4以降で「高強度暗号強制モード」に“有効”を設定している場合、「暗号キー」の右側に[自動生成]ボタンが表示されます。

    [自動生成]ボタンをクリックすると、乱数を使用して16進64桁の暗号キーを自動的に生成します。

    ただし配信側設定情報の「暗号キー」には反映されないので、ユーザ自身でコピー&ペーストしてください。

  • 既存の集信側設定情報を開いたとき、「暗号キー」に不正な値が設定されていた場合は“%ERROR”と表示されます。そのままでは保存できないので、適切な値に変更してください。クライアントがHULFT Ver.8.4以降の場合は、クライアントの「高強度暗号強制モード」の設定によって「暗号キー」に設定できる値が変わります。詳細は管理情報リファレンスの各機種の集信管理情報の説明を参照してください。