よくあるご質問(機能やコンセプトに関するFAQ)
配信や集信などを行うコマンドやAPIはありますか?
HULFT Squareでは、HULFTの配信要求や送信要求、その他の操作を行うコマンドやAPIは提供しておりません。
業務システムを構築するための様々な処理は、HULFT Squareのデータ連携機能を利用して実現します。
HULFT Squareのデータ連携機能の詳細は、「Data Integrationコンテンツの読みかた」を参照してください。
なお、HULFT Squareのデータ連携機能を利用したファイル転送の手順については、以下のシナリオを参照してください。
送信要求はできますか?
HULFT Square に対する送信要求、および オンプレミス版HULFTに対する送信要求は提供しておりません。
代替策として、空のファイルを配信し、後続ジョブで配信を指定することで、送信要求と同等の機能が実現可能となります。
フォーマット転送やマルチフォーマット転送はできますか?
HULFT Squareでは、「バイナリ転送」または「テキスト転送」のみサポートしています。
これらは配信管理情報の転送タイプで設定します。詳細は、「配信管理情報」を参照してください。
コード変換はできますか?
HULFT Squareは、パッケージ版のUNIX/Linux版とほぼ同等のコード変換機能をサポートしています。
配信時にコード変換する場合は、配信管理情報および詳細ホスト情報で必要な設定を行ってください。
集信時は、詳細ホスト情報と配信側の転送設定にしたがって自動的にコード変換が行われます。
コード変換機能の詳細は、『HULFT8 コード変換 マニュアル』をご確認ください。
外字テーブルを登録することはできません。
サポートしている暗号化方式は何ですか?
HULFT Squareでは、AES(Advanced Encryption Standard)を利用できます。また、通信するオンプレミスHULFTがAESを使用できない場合は、自動的にHULFT暗号が適用されます。
HULFTの利用ユーザーや権限などに違いはありますか?
HULFT Squareの利用ユーザーは、ユーザーグループに所属し、そのユーザーグループに対してポリシーが設定されています。
ポリシーとは、HULFT Squareで目的の操作を実行したり対象機能を利用したりするための必要な権限の集まりであり、ユーザーグループに対して設定します。
HULFT Squareでは、HULFT Squareの利用ユーザーの招待や権限の設定は、管理者ユーザーが行います。
HULFT Transferサービスを利用するために必要な権限については、「ポリシーと権限の一覧」を参照してください。
オンプレミスのHULFTとHULFT Squareの機能に違いはありますか?
オンプレミスのHULFTとHULFT Squareが提供している機能の違いは以下のとおりです。
機能 |
HULFT |
HULFT Transferサービス |
HULFT Integrateサービス |
|
---|---|---|---|---|
HULFT Sender |
HULFT Receiver |
|||
配信 |
〇 |
〇(*2) |
× |
- |
集信 |
〇 |
× |
〇(*2) |
- |
送信要求 |
〇 |
× |
× |
△(*3) |
HULFT Managerからの管理 |
〇 |
× |
× |
- |
HULFT HUBからの管理 |
〇 |
× |
× |
- |
後続ジョブ連携 |
〇 |
× |
× |
〇 |
リモートジョブ実行 |
〇 |
× |
× |
△(*4) |
ファイルトリガー |
〇 |
- |
- |
〇 |
HULFT Script |
〇(*1) |
- |
- |
〇 |
AES暗号 |
〇(*1) |
〇 |
〇 |
- |
C4S暗号 |
〇(*1) |
× |
× |
- |
クラウドストレージ連携 |
〇(*1) |
× |
× |
〇 |
WebConnectとの転送 |
〇 |
× |
× |
- |
高強度暗号強制モード |
〇 |
× |
× |
- |
〇 |
: |
機能あり |
△ |
: |
機能なし(代替策あり) |
× |
: |
機能なし |
- |
: |
対象外 |
*1 |
: |
HULFTのオプション製品です。 |
*2 |
: |
外字テーブルを使用することはできません。外字を使用する場合は、相手ホストであるオンプレミスのHULFTでコード変換してください。 |
*3 |
: |
代替策として、空のファイルを配信し、後続ジョブで配信を指定することで、送信要求と同等の機能が実現可能となります。 |
*4 |
: |
代替策として、REST APIジョブを活用することで、他のホストからのジョブ実行要求が実現可能となります。 |