配信管理情報
HULFT Transferサービスで配信するファイルの詳細情報を指定します。
HULFT Transferサービスを利用してHULFT Squareからファイルを配信する場合は、使用する機能や運用にあわせて必ずHULFT Transfer配信管理情報を設定してください。
ユーザーはHULFT Transfer配信管理情報にワークスペースを指定することで他のユーザーまたはグループと共有することができます。
ワークスペースを使用して設定を共有する方法については、「チームメンバーと設定を共有してみよう」を参照してください。
ここでは、配信管理情報の設定時のポイントについて解説します。
チュートリアル
HULFT Transfer配信管理情報の設定手順を含むHULFT Square全体の操作フローについては、以下のチュートリアルを参考にしてください。
HULFT Transfer配信管理情報の設定のポイント
HULFT Transfer配信管理情報の設定時のポイントを設定ページごとに説明します。
配信管理情報
ナビゲーションメニューの > HULFT TRANSFER > 配信管理情報を選択すると表示されます。
新たにHULFT Transfer配信管理情報を作成してセットアップしたり、設定済の情報を更新したりできます。

- (1) 追加
-
HULFT Transfer配信管理情報を新規作成するには、このアイコンを選択します。
このアイコンを選択した後に表示される画面については、「配信管理情報 > 新規追加」を参照してください。
- (2) 設定リスト
-
作成済のHULFT Transfer配信管理情報が表形式で表示されます。
各項目の詳細は、「配信管理情報 > 新規追加」の説明を参照してください。
= 備考 =HULFT Transfer配信管理情報は5,000個を超えて登録可能ですが、ワークスペースごとの表示は最大5,000個までとなります。ワークスペースを複数選択した場合、5,000個を超える分は表示されません。
- (3) アクションメニュー
-
作成済のHULFT Transfer配信管理情報に対する操作を行う場合に選択します。
を選択すると、以下の操作メニューが表示されます。
- 情報
-
選択中のHULFT Transfer配信管理情報が表示されます。HULFT Transfer配信管理情報の編集および削除もできます。
選択すると、配信管理情報 > 配信管理情報名が表示されます。
- 削除
-
選択中のHULFT Transfer配信管理情報を削除します。
配信管理情報ページで、追加を選択すると表示されます。
ウィザード形式のページで、作成するHULFT Transfer配信管理情報を順番に設定できます。
手順全般

- 名前
-
作成するHULFT Transfer配信管理情報の名前を指定します。
- 説明
-
設定するHULFT Transfer配信管理情報に対する説明コメントを指定します。
- 次へ
-
次のページを表示します。
手順プロファイル

- プロファイル
-
HULFT Transfer配信管理情報と紐づけるプロファイルを選択します。
- 次へ
-
次のページを表示します。
手順設定

- ファイルID
-
配信するファイルを認識するための名前を指定します。
注意_INSTANT_TRANSFER_というファイルIDは登録できません。
- 転送タイプ
-
配信するファイルのデータタイプをテキストまたはバイナリのどちらかで指定します。
転送タイプ
転送データの形式
テキスト転送
.txtなど、テキストエディターで開けるファイルを転送する際に、コード変換や改行コードなどの処理を合わせて行うことができます。
バイナリ転送
.pdfや.docx、.xlsxなど、テキストエディターで開いた際に、中身が崩れて表示されるファイルはバイナリ転送をお使いください。
- 配信ファイル
-
配信するファイルのファイル名を指定します。絶対パスで指定します。
ストレージを参照して指定する場合、参照を選択します。
注意ファイル名はシングルバイト英数字のみで指定してください。
- 集信ホスト名
-
ファイルを配信するときの相手ホストとなる集信側ホストをリストから選択します。
リストには、ナビゲーションメニューの
> HULFT TRANSFER > 詳細ホスト情報で設定したホスト名が表示されます。
- DEFLATE圧縮
-
転送するファイルをDEFLATE圧縮する場合にチェックします。
- DEFLATEレベル
-
圧縮レベルを指定します。
- 圧縮速度優先
-
圧縮速度優先
- 圧縮率優先
-
圧縮率優先
- 標準
-
標準
- コード変換
-
配信するファイルのコード変換の扱いを以下のいずれかで指定します。
- 配信側
-
配信側ホストでコード変換
- 集信側
-
集信側ホストでコード変換
- 無変換
-
変換せずに配信
- 転送間隔
-
転送単位(転送ブロック長×転送ブロック数)ごとの間隔を指定します。
- シフトコードの扱い
-
ホスト系の機種(MainframeやIBM iおよびKシリーズなど)とのファイル転送で、コード変換時にシフトコードを付加する場合にチェックします。
- 暗号キー
-
データを暗号化するキーを指定します。
配信するファイルにセキュリティをかけることができます。相手ホストのHULFT Transfer集信管理情報またはHULFT集信管理情報に設定されている暗号キーと同じ暗号キーを設定してください。
暗号化方式はAESが適用されますが、オンプレミスの集信側クライアントでAESが使用できない場合は、HULFT暗号が適用されます。
注意省略すると、ファイルは暗号化されません。
- 次へ
-
次のページを表示します。
配信管理情報ページで、設定リストのアクションメニューから、情報を選択すると表示されます。
選択したHULFT Transfer配信管理情報の詳細が表示されます。編集や削除もできます。
プロファイルは、プロファイルごとに配信管理情報の設定ができます。
プロファイルの情報が設定されている場合は、Clearが表示され、設定情報をクリアすることができます。プロファイルの情報が設定されていない場合は、Copy Configuration Fromが表示され、他の設定済みのプロファイルから該当のプロファイルに設定情報をコピーできます。ただし、ホスト名など、プロファイルに依存する情報はコピーされません。