転送タイプとコード変換の関係

HULFTでは、転送タイプを指定してファイル転送します。

転送するデータに合わせて転送タイプを選択すると、HULFTは転送タイプに合わせて適切な変換を行います。

転送タイプの詳細は、「転送タイプ」を参照してください。

以下に、転送タイプとコード変換との関係を示します。

テキスト転送

テキスト転送では、以下のコードを変換します。

  • 1バイトコード

  • 2バイトコード

  • シフトコード

  • スペースコード

  • 改行コード

  • タブコード

シフトコードの変換規則の詳細は、「シフトコードの変換規則」を参照してください。

スペースコードの変換規則の詳細は、「スペースコードの変換規則」を参照してください。

改行コードおよびタブコードの変換は、「テキスト転送について」を参照してください。

フォーマット転送およびマルチフォーマット転送

フォーマット情報で指定された項目タイプに従って変換します。

転送するデータに合わせて、フォーマット情報の項目タイプを指定してください。

フォーマット情報の項目タイプとコード変換の関係は以下のとおりです。

表1.1 項目タイプとコード変換の関係

項目タイプ

コード変換の種類

X

キャラクタタイプ

1バイトコード変換

N

2バイト表示文字タイプ

2バイトコード変換

M

可変長文字タイプ

1バイトコード変換、および2バイトコード変換

9

サイン無外部10進数タイプ

1バイトコードの変換

B

バイナリタイプ

バイトオーダの変換

F

浮動小数タイプ

バイトオーダの変換

P

サイン付内部10進数(パック)タイプ

属性変換

S

サイン付外部10進数(ゾーン)タイプ

属性変換

I

イメージタイプ

無変換

フォーマット転送およびマルチフォーマット転送の詳細は、「フォーマット転送およびマルチフォーマット転送の場合のコード変換規則」を参照してください。

シフトコードの変換規則の詳細は、「シフトコードの変換規則」を参照してください。

スペースコードの変換規則の詳細は、「スペースコードの変換規則」を参照してください。

バイナリ転送

コード変換せずに(無変換で)ファイルが転送されます。

バイナリ転送の詳細は、「バイナリ転送について」を参照してください。