スペースコードの変換規則

以下のスペースコードの変換規則について説明します。

原則、半角スペースは変換先の半角スペースに、全角スペースは変換先の全角スペースに変換します。

また、配信側変換と集信側変換は基本的に同じ結果になります。

以下に、各コードセットの全角スペースと半角スペースの文字コードを示します。

表2.19 ASCII系コードセットの全角スペースと半角スペースの文字コード

転送するファイルの
コードセット

全角スペース

半角スペース

Shift-JIS

0x8140

0x20

EUC-JP

0xA1A1

GB18030

0xA1A1

UTF-8

0xE38080

表2.20 EBCDIC系コードセットの全角スペースと半角スペースの文字コード

転送するファイルの
コードセット

全角スペース

半角スペース

IBM漢字

0x4040

0x40

富士通漢字(JEF)

0x4040

0xA1A1 (*1)

日立漢字(KEIS) (*2)

0x4040

0xA1A1

NEC漢字(JIPS(E))

0x4F4F

IBM簡体字

0x4040

*1

:

JEFから他のコードセットの文字コードに変換する場合のみ、0xA1A1も全角スペースとして扱います。

*2

:

他のコードセットの文字コードからKEISの文字コードに変換する場合、変換後の全角スペースにどちらを採用するかをシステム動作環境設定のKEIS全角スペースモードで指定できます。

KEIS全角スペースモードの詳細は、各機種の「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。

 

配信側変換と集信側変換で違う結果になるなど、特別な変換を行う場合について、以降に記載します。