ジョブ起動情報のフォーマット

ジョブ起動情報は、ジョブ起動情報マスタとジョブ起動情報スレーブの2種類のレコードから構成されます。

各項目の説明はリンク先を参照してください。

表の「管理情報リファレンスの項目名」で、

  • (*1)の付いた項目は管理情報収集配布機能で配布時に使用される項目です。表の下の「配布時に使用される項目」を参照してください。
  • (*2)の付いた項目は現在のHULFT-HUBでは使用されていない項目です。
  • (*3)のついた項目はVer.7.0未満のHULFTで使用されていた項目です。対象機種のHULFT Ver.6の「オペレーション・マニュアル」を参照してください。
    HULFT7およびHULFT8では指定できません。

ジョブ起動情報マスタ

ジョブ起動情報マスタは、ジョブ起動情報の基本部分です。1つのジョブIDに対して1回だけ出力されます。

12列 (列1は常に“job”です)

タイトル(英語) タイトル(日本語) 管理情報リファレンスの項目名 配布先のホスト種ごとの指定
HULFT8未満 HULFT8
Mainframe UNIX Windows i5OS Mainframe UNIX Windows IBMi
1 job-title job-title
2 ClientName 配布先クライアント名 配布先クライアント名 (*1)
3 ClientServiceName 配布先クライアントサービス名 配布先クライアントサービス名 (*1)
4 JobID ジョブID ジョブID
5 DispName 表示名 表示名
6 JCLLibrary JCLライブラリ JCLライブラリ
7 JobDescription ジョブ記述 ジョブ記述
8 Comment コメント コメント
9 JobRC ジョブRC判定 ジョブRC判定
10 HostType ホスト種 (*2)
11 BusinessGroupID 業務グループID 業務グループID
12 ProcessMode 処理区分 処理区分 (*1)

◎:インポート時に値が必須

○:インポート時に値が省略可(省略時は""を指定)

―:インポート時に値が不要(""を指定)、エクスポート時にも""を出力

ジョブ起動情報スレーブ

ジョブ起動情報スレーブは、個々のジョブに関する情報です。1つのジョブIDに対して、含まれるジョブの数だけ繰り返し出力されます(最大99ジョブ)。

5列 (列1は常に“job-Slave”です)

タイトル(英語) タイトル(日本語) 管理情報リファレンスの項目名 配布先のホスト種ごとの指定
HULFT8未満 HULFT8
Mainframe UNIX Windows i5OS Mainframe UNIX Windows IBMi
1 job-Slave-title job-Slave-title
2 ClientName 配布先クライアント名 配布先クライアント名 (*1)
3 ClientServiceName 配布先クライアントサービス名 配布先クライアントサービス名 (*1)
4 JobID ジョブID ジョブID
5 JobName 起動ジョブ 起動ジョブ

◎:インポート時に値が必須

○:インポート時に値が省略可(省略時は""を指定)

―:インポート時に値が不要(""を指定)、エクスポート時にも""を出力

【注意】 1つのジョブIDに対して、マスタとスレーブの列2~4の値は同一でなければなりません。列2~4の値を使ってマスタとスレーブを紐付けています。

配布時に使用される項目

配布先クライアント名

ジョブ起動情報の配布先となるクライアントのホスト名

HULFT-HUB Serverに登録されたホスト名を指定してください。

配布先クライアントサービス名

ジョブ起動情報の配布先となるクライアントのサービス名

HULFT-HUB Serverに登録されたサービス名を指定してください。

処理区分

ジョブ起動情報に対する操作

UまたはDを指定してください。

設定値 操作
U 更新
指定したIDと同一IDの管理情報があった場合は上書きします。
D 削除
指定したIDが存在しなくてもメッセージは表示されません。