HULFT Technical Support & FAQ


こんにちは。HULFT テクニカルサポートセンターです。

HULFT6、HULFT7をご利用の皆様から、バージョンアップ時に確認すべき情報がわからないとのお声をいただくことがございます。こういったお客様の声にお応えするために、様々なバージョンアップ資料を公開していきます。
最新Update
2022年12月28日 new 「バージョンアップ関連動画」を追加しました。

INDEX

バージョンアップ関連動画

■3分以内でわかるHULFTバージョンアップ検討タイミング

HULFTのバージョンアップを検討するタイミングについて動画でわかりやすく説明しています。

■2分半でわかる!HULFTのバージョンアップ(Linux)

https://youtu.be/SZ_caRze2Ho
Linux環境のHULFTをマシン移行しつつバージョンアップする手順について、動画でわかりやすく解説しています。

■5分でわかるHULFTのバージョンアップ(Windows)

https://youtu.be/eT4YZmJx_oQ
Windows版HULFTのバージョンアップのポイントを実際の画面を使いながら説明します。



Q. まず見るべきページはどこですか

▶ HULFTバージョンアップの1stStep

https://www.hulft.com/column/hulft_version_up_01/hulft_version_up_02
→気になるコストの話など、初めに確認していただきたい情報です。

▶ バージョンアップの申し込み方法

https://www.hulft.com/buy/vup/howto
→バージョンに必要な手続きをわかりやすいフローで。

▶ 実際のバージョンアップ手順

https://faq2.hulft.com/faq/show/31283
→バージョンアップ作業手順など、実際の作業がよくまとまっています。


Q. 色々な条件でのバージョンアップ方法を知りたい

パターン1:マシン移行と同時にバージョンアップ

マシン移行と同時にバージョンアップを行いたいもっとも多い移行パターンです。以下のFAQを参照ください。
・HULFT Windows https://faq2.hulft.com/faq/show/21833
・HULFT UNIX/Linux https://faq2.hulft.com/faq/show/21834
・HULFT Mainframe https://faq2.hulft.com/faq/show/26519

パターン2:OSのアップデートと同時に製品のバージョンアップを行いたい

動作環境はそのままでWindowsOSがアップデートされる条件でのバージョンアップ方法です。
HULFTのバージョンアップ要否の確認から、実際のバージョンアップ方法を以下のFAQにまとめています。
・HULFT Windows https://faq2.hulft.com/faq/show/34036

パターン3:バージョンアップと同時にオンプレ環境からクラウド環境に移行したい

HULFTにはクラウド環境固有の動作設定、制限などはありません。移行方法としては、マシン移行を伴う
バージョンアップの手順をそのまま使用することが可能です。
・HULFT Windows https://faq2.hulft.com/faq/show/21833
・HULFT UNIX/Linux https://faq2.hulft.com/faq/show/21834

パターン4:バージョンアップと同時にUNIXからLinuxにOSを変更したい

UNIXのEOSなどに合わせてLinuxに移行する場合の手順です。UNIX環境とLinux環境では内部的に保持されている
情報が異なるため、OS変更と同様の移行を行う必要があります。詳細な手順につきましては以下のFAQが有用です。
・HULFT(全OS) https://faq2.hulft.com/faq/show/346

パターン5:バージョンアップ前後でシステムロケールが変わる場合の対応が知りたい

システムロケールが変更された場合でも、HULFT側の設定を変更せずに使用すること可能です。
HULFT側の設定変更を行うべきかの判断についてはFAQを参考にしてください。

1.HULFTで使用する言語とシステムロケールが不一致な条件で運用
 ・HULFT Windows https://faq2.hulft.com/faq/show/27809
 ・HULFT UNIX/Linux https://faq2.hulft.com/faq/show/16135

2.システムロケールに合わせてHULFTで使用する言語を変更し運用
 ・HULFT(全OS) https://faq2.hulft.com/faq/show/414

パターン6:関連製品と連携して使用している場合の注意点

HULFT7からHULFT8にバージョンアップする場合、一部の製品との連携で制限が発生する場合がります。
具体的には以下のような条件が当てはまります。

▶HULFT5などの旧バージョン製品と通信している
 バージョンにより通信保証対象のHULFTが異なるため、バージョンアップ後に通信先が保証対象外となる
 可能性があります。詳細については以下の情報を参照下さい。
  https://www.hulft.com/software/hulft-8/os
  上記HP内の[HULFT8通信保証製品一覧]を参照下さい。

▶HULFT-HUBと連携して使用している
 HULFT-HUB Serverのバージョンによっては、「HULFT8との接続ができない」などの制限があります。
 詳細については以下のマニュアルを参照下さい。
  https://www.hulft.com/help/ja-jp/HULFT-V8/COM-NEW/Content/HULFT_NEW/RstrctCoope_HUB/RstrctCoopewtHUB.htm

▶SIGNAlertと連携して使用している
 SIGNAlertにエラーを連携するための「utlalertコマンド」がHULFT8で廃止されているため、
 連携方法の変更が必要な場合があります。

Q. 互換や障害を確認したい

▶ HULFT8の既知障害の確認方法

以下の2箇所に公開しています。
いずれも技術サポートサイト(https://www.hulft.com/tech-support)へログインして確認を行うことができます。

■Readme内の記載を確認
 Readme内に「既知の問題点」を整理しています。以下の手順で確認することができます。

 ・保守ご締結済みの製品シリアル番号で技術サポートサイトにログイン
 ・[製品リリース情報]を選択し、製品とOSを選択
 ・ご使用の製品グレードを選択し、付属文章内のReadmeをクリック
図1.[製品リリース情報]のreadme選択画面


■「未修正障害」から検索
 「No : 33815HULFT8 未修正障害について」問題点をまとめています。
 こちらの参照には、技術サポートサイトへのログイン後に、画面左側から該当のFAQ番号で検索してください。

▶ HULFT7通信モードについて

HULFT8から追加された「HULFT7通信モード」の設定に関しては、少し分かりづらいので以下のFAQに
まとめています。

「HULFT7通信モード」の設定と実際の動作のまとめ
https://www.hulft.com/help/ja-jp/HULFT-V8/WIN-ADM/Content/HULFT_ADM_CMN/System/hul7_trns_mode.htm

※Windows以外の動作も同様です。各機種の「アドミニストレーション」マニュアルに記載がございます。

上記を踏まえた上で、お客様からよくいただく質問をいかにまとめています。

・対向HULFTバージョンが不明、もしくはHULFT7、8が混在している場合の推奨値について
 https://faq2.hulft.com/faq/show/20272

・HULFT7通信モードの設定による転送速度の差異について
 https://faq2.hulft.com/faq/show/23511

・HULFT7通信モードを「有効」にした場合の具体的な制限について
 https://faq2.hulft.com/faq/show/20316

Q. HULFT8のサポートサービスについて知りたい

▶ HULFT8のサポート期限

現時点ではサポート期限は定めておりません。しかし、実際には「HULFT9」がいつリリースされるのか次第です。
現在の弊社サポートポリシーに準拠すると

 1.次期HULFT9がリリース
 2.HULFT9リリース後10年はHULFT8もサポート

となりますが、現時点(2022/06)では「HULFT9」のリリース予定がないので、最低でも2032年まではサポート
し続ける予定になります。

▶ バージョンアップ製品の購入前のサポート相談方法

現在お使いの製品がサポートサービスに加入されている場合、そちらのシリアル番号でお問い合わせ可能です。
このページを「技術サポートサービス専用サイト」にログインして見られている方であれば、画面左上の
「新規お問い合わせ登録へ」から、お問い合わせください。

図2.技術サポートサイト内「お客様マイページ」左メニューの「新規お問い合わせ登録へ」リンク

Q.Windows2012 OSバージョンアップ時の考慮点

2023年10月 Windows Server 2012/2012 R2 がサポート終了を迎えます。この機会にHULFTをインストール
しているOSのアップグレードをお考えの方に参考になるポイントをご紹介します。

※一部のFAQの参照には「技術サポートサイト」へのログインが必要となります。
 詳細は「【補足】技術サポートサイトへのログイン方法」をご参照下さい。

▶ 移行先OSに対応するバージョンのHULFTの確認

対応OSについては、以下のHPから確認することができます。

【動作環境検索】
https://his.hulft.com/productinfo/opeenv/user

例えば
 ・移行元:Windows2012 R2
 ・移行先:Windows2016以降のServer系OS

であれば、移行先のOSにHULFT7が対応していません。このため、OSのバージョンアップと共に、
HULFTのバージョンアップも実施する必要があります。
 

▶バージョン時の非互換情報の確認

基本的な転送動作などはバージョンアップ後でも変わりません。ただし、機能改善、障害修正により、
動作差異が発生する可能性もありますので、非互換情報を確認することお勧めいたしています。
以下に参照していただきたい資料をまとめました。

■ポイント1:新機能・非互換説明書
機能改善/追加、機能廃止などに伴うバージョン間の動作差異がまとまっています。例えば、現在HULFT7を
お使いの場合、「第5章 HULFT Ver.7との非互換」をご確認下さい。
新機能非互換マニュアルは以下のホームページに一般公開しておりますので、こちらからご確認下さい。

【HULFT8 新機能・非互換説明書】
https://www.hulft.com/help/ja-jp/HULFT-V8/COM-NEW/Content/HULFT_NEW/preface.htm

■ポイント2:お知らせ文書
障害修正などの観点で修正された事項が記載されています。障害のため適切に動作していなかったものが、
正しく動作するようになったものなので、通常は非互換として意識する必要がありません。
ただし、以下の点については、コード変換結果に差異が発生する可能性がございますので、ご確認いただきたいです。

【文字コード変換に関連する障害修正】
FAQ 23162:Ver.8.1.0におけるコード変換結果の変更点について
FAQ 16115:IBM漢字コード 0x5b99 昂のコード変換(HULFT,DataMagic,iDIVO 全OS)

■ポイント3:既知の障害
以下に未修正の既知の障害を公開しています。

◇未修正障害一覧
「技術サポートサイト」の画面左側の「トップカテゴリ」内の「障害情報」を展開し「未修正障害」を選択して下さい。
図3.技術サポートサイト内「FAQ」左メニューの「未修正障害」へのリンク

◇Readme内の情報を確認
「技術サポートサイト」の画面上部の「製品リリース情報」を選択して下さい。導入されたい製品のバージョン、
リビジョンなど選択すると「付属文書」内にReadmeが表示されます。Readme内の「既知の問題について 」などの記載を確認下さい。
図4.技術サポートサイト内「製品リリース情報」の「製品詳細」画面

▶マシン移行を伴うHULFTの移行方法

通常はマシン移行を伴うOSのバージョンアップとなると思われますので、以下のFAQが有効となります。
また、マシン移行を行う際に「ホスト名」が変更される場合、ホスト名の変更に伴うHULFTの設定変更も
考慮が必要です。こちらについてもFAQにまとめているのでこちらを参照下さい。

【マシン移行を伴うバージョンアップ手順で参照すべきFAQ】
FAQ 21833: 別マシンへのバージョンアップ作業手順書 -Ver.6 or Ver.7からVer.8- (HULFT Windows)
FAQ 473:ホスト名や IPアドレスの変更にともなう HULFT での設定変更 【動画説明】

【補足】技術サポートサイトへのログイン方法

https://www.hulft.com/tech-support
保守ご締結済みのシリアル番号でログイン - [FAQのNo.から検索]より該当FAQ番号で検索


本ページに記載されているバージョンアップの手順についてご質問がございましたら、ご契約の技術サポート窓口まで
お問い合わせください。