IBM WebSphere Application Serverを使用する場合

= 備考 =

コンテキスト名をwebft以外に変更している場合、ディレクトリ名を読み替えてください。

(1) ユーザの確認

この際に、セットアップを行うユーザは、システム管理更新権限を持ち、かつ、ログイン方法が「ID/パスワード」である必要があります。

該当のユーザが存在しない場合は、事前に作成するなど準備を行ってください。

(2) アプリケーション(webft)の停止

リビジョンアップを行っている間は、管理コンソールからエンタープライズ・アプリケーションを開きwebftを停止してください。動作している状態では、正常にリビジョンアップを実施することができません。

(3) HULFT-WebFileTransferのバックアップ

リビジョンアップを行う前に、HULFT-WebFileTransferのバックアップを行ってください。

バックアップの方法は、「バックアップ手順」「(2) WARファイルを使用したインストールの場合」「2. 設定ファイルのバックアップ」を参照してください。

= 備考 =

ログ出力設定ファイルについては、以下のファイルをバックアップしてください。

ログ出力設定ファイル

: log4j2.xml

(4) 既存モジュールのアンインストール

IBM WebSphere Application Server の管理コンソールを使用して、HULFT-WebFileTransferのモジュールをアンインストールします。

(5) HULFT-WebFileTransferモジュールのデプロイ

提供媒体内に格納されているwebft.warファイルをデプロイします。デプロイの手順については、「WARファイルのデプロイ(IBM WebSphere Application Serverを使用する場合)」を参照してください。

(6) 各種設定ファイルのリストア

「(3) HULFT-WebFileTransferのバックアップ」でバックアップしたファイルをリストアします。

リストア方法については、「リストア手順」を参照してください。

= 備考 =

ログ出力設定ファイルについては、以下のファイルをリストアしてください。

ログ出力設定ファイル

: log4j2.xml

(7) アプリケーション(webft)の起動

管理コンソールからエンタープライズ・アプリケーションを開きwebftを起動します。

(8) セットアップ

HULFT-WebFileTransferをリビジョンアップした場合、セットアップを行う必要があります。前回のセットアップで使用したプロダクトキーは使用できませんので、新たに発行されたプロダクトキーでセットアップを行ってください。

セットアップ手順については、「セットアップ」を参照してください。

(9) リビジョンアップ作業後の確認

リビジョンアップ作業が行われたかどうか、HULFT-WebFileTransferの製品情報(ブラウザ画面の「HULFT-WebFileTransferについて」のリンク)を開き、バージョンが正しく表示されているか確認してください。

続いて、疎通テストも実施してください。詳細は「疎通テスト」を参照してください。