Apache Tomcatを使用する場合

注意

Tomcat7以降からWebアプリケーション内のMETA-INF\context.xmlをconf\Catalina\localhostにコピーする機能がオプショナルになりました。

ご利用のTomcatの設定に合わせてwebft.xmlまたはwebapps\webft\META-INF\context.xmlを編集してください。

= 備考 =

コンテキスト名をwebft以外に変更している場合、“Tomcatのインストールフォルダ\webapps\webft”を“Tomcatのインストールフォルダ\webapps\コンテキスト名”、“webft.war”を“コンテキスト名.war”、“webft.xml”を“コンテキスト名.xml”に読み替えてください。

(1) ユーザの確認

HULFT-WebFileTransferをリビジョンアップした後、セットアップを行います。

この際に、セットアップを行うユーザは、システム管理更新権限を持ち、かつ、ログイン方法が「ID/パスワード」である必要があります。

該当のユーザが存在しない場合は、事前に作成するなど準備を行ってください。

(2) Tomcatの停止

リビジョンアップを行っている間は、HULFT-WebFileTransferをデプロイしているTomcatは停止してください。Tomcatが動作している状態では、正常にリビジョンアップを実施することができません。

(3) HULFT-WebFileTransferのバックアップ

リビジョンアップを行う前に、HULFT-WebFileTransferのバックアップを行ってください。

バックアップの方法は、「バックアップ手順」「(2) WARファイルを使用したインストールの場合」「2. 設定ファイルのバックアップ」を参照してください。

= 備考 =

システムファイルおよびログ出力設定ファイルについては、以下のファイルをバックアップしてください。

システムファイル

: context.xml

ログ出力設定ファイル

: log4j2.xml

(4) 既存モジュールの削除

HULFT-WebFileTransferモジュールを削除します。Tomcatのインストールフォルダ\webapps\webft\以下をすべて削除してください。\webapps\フォルダにwebft.warが存在する場合は、webft.warも削除してください。

(5) HULFT-WebFileTransferモジュールのデプロイ

提供媒体内に格納されているwebft.warファイルをデプロイします。デプロイの手順については、「WARファイルのデプロイ(Tomcatを使用する場合)」を参照してください。

(6) 各種設定ファイルのリストア

「(3) HULFT-WebFileTransferのバックアップ」でバックアップしたファイルをリストアします。

リストア方法については、「リストア手順」を参照してください。

= 備考 =

システムファイルおよびログ出力設定ファイルについては、以下のファイルをリストアしてください。

システムファイル

: context.xml

ログ出力設定ファイル

: log4j2.xml

(7) Tomcatの起動

Tomcatの起動を行います。

(8) セットアップ

HULFT-WebFileTransferをリビジョンアップした場合、セットアップを行う必要があります。前回のセットアップで使用したプロダクトキーは使用できませんので、新たに発行されたプロダクトキーでセットアップを行ってください。

セットアップ手順については、「セットアップ」を参照してください。

(9) リビジョンアップ作業後の確認

正しくリビジョンアップ作業が行われたかどうか、HULFT-WebFileTransferの製品情報(ブラウザ画面の「HULFT-WebFileTransferについて」のリンク)を開き、バージョンが正しく表示されているか確認してください。

続けて疎通テストも実施してください。詳細は「疎通テスト」を参照してください。