DELETE実行処理

オペレーション名

DELETE実行

機能概要

HTTPのDELETEメソッドでリクエストを実行します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

= 備考 =

出力のスキーマについては、「スキーマ」を参照してください。

プロパティ

= 備考 =

変数の使用については、「変数」を参照してください。

基本設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

名前

必須

使用不可

スクリプトキャンバス上での名前を入力します。

 

必須設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

接続先

必須

使用不可

コネクションリソースを選択します。

[追加]

新規にコネクションリソースを追加します。

[一覧の編集]

> HULFT INTEGRATE > コネクションで、コネクションリソースの設定を編集することができます。

 

パス

省略可

使用可

[接続先][URL]に入力したURLからの相対パスを指定します。

  • [エンコード]で選択または入力したエンコードでURLエンコーディングされます。

エンコード

省略可

使用可

URLエンコーディングに使用するエンコードを選択または入力します。

入力する場合は、Java SE Runtime Environment 8でサポートされているエンコードを指定します。

= 備考 =

詳細については、「Supported Encodings」(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html)を参照してください。

  • デフォルト値は「UTF-8」で、省略した場合は「UTF-8」が設定されます。

クエリパラメータ

省略可

-

URLに連結させるクエリパラメータの名前と値を指定します。

各クエリパラメータは以下のボタンで操作することができます。

[上へ]

選択しているクエリパラメータの順序を一つ上に上げます。

[下へ]

選択しているクエリパラメータの順序を一つ下に下げます。

[追加]

クエリパラメータを追加します。

[削除]

クエリパラメータを削除します。

  • [エンコード]で選択または入力したエンコードでURLエンコーディングされます。

クエリパラメータ/名前

省略可

使用可

クエリパラメータの名前を入力します。

  • 省略した場合、クエリパラメータはURLに連結されません。

クエリパラメータ/値

省略可

使用可

クエリパラメータの値を入力します。

 

レスポンス設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

データ出力先

必須

使用不可

レスポンスボディの出力先を選択します。

[データ]

(デフォルト)

結果データに出力します。[データ形式]で選択した形式で出力します。

[ファイル]

[ファイルパス]で指定したファイルに出力します。

 

データ形式

必須

使用不可

レスポンスボディのデータ形式を選択します。

[XML]

(デフォルト)

XML形式で処理します。

[JSON]

JSON形式で処理します。

[その他のデータ形式]

テキスト形式またはバイナリ形式で処理します。

  • [データ出力先][データ]を選択した場合、表示されます。

  • 選択したデータ形式により出力スキーマが異なります。

  • 出力スキーマについては、「出力スキーマ」を参照してください。

ファイルパス

必須

使用可

レスポンスボディを出力するファイルのパスを選択または入力します。

[参照]ボタンをクリックするとファイルチューザーが起動し、ファイルの選択ができます。

  • [データ出力先][ファイル]を選択した場合、表示されます。

注意

XMLとして不正な文字を削除する

省略可

使用不可

JSON形式のデータの解析中にXMLとして不正な文字列が見つかった場合に自動で削除するかどうかを選択します。

[チェックあり]

XMLとして不正な文字列を削除します。

[チェックなし]

(デフォルト)

XMLとして不正な文字列を削除しません。

  • [データ形式][JSON]を選択した場合、表示されます。

自動でリダイレクトする

省略可

使用不可

レスポンスのステータスコードが「4xx」または「5xx」の場合、処理をエラーにするかどうかを選択します。

[チェックあり]

処理をエラーにします。

[チェックなし]

(デフォルト)

処理をエラーにしません。

レスポンスのステータスコードが4xx、5xxの場合エラーにする

省略可

使用不可

レスポンスのステータスコードが「4xx」または「5xx」の場合、処理をエラーにするかどうかを選択します。

[チェックあり]

処理をエラーにします。

[チェックなし]

(デフォルト)

処理をエラーにしません。

 

プロパティアクション

項目名

説明

備考

JSONファイルを指定して出力スキーマを設定

JSONファイルを指定して出力先のスキーマを設定します。

[データ形式][JSON]を選択した場合、表示されます。

ヘッダ設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

リクエストヘッダ

省略可

-

リクエストに含めるHTTPヘッダを指定します。

各リクエストヘッダは以下のボタンで操作することができます。

[上へ]

選択しているリクエストヘッダの順序を一つ上に上げます。

[下へ]

選択しているリクエストヘッダの順序を一つ下に下げます。

[追加]

リクエストヘッダを追加します。

[削除]

リクエストヘッダを削除します。

 

リクエストヘッダ/名前

省略可

使用可

リクエストヘッダの名前を入力します。

  • 省略した場合、リクエストヘッダはリクエストに含まれません。

リクエストヘッダ/値

省略可

使用可

リクエストヘッダの値を入力します。

 

レスポンスヘッダ

省略可

-

レスポンスに含まれるHTTPヘッダのうち、取得したいヘッダの名前を指定します。

各レスポンスヘッダは以下のボタンで操作することができます。

[上へ]

選択しているレスポンスヘッダの順序を一つ上に上げます。

[下へ]

選択しているレスポンスヘッダの順序を一つ下に下げます。

[追加]

レスポンスヘッダを追加します。

[削除]

レスポンスヘッダを削除します。

  • レスポンスヘッダは[名前]で入力した名前のコンポーネント変数として定義されます。

レスポンスヘッダ/名前

省略可

環境変数のみ使用可

レスポンスヘッダの名前を入力します。

  • 大文字小文字は区別しません。

  • 省略した場合、コンポーネント変数として定義されません。

  • 名前の前後に半角空白・タブ・改行がある場合、トリムしてコンポーネント変数として定義されます。

認証設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

認証

必須

使用不可

リクエスト送信時の認証方式を選択します。

[なし]

(デフォルト)

認証を行いません。

[ベーシック認証]

ベーシック認証を行います。

[ダイジェスト認証]

ダイジェスト認証を行います。

[NTLM認証]

NTLM認証を行います。

[Authコネクション利用]

コネクションリソースによる認証を行います。

 

ユーザ

省略可

使用可

認証に使用するユーザ名を入力します。

  • [認証][ベーシック認証][ダイジェスト認証]、または[NTLM認証]を選択した場合、表示されます。

パスワード

省略可

使用可

認証に使用するパスワードを入力します。

  • [認証][ベーシック認証][ダイジェスト認証]、または[NTLM認証]を選択した場合、表示されます。

接続先

省略可

使用不可

認証に使用するコネクションリソースを選択します。

  • [認証][Authコネクション利用]を選択した場合、表示されます。

データ処理方式

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

データ処理方式

省略可

使用不可

データ処理方式を選択します。

[スクリプトの設定を使用する]

(デフォルト)

スクリプトプロパティの大容量データ処理の設定をコネクターに使用します。

[大容量データ処理を行わない]

大容量データ処理を行いません。

[大容量データ処理を行う]

大容量データ処理を行います。

 

コメント

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

コメント

省略可

使用不可

このコネクターの簡単な説明を記述することができます。

 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

[レスポンス設定][データ形式]の設定により、スキーマが異なります。

[XML]の場合

レスポンスボディのXMLデータによって異なります。

[JSON]の場合

レスポンスボディがJSON形式のデータの場合、XML形式に変換されて結果データに出力されます。

JSON形式からXML形式に変換した場合のスキーマは以下のとおりです。

<--ルートがオブジェクト型のJSONオブジェクトの場合 -->
<?xml version="1.0"?>
<root type="object">
  <JSONメンバの名前 type="JSONの型を表す属性値">値</JSONメンバの名前>
    :
</root>

<-- ルートが配列型のJSONオブジェクトの場合 -->
<?xml version="1.0"?>
<root type="array">
  <element type="JSONの型を表す属性値">値</element>
    :
</root>

<-- JSONメンバの名前がXMLの要素名として不正な場合 -->
<?xml version="1.0"?>
<root type="object">
  <member type="JSONの型を表す属性値" name="JSONメンバの名前">値</member>
    :
</root>

要素名

属性名

説明

備考

root

-

JSONオブジェクトをラップするルート要素です。

 

type

JSONの型を表す属性値が設定されます。

属性値

説明

object

JSONのオブジェクト型を表します。

 

例:オブジェクト型からなるJSONオブジェクト

{"name":"Suzuki"}

上記例のJSONオブジェクトは以下のXMLデータに変換されて出力されます。

<root type="object">
  <name type="string">Suzuki</name>
</root>

array

JSONの配列型を表します。

 

例:配列型からなるJSONオブジェクト

["apple","grape","orange"]

上記例のJSONオブジェクトは以下のXMLデータに変換されて出力されます。

<root type="array">
  <element type="string">apple</element>
  <element type="string">grape</element>
  <element type="string">orange</element>
</root>

 

JSONメンバの名前

-

JSONメンバを表す要素です。

 

type

JSONの型を表す属性値が設定されます。

属性値

説明

string

JSONの文字列型を表します。

 

例:文字列型の値を持つJSONメンバ

{"name":"Suzuki"}

上記例のJSONメンバは以下のXMLデータに変換されて出力されます。

<name type="string">Suzuki</name>

number

JSONの数値型を表します。

 

例:数値型の値を持つJSONメンバ

{"age":37}

上記例のJSONメンバは以下のXMLデータに変換されて出力されます。

<age type="number">37</age>

boolean

JSONの真偽値型を表します。

 

例:真偽値型の値を持つJSONメンバ

{"success":true}

上記例のJSONメンバは以下のXMLデータに変換されて出力されます。

<success type="boolean">true</success>

object

JSONのオブジェクト型を表します。

 

例:オブジェクト型の値を持つJSONメンバ

{"name":{"first":"Ichiro","last":Suzuki"}}

上記例のJSONメンバは以下のXMLデータに変換されて出力されます。

<name type="object">
  <first type="string">Ichiro</first>
  <last type="string">Suzuki</last>
</name>

array

JSONの配列型を表します。

 

JSONの配列型の要素は「element」要素で表されます。

JSONの配列型の要素の型がオブジェクト型の場合、JSONオブジェクトを表すスキーマを持ったXMLデータが「element」要素の子要素に出力され、それ以外の型の場合、値が「element」要素の要素内容に出力されます。

 

スキーマは以下のとおりです。

<JSONメンバの名前 type="array">
  <element type="JSONの型を表す属性値">値</element>
    :
</JSONメンバの名前>

 

例:配列型の値を持つJSONメンバ

{"fruits":["apple","grape","orange"]}

上記例のJSONメンバは以下のXMLデータに変換されて出力されます。

<fruits type="array">
  <element type="string">apple</element>
  <element type="string">grape</element>
  <element type="string">orange</element>
</fruits>

null

JSONのnull型を表します。

 

例:null型の値を持つJSONメンバ

{"name":null}

上記例のJSONメンバは以下のXMLデータに変換されて出力されます。

<name type="null"/>

 

element

-

配列の要素を表す要素名です。

 

type

JSONの型を表す文字列が出力されます。

JSONメンバの名前のtype属性と同じ属性値が設定されます。

 

member

-

JSONメンバの名前がXMLの要素名として不正な場合に使われる要素名です。

 

type

JSONの型を表す文字列が出力されます。

JSONメンバの名前のtype属性と同じ属性値が設定されます。

 

name

JSONメンバの名前が出力されます。

 

例:XMLの要素名として不正な名前を持つJSONメンバ

{"1name":"Suzuki"}

上記例のJSONメンバは以下のXMLデータに変換されて出力されます。

<member type="string" name="1name">Suzuki</member>

 


[その他のデータ形式]の場合

<?xml version="1.0"?>
<response>
  <body>
    <content>レスポンスボディのデータ</content>
  </body>
</response>

要素名

属性名

説明

備考

response

-

 

 

body

-

 

 

content

-

レスポンスボディのデータです。

レスポンスのContent-Typeヘッダの値によってデータが変わります。

  • 以下のいずれかの条件に一致した場合、レスポンスボディをテキストデータとみなしContent-Typeヘッダのcharsetパラメータの値でエンコーディングした文字列が出力されます。

    • Content-Typeヘッダのタイプが「text」である。

    • Content-Typeヘッダのサブタイプが「xml」または「json」で終わる。

  • 上記条件に一致しない場合、レスポンスボディをバイナリデータとみなしContent-Typeヘッダのcharsetパラメータの値をもとに生成したバイト列のデータをBase64形式に変換した文字列が出力されます。

  • Content-Typeヘッダがない、またはcharsetパラメータがない場合、デフォルトで「ISO-8859-1」になります。

Mapperでのスキーマ読み込み

[レスポンス設定][データ形式]の設定により、スキーマの読み込みが異なります。

[XML]の場合

スキーマは手動で読み込む必要があります。

レスポンスボディのスキーマを指定してください。

[JSON]の場合

[JSONファイルを指定して出力スキーマを設定]で設定した場合、スキーマは自動で読み込まれます。

[その他のデータ形式]の場合

スキーマは自動で読み込まれます。

= 備考 =

自動で読み込まれたスキーマは編集可能です。

詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応しています。

トランザクション

トランザクションはサポートしていません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名

説明

備考

status_code

レスポンスのHTTPステータスコードが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

reason_phrase

レスポンスのHTTPステータスコードに関連したテキストフレーズが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

error_response_body

レスポンスのステータスコードが「4xx」または「5xx」の場合のレスポンスボディが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

message_category

エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

message_code

エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

message_level

エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

error_type

エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

  • エラーの種類は、以下のような形式となります。

    例:「java.io.FileNotFoundException」

error_message

エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

error_trace

エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

自動リダイレクトについて

[自動でリダイレクトする]にチェックを入れた場合の動作は以下のとおりです。

レスポンスのステータスコードが以下のいずれかに該当する場合、レスポンスの「Location」ヘッダで示されるURIに対してリクエストを再送信します。リダイレクト先のホスト名に英大文字が入っていた場合、小文字に変換してリダイレクトを行います。

301

(Moved Permanently)

302

(Found)

303

(See Other)

307

(Temporary Redirect)

レスポンスのステータスコードが400以上の場合の結果データについて

レスポンスのステータスコードが400以上の場合の場合、レスポンスボディを結果データに出力します。

その際、レスポンスのContent-Typeヘッダの値によって結果データのスキーマが異なります。

  • Content-Typeヘッダのサブタイプが「xml」で終わる場合

    レスポンスボディのXMLデータによって異なります。

  • Content-Typeヘッダのサブタイプが「json」で終わる場合

    [JSON]の場合」になります。

  • 上記のいずれにも該当しない場合

    [その他のデータ形式]の場合」になります。

    = 備考 =

    content要素内容は、以下の規則にしたがってエンコーディングされたレスポンスボディが出力されます。

    • レスポンスヘッダにContent-Typeヘッダがある場合、Content-Typeヘッダのcharsetパラメータの値でエンコーディングされます。

    • レスポンスヘッダにContent-Typeヘッダがない、またはContent-Typeヘッダにcharsetパラメータがない場合、「ISO-8859-1」でエンコーディングされます。

メッセージコード、例外メッセージ、制限事項

コネクター

メッセージコード

例外メッセージ

制限事項

REST コネクターのメッセージおよび制限事項

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