メール受信(POP3)処理

オペレーション名

メール受信(POP3)

機能概要

POP3サーバーからメールを受信します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはテーブルモデル型です。

プロパティ

= 備考 =

変数の使用については、「変数」を参照してください。

基本設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

名前

必須

使用不可

スクリプトキャンバス上での名前を入力します。

 

必須設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

接続先

必須

使用不可

コネクションリソースを選択します。

[追加]

新規にコネクションリソースを追加します。

[一覧の編集]

> HULFT INTEGRATE > コネクションで、コネクションリソースの設定を編集することができます。

 

ユーザ名

必須

使用可

ユーザ名を入力します。

 

パスワード

必須

使用可

パスワードを入力します。

 

プロパティアクション

項目名

説明

備考

認証テスト

指定した[接続先]に対し、[ユーザ名][パスワード]を使用して認証テストを行います。

  • 以下の場合には[認証テスト]は無効になります。

    • [ユーザ名]または[パスワード]が入力されていない場合

    • [ユーザ名]または[パスワード]にスクリプト変数が指定された場合

受信設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

メール受信後

必須

使用不可

受信したメッセージをサーバーから削除するかどうかを選択します。

[削除しない]

(デフォルト)

[削除する]

 

エンコード

省略可

使用可

メール受信時のエンコードを選択または入力します。

[日本語自動判別(JISAutoDetect)]

(デフォルト)

[日本語(JIS)]

(省略時)

[日本語(シフトJIS)]
[日本語(EUC)]
[US-ASCII]
[ISO 8859-1]
[UTF-8]
[EUC-KR]

入力する場合は、Java SE Runtime Environment 8でサポートされているエンコードを指定します。

= 備考 =

詳細については、「Supported Encodings」(http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/intl/encoding.doc.html)を参照してください。

  • [メッセージのエンコードを優先する][チェックあり]にした場合、メッセージのエンコードが優先されます。

メッセージのエンコードを優先する

省略可

使用不可

メール受信時に、メッセージに指定されているエンコードを優先するかどうかを選択します。

[チェックあり]

(デフォルト)

メッセージにエンコード(Content-Typeヘッダのcharsetパラメータ)が指定されている場合は、メッセージで指定されたエンコードを使用します。

それ以外の場合、[エンコード]の設定を使用します。

[チェックなし]

メッセージにエンコードが指定されているかにかかわらず、[エンコード]の設定を使用します。

 

新着順に受信する

省略可

使用不可

新着順にメッセージを受信するかどうかを選択します。

[チェックあり]

メッセージをメールサーバーに届いた新しい順に取得します。

最後に届いたメッセージを最初に取得します。

[チェックなし]

(デフォルト)

メッセージをメールサーバーに届いた古い順に取得します。

最初に届いたメッセージを最初に取得します。

 

最大受信件数を設定する

省略可

使用不可

メッセージの最大受信件数を指定するかどうかを選択します。

[チェックあり]

指定された件数を上限としてメッセージを受信します。

[チェックなし]

(デフォルト)

すべてのメッセージを受信します。

 

最大受信件数

必須

使用可

メッセージの最大受信件数を指定します。

たとえば、サーバーにメッセージが100件格納されており、[最大受信件数]が10件に設定されている場合、先頭の10件のメッセージのみが受信され、残りの90件は未読の状態のままとなります。

  • [最大受信件数を設定する][チェックあり]にした場合、有効になります。

受信できないメッセージは読み飛ばす

省略可

使用不可

受信できないメッセージを受信した際の動作を選択します。

[チェックあり]

受信できないメッセージは読み飛ばし、処理を継続します。

[チェックなし]

(デフォルト)

受信できないメッセージを受信した際には、エラーにします。

  • チェックを入れた場合には、メッセージ受信時にエラーが発生した際に、対象のメッセージの受信をスキップし、処理を継続します。

  • 接続できないホストを指定した場合などの接続時のエラーは、本プロパティにチェックを入れた場合でも処理が継続できないため、エラーとなります。

  • 受信できなかったメッセージはログレベル「WARN」でログに出力されます。

メールアドレスはアドレスのみ取得する

省略可

使用不可

メールアドレスが含まれるデータ(From、To、Cc、Reply-To)を取得する際に、「説明<メールアドレス>」の形式で取得するか「メールアドレス」の形式で取得するかを選択します。

[チェックあり]

「メールアドレス」の形式で取得します。

[チェックなし]

(デフォルト)

「説明<メールアドレス>」の形式で取得します。

  • 説明部がない場合には「メールアドレス」のみとなります。

添付ファイル

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

添付ファイルを受信

省略可

使用不可

添付ファイルを受信するかどうかを選択します。

[チェックあり]

(デフォルト)

メッセージに添付されたファイルを受信します。

[チェックなし]

メッセージに添付されたファイルを受信しません。

 

添付ファイル格納先

必須

使用可

添付ファイルを格納するディレクトリーを入力します。

[参照]ボタンをクリックするとディレクトリーチューザーが起動し、ディレクトリーの選択ができます。

格納された添付ファイルのパスの生成仕組みは<格納先>/<メッセージID>/添付ファイル名になります。

また、<メッセージID>はメールサーバーで設定される可変値です。

格納先パラメータは/Personal/tmpに設定してtest.txtファイルを添付して送った場合、以下のように生成されます。

例:/Personal/tmp/18926678.1130237227441.JavaMail.account@example.com/test.txt

  • デフォルト値は「/Personal/tmp」です。

  • [添付ファイルを受信][チェックあり]にした場合、有効になります。

  • 添付ファイル名・メッセージIDにHULFT Squareストレージの使用禁止文字またはタブが含まれる場合、「_」(半角アンダースコア)に変換して出力します。

注意

添付ファイルに同じ名前のファイルが存在する場合

必須

使用不可

添付ファイルに同一名のファイルが存在する場合の動作を選択します。

[上書きする]

(デフォルト)

ファイルを上書きします。

[連番を振る]

「<ファイル名>_1.csv」のように連番を付けます。拡張子がある場合は、拡張子の前の名前に連番が付与されます。

  • [添付ファイルを受信][チェックあり]にした場合、有効になります。

ヘッダ

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

ヘッダ一覧

省略可

-

取得するヘッダを指定します。

[上へ]

選択している列の順序を一つ上に上げます。

[下へ]

選択している列の順序を一つ下に下げます。

[追加]

列を追加します。

[削除]

列を削除します。

ヘッダを設定した場合のスキーマ情報はスキーマを参照してください。

ヘッダ一覧/ヘッダ

必須

使用可

取得するヘッダのキーを入力します。

  • マルチバイトのキー値は対応していません。

  • ヘッダ値がマルチバイトを含む場合には、ヘッダ値がRFC 2047準拠のエンコーディングがされている必要があります。

データ処理方式

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

データ処理方式

必須

使用不可

データ処理方式を選択します。

[スクリプトの設定を使用する]

(デフォルト)

スクリプトプロパティの大容量データ処理の設定をコネクターに使用します。

[大容量データ処理を行わない]

大容量データ処理を行いません。

[大容量データ処理を行う]

大容量データ処理を行います。

 

コメント

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

コメント

省略可

使用不可

このコネクターの簡単な説明を記述することができます。

 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
 <table>
   <row>
     <column>メッセージID</column>
     <column>送信日付(受信日付)</column>
     <column>ヘッダ1</column>
     <column>ヘッダ2</column>
       :
     <column>差出人</column>
     <column>宛先</column>
     <column>CC</column>
     <column>BCC</column>
     <column>返信先</column>
     <column>件名</column>
     <column>Content-Type</column>
     <column>本文</column>
     <column>添付ファイルパス</column>
   </row>
   <row>
     :
   </row>
 </table>

列名

説明

備考

メッセージID

 

 

送信日付(受信日付)

 

 

ヘッダ

[ヘッダ一覧]に定義したキーごとに出力されます。

  • 1つのキーに対して複数の値が存在する場合には、カンマ(,)区切りで出力します。

注意

[ヘッダ一覧]を定義していない場合には出現しません。

差出人

 

  • 複数存在する場合には、カンマ(,)区切りで出力します。

宛先

 

  • 複数存在する場合には、カンマ(,)区切りで出力します。

CC

 

  • 複数存在する場合には、カンマ(,)区切りで出力します。

BCC

 

  • 複数存在する場合には、カンマ(,)区切りで出力します。

返信先

 

  • 複数存在する場合には、カンマ(,)区切りで出力します。

件名

 

 

Content-Type

 

 

本文

 

 

添付ファイルパス

 

  • 複数存在する場合には、カンマ(,)区切りで出力します。

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。

= 備考 =

詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応しています。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名

説明

備考

count

受信したメールの件数が格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

message_category

エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

message_code

エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

message_level

エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

error_type

エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

  • エラーの種類は、以下のような形式となります。

    例:「java.io.FileNotFoundException」

error_message

エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

error_trace

エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

メッセージコード、例外メッセージ、制限事項

コネクター

メッセージコード

例外メッセージ

制限事項

メール コネクターのメッセージおよび制限事項

check

check

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