ジョブフロー情報
ジョブフロー情報には、ジョブフローの詳細な情報が表示されます。
各項目の説明
ジョブフローID
ジョブフローを識別するID(必須)
16バイト以内の半角英数字で指定してください。記号はハイフン”-”とアンダーバー”_”のみ指定可能です。
一度設定すると変更できません。
表示名
ジョブフローの名称(任意)
40バイト以内の文字列で指定してください。
【備考】 | ジョブフロー一覧画面、ジョブフローモニタ画面、ジョブフローモニタ詳細画面の「ジョブフローID」にジョブフローIDと表示名のどちらが表示されるかは、HULFT-HUB Managerの動作環境設定の「IDの表示方法」によって設定できます。 |
ジョブフロー種別
ジョブフローの種類(必須)
起動条件によって、以下の4種類に分類されます。
名称 | 説明 |
---|---|
スケジューラ起動 | 指定した日時にジョブフローを起動します。 |
イベント待ち(蓄積待ち)起動 | 指定したファイルの蓄積が完了した時点でジョブフローを起動します。 |
イベント待ち(ファイル待ち)起動 | 指定したファイルが作成された時点でジョブフローを起動します。 |
イベント待ち(ユーティリティ待ち)起動 | ユーティリティが実行された時点でジョブフローを起動します。 |
ドロップダウンリストから選択してください。
選択したジョブフロー種別にあわせて、ジョブフロー図上の開始系アイコンが変わります。
編集の途中でジョブフロー種別を変更することも可能です。
状態
ジョブフローの状態(参照のみ)
以下の3種類があります。
名称 | 説明 |
---|---|
アクティブ | 整合性チェックに合格して保存され、有効化された状態 |
非アクティブ | 整合性チェックに合格して保存され、無効化された状態 |
作成中 | 整合性チェックを行わずに一時保存された状態 |
適用期間
ジョブフローの適用期間の開始日と終了日(任意)
ジョブフローの実行を許可する期間を年月日で指定してください。 をクリックするとカレンダーから指定できます。
適用期間の開始日だけを指定した場合、開始日以降は無期限にジョブフローを実行できます。
適用期間の終了日だけを指定した場合、終了日までは常にジョブフローを実行できます。
開始日、終了日とも指定しなかった場合、常にジョブフローを実行できます。
初期状態では開始日、終了日とも指定されていません。
デフォルトタイムアウト値
ジョブフロー内のジョブステップのタイムアウトのデフォルト値(必須)
ジョブフローを構成する実行系ジョブステップおよびトリガ系ジョブステップでタイムアウト値を省略した場合、この値が採用されます。
5~86400の間で秒単位で指定してください。また、“0”を指定すると無制限に待ちます。
初期値は“0”です。
タイムアウト時のデフォルト完了コード
ジョブフロー内のジョブステップがタイムアウトした際の完了コードのデフォルト値(必須)
ジョブフローを構成する実行系ジョブステップおよびトリガ系ジョブステップで処理がタイムアウトした場合の完了コードを省略した場合、この値が採用されます。
-89999~999999の範囲の数値を指定して下さい。初期値は999999です。
ジョブフロー多重度
同じジョブフローIDを持つジョブフローを同時に実行できる最大値(必須)
1~99の範囲の数値を指定してください。ただし「ジョブフロー種別」が“イベント待ち(ファイル待ち)起動”の場合は“1”しか指定できません。
初期値は“1”です。
【備考】 | サーバ上のすべてのジョブフローを同時に実行できる最大値は、サーバのシステム動作環境設定の「ジョブフローの全体多重度」で設定します。 |
多重発生時の処置
ジョブフロー多重度を超えて実行しようとしたときの動作(必須)
同じジョブフローIDを持つジョブフローが、「ジョブフロー多重度」で設定した数だけ同時に実行されていた場合の動作を選択します。
名称 | 説明 |
---|---|
実行中ジョブフローの終了後に実施 |
実行中のジョブが終了し、ジョブフロー多重度に空きが出るまで待ちます。 このとき、ジョブフローの状況は”多重度待ち”になります。 |
破棄 |
ジョブフローを実行せずに破棄します。 このとき、ジョブフローの状況は“多重度オーバー破棄”になります。 |
コメント
ジョブステップについてのコメント(任意)
60バイト以内の文字列で指定してください。
保存と同時にアクティブ化
保存時の動作(必須)
チェックすると、保存後にジョブフローの状態が“アクティブ”になります。
チェックをはずすと、保存後にジョブフローの状態は“非アクティブ”になります。
【注意】 | イベント待ち(ファイル待ち)起動のジョブフローは、“アクティブ”の状態にできるジョブフロー数に制限があります。最大数は99個です。 |