HULFT Technical Support & FAQ

【重要なお知らせ】[改訂] DataSpiderのトリガー機能が使用できなくなる問題について(2017/03/21配信)

本メールはHULFT技術サポート契約締結ユーザーの皆様を対象に発信させていただいております。
当メールの配信停止及び変更につきましては、文末にご案内しております。

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┗■ [改訂] DataSpiderのトリガー機能が使用できなくなる問題について
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2017年3月1日にご案内いたしました「[改訂] DataSpiderのトリガー機能が使用で
きなくなる問題について」の内容を、下記の通り再度改訂させていただきます。

■改訂内容
 ・「5.今後の対応」のリリース情報を更新

■改訂後の全文
 上記改訂内容を反映した全文は以下の通りです。


このたび、DataSpider におきまして、特定処理を実行中の特定タイミングにおい
てトリガー機能が使用できなくなる事象が発生することが判明しました。本件に
関しまして、事象の詳細、今後の対応をお知らせします。以下内容についてご確認、
ご対応をお願いいたします。

1.対象製品及びバージョン
 - DataSpider Servista Basic Server Package 3.0 ~ 4.0SP3
 - DataSpider Servista Advanced Server Package 3.0 ~ 4.0SP3
 - DataSpider Servista Select 3.0 ~ 4.0SP3
 - DataSpider for Tableau 4.0SP1

2.発生条件
 下記「トリガーの一覧情報を取得する処理」のいずれかの処理と「トリガーの
 設定ファイルを変更する処理」のいずれかの処理のタイミングが一致した場合
 に発生いたします。

 トリガーの一覧情報を取得する処理
  ‐Mapperロジック「実行トリガー名ロジック」の実行
  ‐Mapperロジック「実行トリガー種類ロジック」の実行
  ‐CLI Console からのトリガーの有効無効の切り替え

 トリガーの設定ファイルを変更する処理
  ‐Studio for Desktop、Studio for Web、CLI Console からのトリガーの
  設定変更
  ‐スケジュールトリガーの有効期限により有効無効の切り替え

 【補足】
 ・発生タイミングについて
  今回の事象は、この「トリガーの一覧情報を取得する処理」が実行される
  0.0009秒(※)の間に「トリガーの設定ファイルを変更する処理」が一致
  することで発生いたします。

 ※弊社検証環境での検証結果となります(「実行トリガー名ロジック」および
  「実行トリガー種類ロジック」のそれぞれ1回の実行時間)。お客様の環境
  および運用状況により実測値は異なります。
 なお、2011年7月29日の DataSpider Servista 3.0のリリースより現在まで、
 弊社より販売した対象製品及びバージョンにおいて、対象となるお客様から
 本事象が発生したとのお問い合わせはいただいておりません。

3.発生事象
 以下の(1)および(2)の事象が発生いたします。
 (1)トリガー機能の停止
   トリガーに関するすべての機能が使用できなくなります。
   この事象は DataSpiderServer を再起動することにより解消いたします。
 (2)トリガーの消失
   「トリガーの設定ファイルを変更する処理」にて設定変更の対象となっていた
   トリガーが消失いたします。
   消失したトリガーを復旧することはできないため、再登録していただく必要
   がございます。
 本事象はすべてのトリガーおよびトリガーを操作するクライアントで発生いたします。

4.回避策
 「トリガーの設定ファイルを変更する処理」を実施される場合は、処理のタイ
 ミングが一致しないよう、「トリガーの一覧情報を取得する処理」を実行して
 いる時間帯を避けて実施いただくようお願いいたします。

 ※「トリガーの一覧情報を取得する処理」のうち、Mapperロジック「実行トリガ
  ー名ロジック」および「実行トリガー種類ロジック」がスクリプト内で使用
  されているかどうかを確認する方法については「Mapperロジック使用有無の
  確認方法」をご参照ください。 
  なお、DataSpider の設定変更による回避策はございません。

5.今後の対応
 上記問題を修正したパッチモジュールの適用をお願いいたします。修正パッチの
 リリース状況は以下のとおりとなります。
 ・DataSpider Servista 4.0    :2017年2月28日 リリース済み
 ・DataSpider for Tableau 4.0   :2017年2月28日 リリース済み
 ・DataSpider Servista 3.1、3.2  :2017年3月17日 リリース済み
 リリース済みの修正パッチは myHULFT よりダウンロードできます。修正パッチ
 の適用方法については「修正パッチの適用方法」をご参照ください。

 ※DataSpider Servista 3.0 をご使用の場合は、DataSpider Servista 3.1、
  3.2、4.0 のいずれかにバージョンアップの上、修正パッチを適用いただく
  ようお願いいたします。

■Mapperロジック使用有無の確認方法
 「トリガーの一覧情報を取得する処理」のうち、Mapperロジック「実行トリガー
 名ロジック」および「実行トリガー種類ロジック」がスクリプト内で使用され
 ているかどうかを確認する場合は以下の方法にてご確認ください。
  1.プロジェクト仕様書を出力します。
  2.プロジェクト仕様書をブラウザで表示させ、ブラウザの検索機能にて以下
   がヒットするか確認してください。
   ・「ロジックアイコン一覧」の「アイコン」項に『実行トリガー名』
    『実行トリガー種類』のいずれかが存在する。

  ※『 』内をキーワードにして検索してください。

■修正パッチの適用方法
 修正パッチモジュールの適用方法は、以下のとおりです。
 (1)DataSpider Servista の各種アプリケーションを停止します。
 (2)「パッチの構成」項に記載されているモジュールのバックアップを取ります。
 (3)サーバモジュールにパッチを適用します。
  server フォルダを$DATASPIDER_HOME/server フォルダに上書きコピー
  します。
 (4)DataSpiderServer および DataSpider Studio を起動します。

 ※パッチ適用前の状態に復元したい場合は、新規に配置したモジュールを削除し、
  上記の (2) でバックアップしたモジュールを再度上書きコピーしてください。
 ご不明な点がございましたら、お手数ですが保守窓口までお問い合わせをいた
 だきますようお願いいたします。

 当ご案内はHULFT.comにも掲載しております。
 https://www.hulft.com/application/files/2714/9008/2412/information_20170217.pdf
                                        以上

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