本メールはHULFT技術サポート契約締結ユーザーの皆様を対象に発信させていただいております。
当メールの配信停止及び変更につきましては、文末にご案内しております。
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【重要なお知らせ】マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-065更新プログラムをインストール後、
HULFT-DataMagicにログインできない現象について(5/25配信の更新)
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2016年5月25日にご案内いたしました、
マイクロソフト セキュ「マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-065更新プログラムをインストール後、
HULFT-DataMagicにログインできない現象について」
を更新しましたので、再度ご案内いたします。
内容をご確認の上、ご利用いただきますようお願い申し上げます。
1.対象製品
HULFT-DataMagic Connect Ver.2.0.0 ~ Ver.2.2.2
2.発生現象
HULFT-DataMagic Connect を導入したWindowsに、マイクロソフト セキュリティ情報
MS16-065更新プログラム(.NET Framework用のセキュリティ更新プログラム(3156757))
をインストールすると、HULFT-DataMagic Connect からHULFT-DataMagicにログイン
できない場合があります。
なお、ログインできたとしても、その後の操作で、予期せぬエラーが発生しHULFT-
DataMagic Connectが正しく動作しない可能性があります。
MS16-065更新プログラムの詳細につきましてはMicrosoft 社までご確認をお願いいたします。
なお、5月26日に提供開始のDataMagic Ver.3.0.0では、本現象は発生しません。
3.発生原因
5月10日に、Microsoft 社より提供されていた Windowsのセキュリティ更新プログラム
(マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-065更新プログラム(.NET Framework用の
セキュリティ更新プログラム(3156757)))の影響によって、HULFT-DataMagic Connectが
内部的に利用していた.NET Frameworkコンポーネントの動作に非互換が発生したためです。
対象となる各OSのセキュリティ更新プログラムは以下の通りです。
■Windows 7およびWindows Server 2008 R2
→ KB3142024
■Windows Server 2012
→ KB3142025
■Windows 8.1およびWindows Server 2012 R2
→ KB3142026
詳細は、Microsoft社が公開しているマイクロソフト セキュリティ情報 MS16-065 – 重要
(https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms16-065.aspx)をご参照ください。
4.回避策
正式対応版(Ver.2.2.2A)によるバージョンアップ/レベルアップが必要です。
なお、以下の2つの方法で、暫定的に回避可能ですが、これらの回避策によって、悪意の
ある攻撃を受けやすくなる場合があります。以下の回避方法は、お客様が自己の判断で使用
することを前提に提供されているものであり、この回避策をお勧めするものではありません。
自己の責任においてご使用ください。
■方法1
該当するセキュリティ更新プログラムをアンインストールしてください。
■方法2
レジストリキーを更新することで回避可能です。詳細は、Microsoft社が公開している
[MS16-065] TLS/SSL プロトコルの情報漏洩の脆弱性について(CVE-2016-0149)
(2016年5月10日)(https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3155464)に記載されて
いるアプリケーションの互換性の問題の回避策をご参照ください。
5.今後の対応
マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-065更新プログラム(.NET Framework 用の
セキュリティ更新プログラム(3156757))に対応した正式対応版(Ver.2.2.2A)を、
2016年5月31日にリリースいたします。
本件に関するお問合せについては、総合窓口(hulft@saison.co.jp)までお問合せください。
当ご案内はHULFT.comにも掲載しております。
http://www.hulft.com/news/info/uploadfile/docs/information_20160519.pdf?20160530