本メールはHULFT技術サポート契約締結ユーザーの皆様を対象に発信させていただいております。
当メールの配信停止及び変更につきましては、文末にご案内しております。
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iDIVO Ver.1.5.0へのレベルアップ後に集信後ジョブが2回起動される障害
に関するお知らせ
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iDIVOのHULFTプロトコルのカートリッジにおきまして、下記障害が発生しましたので、
ご報告いたします。
1.対象カートリッジ
iDIVO HULFTプロトコル (UNIX) Ver.1.5.0
iDIVO HULFTプロトコル (Linux) Ver.1.5.0
iDIVO HULFTプロトコル (Windows) Ver.1.5.0
2.障害内容
Ver.1.5.0未満のiDIVO Baseからレベルアップを実行後に集信を行うと、集信後の
正常時ジョブまたはジョブフローが2回起動されます。
3.発生条件
下記の条件をすべて満たす場合に発生します。
・集信管理情報の「正常時の後処理」で「ジョブ起動」または「ジョブフロー
起動」を設定している
・上記の管理情報を持つVer.1.5.0未満のiDIVO BaseをVer.1.5.0へレベルアップ
する
・HULFTプロトコルの集信処理が正常終了する
4.回避手順
Ver.1.5.0へのレベルアップを実行前の場合
(1)集信管理情報をエクスポート(baseigen)する
(実行例)baseigen -f 任意のファイル名 -i rcv
(2)Ver.1.5.0未満のiDIVO BaseをVer.1.5.0にレベルアップする
(3) (1)でエクスポートした集信管理情報を上書き指定でインポート
(baseiupdt)する
(実行例)baseiupdt -f (1)でエクスポートしたファイル名 -r
Ver.1.5.0へのレベルアップを実行済みの場合
(1)集信管理情報をエクスポート(baseigen)する
(実行例)baseigen -f 任意のファイル名 -i rcv
(2)エクスポートしたパラメータファイル内のJOBWAITタグに、レベルアップ前
に指定していた値を指定する
(例)JOBWAIT,T
※JOBWAIT(完了通知)には、T(受信完了)またはJ(正常時ジョブ完了)
のいずれかを指定します。
新規登録時の初期値はT(受信完了)です。特に変更していない場合は
T(受信完了)を指定してください。
(3) (2)で修正した集信管理情報を上書き指定でインポート(baseiupdt)する
(実行例)baseiupdt -f (1)でエクスポートしたファイル名 -r
5.今後の対応
2014年2月5日にリリース予定のVer.1.5.0Aで対応いたします。リリースに先立ち、
2014年1月22日にモジュールのみ提供予定です。
以上、ご対応よろしくお願い申し上げます