Google Calendarアダプタ - 仕様制限

全アダプタ共通の仕様制限については、「アダプタ使用ガイド - 共通事項」を参照してください。

共通

ToDo同期について

Google Calendar上の「ToDo」・「タスク」の同期には対応していません。

過去データ同期の動作仕様

過去データ同期では、アイテムの日付ではなくデータの更新日時が基準になります。
読み取り範囲は、同期実行時刻を基準に[過去のデータの同期]で設定された日数分さかのぼります。
例えば、[過去のデータの同期]に「1」と設定して 9:00 に実行した場合、1日前の 9:00 以降に更新されたアイテムを読み取ります。

スケジュール同期

Google Calendar上の「予定」が、PIMSYNC上での「スケジュール」に該当します。

同期項目について

同期対象の項目、対応するPIMSYNC項目、および項目ごとの仕様制限は以下です。
PIMSYNC項目についての詳細は、「PIMSYNC項目について」を参照してください。
同期対象項目 PIMSYNC項目 制限事項 補足
タイトル [件名]
  • 特にありません。
 
日時 [開始時刻]・[期間]
  • 開始時刻と終了時刻から[期間]を算出します。
  • 特にありません。
 
終日 [終日設定]
  • 「終日」にチェックを入れている場合、[終日]となります。
  • 「終日」にチェックを入れていない場合、[非終日]となります。
  • 特にありません。
 
繰り返し [繰り返し]
  • 「繰り返し」にチェックを入れている場合、繰り返しスケジュールとなります。
 
場所 [場所]
  • 特にありません。
 
説明 [詳細]
  • リッチテキストに対応していません。
  • 特にありません。
 
外部向け表示 [公開方法]
  • 「予定あり」を選択している場合、[予定あり]となります。
  • 「予定なし」を選択している場合、[予定なし]となります。
  • [外出中]は「予定あり」として書き込まれます。
 
プライバシー [公開レベル]
  • 「デフォルト」・「一般公開」を選択している場合、[パブリック]となります。
  • 「限定公開」を選択している場合、[プライベート]となります。
  • [パブリック]は「デフォルト」として書き込まれます。
  • [プライベート]は「限定公開」として書き込まれます。
  • 「一般公開」として書き込むことはできません。
  • カレンダーの設定に関わらず、「デフォルト」を選択している場合は必ず[パブリック]として読み取られます。
 

辞退したスケジュール

辞退したスケジュール(Google Calendar上で他のユーザーから招待され、「参加しますか?」-「いいえ」としたスケジュール)も、同期対象として読み取られます。
Google Calendarの設定で「辞退した予定を表示」(「カレンダー設定」-「全般」タブ)を「いいえ」に設定している場合も同期対象となります。

繰り返しスケジュールについて

Google Calendarの仕様制限により、繰り返しスケジュールの同期に以下の仕様制限があります。

Google Calendar側の問題で発生するエラーについて

Google Calendar側の問題により同期時に以下のエラーが発生した場合、失敗した同期を次回同期時に再試行します。

会議スケジュールの参加者の情報

Google Calendarの会議スケジュールの参加者を同期先の[詳細]の末尾に文字列情報として反映する機能を有効にした場合、参加者の欄には参加者のemailアドレスが追記されます。
設定方法については、「運用ガイド - プロパティリファレンス」を参照してください。