【公式】HULFT IoT EdgeStreaming Mapperリファレンス_2022年4月1日_第2版発行

Mapperロジックの種類

Mapperロジックとは、四則演算や文字置換などさまざまな値の変換や加工を行うことができる機能です。

Mapperロジックの種類には「繰り返し」、「条件」、「数値」、「日付」、「文字列」、「配列」があります。

= 備考 =
  • Mapperアイコン

    MapperエディタのマッピングキャンバスにMapperロジックを配置すると、アイコンの左側に「入力ハンドラ」という接続線が表示されます。

    (例)

    Mapperアイコンサンプル

    上の接続線は「1番目の入力ハンドラ」、下の接続線は「2番目の入力ハンドラ」です。

    この接続線に入力スキーマの要素や変数、ほかのMapperロジックをつないで入力データを定義します。

    なお、一部のロジックではプロパティの設定により接続線の数を増やすことができます。

     

    Mapperロジックの使用方法の詳細は「Mapperロジックの使用方法」を参照してください。

繰り返し

条件指定

アイコン

ロジック名

機能

条件による抽出

 「条件による抽出」

条件にマッチしたもののみ繰り返して出力します。

条件

真偽

アイコン

ロジック名

機能

And演算

 「And演算」

2つの入力真偽値の論理積(AND条件)を返します。

Or演算

 「Or演算」

2つの入力真偽値の論理和(OR条件)を返します。

Not演算

 「Not演算」

2つの入力真偽値の否定(NOT条件)を返します。

真偽値定数

 「真偽値定数」

真偽値定数を出力します。

Nullチェック

 「Nullチェック」

入力値がnullかどうかを判定します。

数値

アイコン

ロジック名

機能

等しい

 「等しい」

2つの入力数値が等しいかどうかを判定します。

等しくない

 「等しくない」

2つの入力数値が異なるかどうか判定します。

未満

 「未満」

1番目の入力ハンドラの入力値が、2番目の入力ハンドラの入力値より小さいかどうか判定します。

以下

 「以下」

1番目の入力ハンドラの入力値が、2番目の入力ハンドラの入力値以下かどうか判定します。

より大きい

 「より大きい」

1番目の入力ハンドラの入力値が、2番目の入力ハンドラの入力値より大きいかどうか判定します。

以上

 「以上」

1番目の入力ハンドラの入力値が、2番目の入力ハンドラの入力値以上かどうかを判定します。

文字列

アイコン

ロジック名

機能

同じ

 「同じ」

2つの入力文字列が等しいかどうか判定します。

同じではない

 「同じではない」

2つの入力文字列が異なるかどうか判定します。

始まりが同じ

 「始まりが同じ」

入力文字列が指定文字列で始まるかどうか判定します。

終わりが同じ

 「終わりが同じ」

入力文字列が指定文字列で終わるかどうか判定します。

含む

 「含む」

入力文字列が指定文字列を含むかどうか判定します。

正規表現にマッチ

 「正規表現にマッチ」

入力文字列が指定正規表現にマッチするかどうか判定します。

数値

基本

アイコン

ロジック名

機能

数値定数(整数)

 「数値定数(整数)」

数値定数(整数)を出力します。

数値定数(浮動小数点)

 「数値定数(浮動小数点)」

数値定数(浮動小数点)を出力します。

整数値に変換

 「整数値に変換」

入力を整数値へ変換します。

浮動小数点に変換

 「浮動小数点値に変換」

入力を浮動小数点値へ変換します。

インクリメント

 「インクリメント」

0からインクリメントした値を出力します。

演算

アイコン

ロジック名

機能

足し算

 「足し算」

1番目の入力ハンドラの入力値に、2番目の入力ハンドラの入力値を足して返します。

引き算

 「引き算」

1番目の入力ハンドラの入力値から、2番目の入力ハンドラの入力値を引いて返します。

掛け算

 「掛け算」

1番目の入力ハンドラの入力値と、2番目の入力ハンドラの入力値を掛けて返します。

割り算

 「割り算」

1番目の入力ハンドラの入力値を、2番目の入力ハンドラの入力値で割って返します。

余り

 「余り」

1番目の入力ハンドラの入力値を、2番目の入力ハンドラの入力値で割った余りを返します。

関数

アイコン

ロジック名

機能

切り上げ

 「切り上げ」

最も近い整数に切り上げます。

切り捨て

 「切り捨て」

入力数値の小数点以下を切り捨てます。入力数値が負の値の場合、出力数値は入力数値以下の最大の値となります。

切り捨て(有効桁数)

 「切り捨て(有効桁数)」

入力数値の指定桁数以下を切り捨てます。入力数値が負の値の場合、出力数値は指定桁数以下の最大の値となります。

端数処理

 「端数処理」

入力数値の端数を切り捨てます。入力数値が負の値の場合、小数点以下を切り捨てます。

四捨五入

 「四捨五入」

入力数値を四捨五入します。

四捨五入(有効桁数)

 「四捨五入(有効桁数)」

入力数値を指定精度で四捨五入します。

絶対値

 「絶対値」

入力数値の絶対値を返します。

累乗

 「累乗」

入力数値の累乗を計算します。

ビット長

 「ビット長」

入力文字列のビット長を返します。

文字列長

 「文字列長」

文字列の文字数を返します。

日付

アイコン

ロジック名

機能

年の取得

 「年の取得」

入力日時から年を取得します。

月の取得

 「月の取得」

入力日時から月を取得します。

日の取得

 「日の取得」

入力日時から日を取得します。

時の取得

 「時の取得」

入力日時から時を取得します。

分の取得

 「分の取得」

入力日時から分を取得します。

秒の取得

 「秒の取得」

入力日時から秒を取得します。

曜日の取得

 「曜日の取得」

入力日時から曜日を取得します。

集合

アイコン

ロジック名

機能

平均

 「平均」

配列の平均を出力します。

日付

基本

アイコン

ロジック名

機能

Unix時間

 「Unix時間」

Unix時間を出力します。

現在日時(UTC)

 「現在日時(UTC)」

協定世界時(UTC)にもとづく現在日時を取得します。

現在日時(タイムゾーン)

 「現在日時(OSタイムゾーン)」

Runtimeが稼働するOSのタイムゾーンにもとづく現在日時を取得します。

演算

アイコン

ロジック名

機能

日時のパース(定型書式)

 「日時のパース(定型書式)」

入力文字列を選択したレイアウトで日時にして出力します。

日時のパース(カスタム)

 「日時のパース(カスタム)」

入力文字列を指定レイアウトで日時にして出力します。

時を増減

 「時を増減」

入力日時の時を増減して返します。

分を増減

 「分を増減」

入力日時の分を増減して返します。

秒を増減

 「秒を増減」

入力日時の秒を増減して返します。

文字列

基本

アイコン

ロジック名

機能

文字列定数

 「文字列定数」

単一行の文字列定数を出力します。

文字列に変換

 「文字列に変換」

入力を文字列に変換します。

演算

アイコン

ロジック名

機能

連結

 「連結」

複数の入力文字列を連結して返します。

ゼロ埋め

 「ゼロ埋め」

入力値を指定された桁数にゼロ埋めした文字列を出力します。

左文字列

 「左文字列」

入力文字列の左から指定バイト数切り取って返します。

右文字列

 「右文字列」

入力文字列の右から指定バイト数切り取って返します。

部分文字列

 「部分文字列」

入力文字列の途中を開始位置から指定バイト数切り取って返します。

日付

アイコン

ロジック名

機能

日時フォーマッティング(定型書式)

 「日時フォーマッティング(定型書式)」

選択されたフォーマットに日時をフォーマッティングします。

日時フォーマッティング(カスタム)

 「日時フォーマッティング(カスタム)」

指定されたフォーマットに日時をフォーマッティングします。

配列

基本

アイコン

ロジック名

機能

追加

 「追加」

配列に指定された要素を全て追加します。

追加(最大サイズ調整)

 「追加(最大サイズ調整)」

配列に指定された要素を全て追加します。最大サイズを超えた場合、古い値から削除されます。

 

 

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