復号化処理

オペレーション名

復号化

機能概要

暗号化されたファイルの復号を行い、指定したディレクトリーに出力します。

データモデル

本コンポーネントのデータモデルはXML型です。

プロパティ

= 備考 =

変数の使用については、「変数」を参照してください。

基本設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

名前

必須

使用不可

スクリプトキャンバス上での名前を入力します。

 

必須設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

入力元ディレクトリ

必須

使用可

復号化するファイルの配置先をHULFT Square ストレージのディレクトリーパスを入力して指定します。

[参照]ボタンをクリックするとディレクトリーチューザーが起動し、ディレクトリーの選択ができます。

注意

入力ファイル名

必須

使用可

復号化するファイルの名前を指定します。

ワイルドカード(「*」および「?」)が使用できます。

出力先ディレクトリ

必須

使用可

復号化したファイルの配置先をHULFT Square ストレージのディレクトリーパスを入力して指定します。

[参照]ボタンをクリックするとディレクトリーチューザーが起動し、ディレクトリーの選択ができます。

注意

秘密鍵

必須

使用可

復号化で使用する公開鍵の配置先として、HULFT Squareストレージのディレクトリーパスを含めたファイル名を指定します。

[参照]ボタンをクリックするとファイルチューザーが起動し、ファイルの選択ができます。

注意
  • ディレクトリーパスはHULFT Square ストレージの絶対パスで指定してください。

  • パス区切り文字「/」以外のHULFT Squareストレージの使用禁止文字は使用できません。

  • 使用できる鍵は秘密鍵のみです。

パスフレーズ

省略可

使用可

GnuPGで秘密鍵に対して、パスフレーズが設定できます。設定した場合、秘密鍵が利用されるごとに、パスフレーズの入力が求められます。

 

出力設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

出力ファイルが存在する場合は上書きする

省略可

使用不可

指定したディレクトリーに同名のファイルが存在した場合に上書きするかどうかを選択します。

[チェックあり]

指定したディレクトリーに同名のファイルが存在した場合に上書きします。

[チェック無し]

(デフォルト)

指定したローカルディレクトリーに同名のファイルが存在した場合に上書きせずエラーとします。

 

エラーが発生した時は後続処理を中止する

省略可

使用不可

複数のファイルを一括で処理するときに、一部のファイルの処理でエラーが発生した場合に残ったファイルの処理を続けるかどうかを選択します。

[チェックあり]

(デフォルト)

エラーが発生した場合、すべての処理を中止します。

[チェック無し]

エラーが発生しても処理を続けます。

 

復号設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

データの一致性検証

省略可

使用不可

データの一致性を検証するかどうかを選択します。

暗号化ファイルが一致性保護されていない場合に、暗号ファイルの内容が改竄されてないかを検証します。

[チェックあり]

(デフォルト)

データの一致性検証を行います。

[チェック無し]

データの一致性検証を行いません。

 

署名検証

省略可

使用不可

署名検証を行うかどうかを選択します。

[チェックあり]

署名検証を行います。

[チェック無し]

(デフォルト)

署名検証を行いません。

署名検証は転送元の公開鍵で、相手の身元を検証する手段です。

詳細についてはGnuPGのサイト(https://gnupg.org/)またはGnuPG マニュアル(https://gnupg.org/documentation/manuals/gnupg/)を参照してください。

署名検証鍵

省略可

使用可

署名検証に使用する秘密鍵の配置先をHULFT Square ストレージのディレクトリーパスを入力して指定します。

[参照]ボタンをクリックするとファイルチューザーが起動し、ファイルの選択ができます。

注意

コメント

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

コメント

省略可

使用不可

このコネクターの簡単な説明を記述することができます。

 

スキーマ

入力スキーマ

ありません。

出力スキーマ

<pgp>
    <decryption>
        <sourceDir>入力元ディレクトリ</sourceDir>
        <inFile>入力ファイル名</inFile>
        <targetDir>出力先ディレクトリ</targetDir>
        <pathnames>
            <pathname>
                <input>復号化するファイル</input>
                <output>復号化したファイル</output>
            </pathname>
            <pathname>
              :
            </pathname>
        </pathnames>
    </decryption>
</pgp>

要素名

説明

備考

sourceDir

入力元ディレクトリーを出力します。

 

inFile

入力ファイル名に設定した値を出力します。

 

targetDir

出力先ディレクトリに設定した値を出力します。

 

pathnames

 

 

pathname

復号化したファイルの数だけ繰り返します。

 

input

入力ファイル名を出力します。

 

output

出力ファイル名を出力します。

 

Mapperでのスキーマ読み込み

スキーマは自動で読み込まれます。

= 備考 =

詳細については、「スキーマ編集」を参照してください。

大容量データ処理

大容量データ処理に対応していません。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

使用できるコンポーネント変数

コンポーネント変数名

説明

備考

sourceDir

入力元ディレクトリーが格納されます。

変数の末尾に「/」を入力してください。

inFile

入力ファイル名が格納されます。

 

targetDir

出力先ディレクトリーが格納されます。

変数の末尾に「/」を入力してください。

succeeded_count

処理に成功した入力の件数が格納されます。

  • デフォルト値は0です。

failed_count

処理に失敗した入力の件数が格納されます。

  • デフォルト値は0です。

message_category

エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのカテゴリが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

message_code

エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードのコードが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

message_level

エラー発生時、発生したエラーに対応するメッセージコードの重要度が格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

error_type

エラー発生時、発生したエラーの種類が格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

  • エラーの種類は、以下のような形式となります。

    例:「java.io.FileNotFoundException」

error_message

エラー発生時、発生したエラーのメッセージが格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

error_trace

エラー発生時、発生したエラーのトレース情報が格納されます。

  • デフォルト値はnullです。

メッセージコード、例外メッセージ、制限事項

コネクター

メッセージコード

例外メッセージ

制限事項

PGP コネクターのメッセージおよび制限事項

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