GB18030のコード変換に関する留意事項

2バイト表示文字(N)タイプの変換

フォーマット情報の項目タイプが2バイト表示文字(N)タイプの場合の留意事項については、以下を参照してください。

キャラクタ(X)タイプの変換

配信側ホストの転送コードセットがGB18030の場合、以下の条件をすべて満たすと正しくコード変換されません。

  • システム動作環境設定のXタイプの変換に「モード1」を設定

  • フォーマット情報の項目タイプがキャラクタ(X)タイプ

この場合、1バイトコードとして扱われて処理されます。

先頭に使用できないコード

GB18030は可変長のみをサポートしているため、“0x00”で始まる外字は使用できません。

EBCDICユーザテーブル

配信側ホストまたは集信側ホストの転送コードセットがGB18030の場合、EBCDICユーザテーブルは使用できません。

システム動作環境設定について

配信側ホストまたは集信側ホストの転送コードセットがGB18030の場合、コード変換に関連するシステム動作環境設定によっては動作が異なることがあります。

コード変換モード

配信側ホストまたは集信側ホストの転送コードセットがGB18030の場合、コード変換モードが“1”の動作となります。その他のコードの場合は“0”または“1”で動作が変更されます。

詳細ホスト情報について

相手ホストがHULFT for Windowsの場合、転送コードセットに“G(GB18030)”を指定する場合は、ホスト種に“N(WindowsNT系OS)”を指定してください。“W(Windows9x系OS)”を指定すると“GB18030”は指定できません。

詳細ホスト情報の設定については、「オペレーション マニュアル」を参照してください。

コード変換可能な組み合わせ

GB18030は、相手ホストの転送コードセットがUTF-8またはIBM簡体字の場合のみ使用できます。

GB18030を使用した場合のコード変換可能な組み合わせについては、「変換可能なコードセットの組み合わせ」を参照してください。