UTF-8のコード変換に関する留意事項

2バイト表示文字(N)タイプの変換

フォーマット情報の項目タイプが2バイト表示文字(N)タイプの場合の留意事項については、以下を参照してください。

キャラクター(X)タイプの変換

配信側ホストの転送コードセットがUTF-8の場合、以下の条件をすべて満たすと正しくコード変換されません。

  • システム動作環境設定のXタイプの変換に「モード1」を設定

  • フォーマット情報の項目タイプがキャラクター(X)タイプ

この場合、1バイトコードとして扱われて処理されます。

先頭に使用できないコード

UTF-8は可変長のみをサポートしているため、“0x00”で始まる外字は使用できません。

EBCDICユーザーテーブル

配信側ホストまたは集信側ホストの転送コードセットがUTF-8の場合、EBCDICユーザーテーブルは使用できません。

システム動作環境設定について

配信側ホストまたは集信側ホストの転送コードセットがUTF-8の場合、コード変換に関連するシステム動作環境設定によっては動作が異なることがあります。

コード変換モード

配信側ホストまたは集信側ホストの転送コードセットがUTF-8の場合、コード変換モードが“1”の動作となります。

日本語規格

UTF-8の場合、日本語規格(JIS年度)は「83JIS」固定となります。

システム動作環境設定の設定については、以下を参照してください。

HULFT10 for Windows アドミニストレーション マニュアル : コード変換

HULFT10 for Linux/AIX アドミニストレーション マニュアル : コード変換関連設定

UTF-8機種依存文字の変換について

日本語の文字コードの変換において、UTF-8の一部のコードの変換結果が機種によって異なります。

詳細は、「UTF-8機種依存文字の変換」を参照してください。