転送情報

HULFT-HUB Serverで、ファイル転送の中継や同報配信をするための情報を登録します。

以下の画面から、参照・更新ができます。

  • 転送情報画面
  • 管理情報収集配布画面

また、以下の画面からインポート/エクスポートできます。

  • 管理情報収集配布画面

項目一覧

<表>転送情報項目一覧(中継/同報設定)

No. 項目名 初期値 設定値 指定 備考 転送 配布
A1 転送区分     *5   詳細設定
A2 ファイルID     *1   パネル外
A3 転送元ホスト名 *3     *1   パネル外
A4 ファイル表示名 *4   文字 任意 256バイト以内 パネル外
A5 同報配信異常時の扱い システム動作環境設定に従う *2 必須   詳細設定
A6 同報配信異常扱いの条件 システム動作環境設定に従う *2 必須   詳細設定
A7 コメント   文字 任意 60バイト以内 詳細設定
A8 配信側宛先区分 自動配置 *2 必須   *5 詳細設定
A9 業務グループID   *2 必須   パネル外
*1: 画面では参照のみ
*2: 画面で設定する場合、設定値は画面上の選択肢から選択
*3: 管理情報収集配布画面では「転送元ホスト名」と「転送元サービス名」に分けて表示
*4: 管理情報収集配布画面では「表示名」と表示
*5: 転送情報画面では参照のみ(変更する場合は[経路設定]メニューから指定)

 

 <表>転送情報項目一覧(蓄積設定)

No. 項目名 初期値 設定値 指定 備考 転送 配布
B1 蓄積条件 システムに依存する *1 必須   蓄積設定
B2 継続条件 システムに依存する *1 必須   蓄積設定
B3 蓄積ファイル削除基準 システムに依存する *1 必須   蓄積設定
B4 蓄積完了時、配信への転送結果通知 システムに依存する *1 必須   蓄積設定
B5 データ検証 しない *1 必須   蓄積設定
B6 保管期限 期間 *1 必須   蓄積設定
B7 期間 1

日:0~999

週:1~ 99

月:1~ 99

必須   蓄積設定
B8 単位 日、週、月 必須   蓄積設定
B9 毎週 曜日 日、月、火、水、木、金、土 必須   蓄積設定
B10 毎月 1 1~31、末 必須   蓄積設定
B11 第1 第1、第2、第3、第4、最終 必須   蓄積設定
B12 曜日 日、月、火、水、木、金、土 必須   蓄積設定
B13 保管世代管理 システムに依存する *1 必須   蓄積設定
B14 保管世代管理数 0 1~9999 必須   蓄積設定
B15 追越禁止 システムに依存する *1 必須   蓄積設定
B16 未送出データ不在時の送信要求の扱い システムに依存する *1 必須   蓄積設定
*1: 画面で設定する場合、設定値は画面上の選択肢から選択

 

<表>転送情報項目一覧(ジョブフロー設定)

No. 項目名 初期値 設定値 指定 備考 転送 配布
C1 蓄積後正常時ジョブフローID   英数字 任意 16バイト以内 ジョブフロー設定
C2 蓄積後異常時ジョブフローID   英数字 任意 16バイト以内 ジョブフロー設定
C3 完了通知 蓄積完了 *1 必須   ジョブフロー設定
*1: 画面で設定する場合、設定値は画面上の選択肢から選択

 

<表>転送情報項目一覧(拡張設定)

No. 項目名 初期値 設定値 指定 備考 転送 配布
D1 転送間隔 0 0~32760 必須   拡張設定
D2 配信側要求受付ポート番号   1~65535 任意   拡張設定
D3 EBCDICセット A *1 必須   拡張設定
D4 暗号キー   英数字 *2 *2 *3 拡張設定
D5 集信側ホスト種別 Unix *1 任意   拡張設定
D6 集信側転送コードセット UTF-8 *1 任意   拡張設定
*1: 画面で設定する場合、設定値は画面上の選択肢から選択

*2:

高強度暗号強制モードでファイル転送を行うかどうかで「暗号キー」に指定可能な内容が異なります。

• 高強度暗号強制モードが「有効」 : 64桁の16進文字列(0~9、A~F)(必須)

• 高強度暗号強制モードが「無効」 : 8~20バイトの英数字(任意)

*3: 管理情報収集配布画面では、配信側が管理外サーバの場合に「高強度暗号強制モード」が表示されます。ユーザーが「高強度暗号強制モード」の有効/無効を指定する必要があります。
【凡例】  
初期値 画面上で管理情報を新規作成した際に項目に設定されている値
指定 画面上で管理情報を更新する際の指定の要否
転送 転送情報画面
配布 管理情報収集配布画面
項目あり

各項目の説明

転送情報で設定する各項目について、以下に説明します。

選択肢から設定値を選ぶ項目については、画面上に表示される選択肢と、管理情報収集配布で使用するCSVファイルに記載する値を併記しています。

1. 中継/同報設定

(A1)転送区分

HULFT-HUB Serverでの転送方法

<表>「転送区分」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
中継 0 転送を中継する
HUB同報 1 HUBから同報配信する
HUB中継HULFT同報 2 HUBを経由してHULFTから同報配信する

本項目は、HULFT-HUB Managerの転送情報画面で転送定義を作成する際、転送マップ上で経路を決定したときに自動的に設定されます。

(A2)ファイルID

転送するファイルを認識するためのID

(A3)転送元ホスト名

転送の始点となるクライアントまたはサーバのホスト名

(A4)ファイル表示名

転送するファイルに対する表示名

(A5)同報配信異常時の扱い

同報配信中に、いくつかの転送先ホストへの転送で何らかのエラーが発生した場合、その他の転送先ホストに対する配信処理の扱い

<表>「同報配信異常時の扱い」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
中断 0 即時に同報配信を中断する
続行 1 転送異常を検知したホストとの転送のみを中断し、それ以外のホストへは処理を続行する
システム動作環境設定に従う 2 HULFT-HUB Serverのシステム動作環境設定の「同報配信異常時の扱い」の値を採用する

転送情報画面で新規作成した場合、初期値として“システム動作環境設定に従う”が設定されています。

【注意】  
HULFT-HUB Serverで蓄積を行なった場合、集信側への転送はHULFT-HUB Serverからの送出処理となるため、「同報配信異常時の扱い」は無効となります。
接続先ホストとの無通信タイムアウトが発生した場合、転送元ホストでエラーを検知する場合があります。
  その場合、転送元ホストで転送が異常終了するため、本項目の設定にかかわらず転送は中断されます。

(A6)同報配信異常扱いの条件

同報配信中に、いくつかのホストへの転送でエラーが発生した場合、配信側ホストへ転送異常を通知する条件

<表>「同報配信異常扱いの条件」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
全転送でエラー時 0 すべての転送先ホストとのファイル転送に失敗した場合に転送異常を通知する
同報先どれか1つでエラー時 1 一部の転送先ホストとのファイル転送に失敗した場合でも転送異常を通知する
システム動作環境設定に従う 2 HULFT-HUB Serverのシステム動作環境設定の「同報配信異常時の扱い」の値を採用する

転送情報画面で新規作成した場合、初期値として“システム動作環境設定に従う”が設定されています。

本項目の指定は、「同報配信異常時の扱い」に“続行”(1)が設定された場合に、有効になります。

【注意】 接続先ホストとの無通信タイムアウトが発生した場合、転送元ホストでエラーを検知する場合があります。
その場合、転送元ホストで転送が異常終了するため、本項目の対象外となります。

(A7)コメント

転送条件に対するコメント

(A8)配信側宛先区分

HULFT-HUB Serverを経由する場合の経路設定の種別

経路設定によって、配信側クライアントから見た転送先ホストの種別が変わります。

経路設定が「自動配置」の場合、転送先ホストはクライアントとなります。経路設定が「手動配置」の場合、転送先ホストはサーバとなります。

<表>「配信側宛先区分」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
自動配置 0 経路設定が「自動配置」(転送先ホストはクライアント)
手動配置 1 経路設定が「手動配置」(転送先ホストはサーバ)

本項目は、HULFT-HUB Managerの転送情報画面で転送定義を作成する際、転送マップ上で経路を決定したときに自動的に設定されます。

(A9)業務グループID

この転送情報が所属している業務グループID

【備考】 管理情報収集配布画面で表示されます。

 

2. 蓄積設定

(B1)蓄積条件

データ転送する際に、転送データを蓄積するかどうかを指定

同一定義内の他サーバにおいて"蓄積のみ行う"(4)が設定されている場合は、"蓄積のみ行う"(4)は選択できません。

<表>「蓄積条件」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
蓄積しない 0 転送処理が正常に完了してもしなくても、データは蓄積されません。
転送不能時に蓄積する 1 転送処理が開始されなかった場合に、データが蓄積されます。転送処理が正常に開始された場合は、転送中にエラーが発生しても蓄積されません。
転送と蓄積を同時に行う 2 転送データの蓄積と転送が同時に開始されます。
蓄積後に送出する 3 転送データの蓄積が正常に完了してから、データが転送されます。
蓄積のみ行う 4 転送データはサーバに蓄積され、送出要求があった場合に送出されます。
システムに依存する 5 サーバの蓄積環境設定の「蓄積条件」の設定値に依存します。
【注意】 「蓄積後正常時ジョブフローID」と「蓄積後異常時ジョブフローID」を設定する場合、「蓄積条件」には“蓄積のみ行う”(4)のみ設定できます。

(B2)継続条件

転送と蓄積に異常が発生した場合に、処理を継続するか中断するかを指定

<表>「継続条件」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
異常発生時に転送と蓄積を継続する 1 転送または蓄積で異常が発生すると、異常が発生していない処理は継続します。
転送異常発生時に蓄積を継続する 2 転送で異常が発生すると転送処理を中断します。蓄積処理は継続します。
蓄積異常発生時に転送を継続する 3 蓄積で異常が発生すると蓄積処理を中断します。転送処理は継続します。
異常発生時に転送と蓄積を中断する 4 転送または蓄積で異常が発生すると、転送と蓄積の両方の処理を中断します。
システムに依存する 5 サーバの蓄積環境設定の「継続条件」の設定値に依存します。

(B3)蓄積ファイル削除基準

蓄積完了または送出完了したデータを削除するタイミングを指定

<表>「蓄積ファイル削除基準」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
削除しない 0 データは、自動的には削除されません。手動で削除する必要があります。
転送または送出完了時に直ちに削除する 1 データの送出が正常に完了した後、蓄積データが削除されます。
蓄積完了から一定期間経過後に削除する 2 データの蓄積が正常に完了した時を基点として「保管期限」で指定した期限を過ぎると削除されます。
送出完了から一定期間経過後に削除する 3 データの送出が正常に完了した時を基点として「保管期限」で指定した期限を過ぎると削除されます。
システムに依存する 4 サーバの蓄積環境設定の「蓄積ファイル削除基準」の設定値に依存します。

(B4)蓄積完了時、配信への転送結果通知

「蓄積条件」が“転送不能時に蓄積する”(1)、“転送と蓄積を同時に行う”(2)、“蓄積後に送出する”(3)の場合に、蓄積完了時に配信側に通知する転送結果を指定

<表>「蓄積完了時、配信への転送結果通知」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
常に転送完了を返す 0 蓄積が完了した場合、配信側ホストには常に転送完了を通知します。
集信への転送結果に依存する 1 蓄積が完了しても、集信側への転送が異常だった場合は配信側に転送異常を通知します。
集信側への転送が正常だった場合は配信側に転送完了を通知します。
システムに依存する 2 (省略時の値) サーバの蓄積環境設定の「蓄積完了時、配信への転送結果通知」の設定値に依存します。

(B5)データ検証

集信するファイルに対するデータ検証の有無

<表> 「データ検証」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
しない 0 データ検証を行わない
する 1 データ検証を行う

(B6)保管期限

蓄積完了または送出完了したデータを保管する期限を指定

「蓄積ファイル破棄基準」の値が、"蓄積完了から一定期間経過後に削除する"(2)または"送出完了から一定期間経過後に削除する"(3)のときに指定します。

保管期限に関する詳細は「HULFT-HUB マニュアル」の蓄積データの保管期限に関する説明を参照してください。

<表>「保管期限」の設定値

画面上の
選択肢
説明
期間 指定した期限を過ぎたデータが削除されます。
毎週 週に1度、指定した曜日に、保管期限を過ぎたデータが削除されます。保管期限は1週間以上2週間未満です。
毎月 月に1度、指定した日または曜日に、保管期限を過ぎたデータが削除されます。保管期限は1月以上2月未満です。
【備考】 管理情報収集配布のインポート/エクスポートで使用するCSVファイルの記載方法は、「転送情報のフォーマット」を参照してください。

(B7)期間_数

「保管期限」が"期間"のときに指定

データを保管する期間を「(B8)期間_単位」と組み合わせて指定します。

「期間_単位」が"日"の場合は「0」から「999」の数字で指定します。

「期間_単位」が"週"または"月"の場合は「1」から「99」の数字で指定します。

【備考】 管理情報収集配布のインポート/エクスポートで使用するCSVファイルの記載方法は、「転送情報のフォーマット」を参照してください。

(B8)期間_単位

「保管期限」が"期間"のときに指定

データを保管する期間を「期間_数」と組み合わせて指定します。

<表>「期間_単位」の設定値

画面上の
選択肢
説明
「期間_数」の値は日数
「期間_数」の値は週数
「期間_数」の値は月数
【備考】 管理情報収集配布のインポート/エクスポートで使用するCSVファイルの記載方法は、「転送情報のフォーマット」を参照してください。

(B9)毎週_曜日

「保管期限」が"毎週"のときに指定

週に1度、保管期限を過ぎたデータを削除する曜日を指定します。

<表>「毎週_曜日」の設定値

画面上の
選択肢
説明
毎週日曜日に削除
毎週月曜日に削除
毎週火曜日に削除
毎週水曜日に削除
毎週木曜日に削除
毎週金曜日に削除
毎週土曜日に削除
【備考】 管理情報収集配布のインポート/エクスポートで使用するCSVファイルの記載方法は、「転送情報のフォーマット」を参照してください。

(B10)毎月_日

「保管期限」が"毎月"のときに指定

月に1度、保管期限を過ぎたデータを削除する日を指定します。

<表>「毎月_日」の設定値

画面上の
選択肢
説明
1~31 指定した日に削除
該当月の最終日に削除
【備考】 管理情報収集配布のインポート/エクスポートで使用するCSVファイルの記載方法は、「転送情報のフォーマット」を参照してください。

(B11)毎月_週

「保管期限」が"毎月"のときに指定

月に1度、保管期限を過ぎたデータを削除する曜日を「(B10)毎月_曜日」と組み合わせて指定します。

<表>「毎月_週」の設定値

画面上の
選択肢
説明
第1 該当月の第1週の指定曜日に削除
第2 該当月の第2週の指定曜日に削除
第3 該当月の第3週の指定曜日に削除
第4 該当月の第4週の指定曜日に削除
最終 該当月の最後の指定曜日に削除
【備考】 管理情報収集配布のインポート/エクスポートで使用するCSVファイルの記載方法は、「転送情報のフォーマット」を参照してください。

(B12)毎月_曜日

「保管期限」が"毎月"のときに指定

月に1度、保管期限を過ぎたデータを削除する曜日を「(B9)毎月_週」と組み合わせて指定します。

<表>「毎月_曜日」の設定値

画面上の
選択肢
説明
指定した週の日曜日に削除
指定した週の月曜日に削除
指定した週の火曜日に削除
指定した週の水曜日に削除
指定した週の木曜日に削除
指定した週の金曜日に削除
指定した週の土曜日に削除
【備考】 管理情報収集配布のインポート/エクスポートで使用するCSVファイルの記載方法は、「転送情報のフォーマット」を参照してください。

(B13)保管世代管理

転送データが送られてきた場合に、同一ファイルIDのデータが保管期限内にあるときの動作を指定

<表>「保管世代管理」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
世代管理しない 0 保管世代管理数による世代管理を行いません。
保管世代数で制限する 1 「保管世代管理数」で指定された数だけ世代管理します。「保管世代管理数」に達した場合は、未送出データを含めた同一ファイルIDの蓄積完了データの中で、蓄積日時が最古のデータを削除して、新しいデータを保管します。
未送出世代数で制限する 2 未送出データが「保管世代管理数」に達していた場合、蓄積エラーとして蓄積処理を中断します。転送データは保管されません。
システムに依存する 3 (省略時の値) サーバの蓄積環境設定の「保管世代管理」の設定値に依存します。

(B14)保管世代管理数

「(B12)保管世代管理」が“保管世代数で制限する(1)”または“未送出世代数で制限する(2)”のときに指定

「1」から「9999」の整数値で指定します。

(B15)追越禁止

同一ファイルIDの転送データの追い越しを禁止するかしないかを指定

追い越しを禁止した時に確保される転送データの順番とは、蓄積処理が開始された順番のことです。

<表>「追い越し禁止」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
しない 0 追い越しを禁止しません。
転送データの順番が逆転する可能性がありますが、複数の転送を同時に処理することができます。
する 1 追い越しを禁止します。
転送データの順番が確保されます。
システムに依存する 2 (省略時の値) サーバの蓄積環境設定の「追越禁止」の設定値に依存します。
【注意】 同一定義内に他の蓄積サーバが存在する場合、すべて同一の設定を行う必要があります。

 

(B16)未送出データ不在時の送信要求の扱い

蓄積データに未送出データが存在しない場合の送信要求の扱いについて指定

<表>「未送出データ不在時の送信要求の扱い」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
配信まで中継する 0 送信要求を配信側へ中継します。
エラーとする 1 送信要求をエラー終了します。
システムに依存する 2 (省略時の値) サーバの蓄積環境設定の「未送出データ不在時の送信要求の扱い」の設定値に依存します。

 

3. ジョブフロー設定

(C1)蓄積後正常時ジョブフローID

蓄積が正常終了した際に起動するジョブフローのID

蓄積を行うサーバ上で定義されているジョブフローIDの中から指定してください。

指定されたジョブフローIDでは、当該ファイルIDからの蓄積完了通知を受け取れる設定の開始系・蓄積待ちまたはトリガ系・蓄積待ちのジョブステップが定義されている必要があります。該当するジョブフローIDがない場合はエラーになります。

(C2)蓄積後異常時ジョブフローID

蓄積が異常終了した際に起動するジョブフローのID

蓄積を行うサーバ上で定義されているジョブフローIDの中から指定してください。

指定されたジョブフローIDでは、当該ファイルIDからの蓄積完了通知を受け取れる設定の開始系・蓄積待ちまたはトリガ系・蓄積待ちのジョブステップが定義されている必要があります。該当するジョブフローIDがない場合はエラーになります。

(C3)完了通知

ジョブフロー起動時に、配信側に蓄積完了を通知するタイミングを指定します。

<表>「完了通知」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
蓄積完了 0 (省略時の値) 蓄積した時点で配信側に正常通知を送信
ジョブフロー完了 1 ジョブフロー完了時に配信側に正常通知を送信

4. 拡張設定

(D1)転送間隔

蓄積データを送出する際の転送間隔(単位:ミリ秒)

(D2)配信側要求受付ポート番号

配信側クライアントの要求受付ポート番号

(D3)EBCDICセット

集信側クライアントのEBCDICセット

集信側クライアントのバージョンによって設定可能な値が異なります。

<表> 「EBCDICセット」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
カナ文字 V6.0~ A EBCDIC カナ文字 (*1)
英小文字 V6.0~ B EBCDIC 英小文字 (*1)
ASCII V6.0~ C EBCDIC ASCII (*1)
ASPEN V6.0~ D EBCDIC ASPEN (*1)
IBM英小文字 V6.0~ E IBM英小文字 (*1)
IBM英小文字拡張 V6.0~ F IBM英小文字拡張 (*1)
NECカナ文字 V6.0~ G NECカナ文字 (*1)
IBMカナ文字拡張 V7.3~ H IBMカナ文字拡張 (*2)
ユーザテーブル1 V6.0~ V ユーザテーブル1 (*1)
ユーザテーブル2 V6.0~ W ユーザテーブル2 (*1)
ユーザテーブル3 V6.0~ X ユーザテーブル3 (*1)
中国語簡体字拡張 V8.1~ I 中国語簡体字拡張 (*3)
カナ文字 1 EBCDIC カナ文字 (*4)
英小文字 2 EBCDIC 英小文字 (*4)
ASCII 3 EBCDIC ASCII (*4)
ASPEN 4 EBCDIC ASPEN (*4)
IBM英小文字 5 IBM英小文字 (*4)
IBM英小文字拡張 6 IBM英小文字拡張 (*4)(*5)
ユーザテーブル1 6 ユーザテーブル1 (*4)(*6)
7 ユーザテーブル1 (*4)(*5)
ユーザテーブル2 7 ユーザテーブル2 (*4)(*6)
8 ユーザテーブル2 (*4)(*5)
ユーザテーブル3 8 ユーザテーブル3 (*4)(*6)
9 ユーザテーブル3 (*4)(*5)
*1: 集信側クライアントのバージョンがVer.6.0以降の場合に指定可能
*2: 集信側クライアントのバージョンがVer.7.3以降の場合に指定可能
*3: 集信側クライアントのバージョンがVer.8.1以降の場合に指定可能
*4: 集信側クライアントのバージョンがVer.6.0未満の場合に指定可能
*5: 集信側クライアントがHULFT for i5OSの場合に指定可能
*6: 集信側クライアントがHULFT for i5OS以外の場合に指定可能

(D4)暗号キー

蓄積データを送出する際に使用する暗号キー

配信管理情報の「暗号キー」と同じ値を設定します。

管理情報収集配布画面では、配信側が管理外サーバの場合に「高強度暗号強制モード」が表示されます。HULFT-HUB Server は管理外サーバの先に存在する配信側クライアントの「高強度暗号強制モード」の設定を取得できないため、ユーザーが「高強度暗号強制モード」の有効/無効を指定します。

(D5)集信側ホスト種別

集信側クライアントのホスト種

HUB経由HULFT同報かつ集信側クライアントがHULFT Ver.8.4以降の場合は必須、それ以外の場合は使用しません。

<表> 「集信側ホスト種別」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
Mainframe H Mainframe
Unix U UNIX
WindowsNT N Windows
AS/400 A AS/400

(D6)集信側転送コードセット

集信側クライアントの転送コードセット

HUB経由HULFT同報かつ集信側クライアントがHULFT Ver.8.4以降の場合は必須、それ以外の場合は使用しません。

<表> 「集信側転送コードセット」の設定値

画面上の
選択肢
CSVファイルに
記載する値
説明
SHIFT-JIS S SHIFT-JIS
EUC-JP E EUC-JP
JEF J JEF
IBM漢字 I IBM漢字
KEIS K KEIS
NEC N NEC
UTF-8 8 UTF-8
GB18030 G GB18030
IBM簡体字 C IBM簡体字