開始系・蓄積待ちのプロパティ

ジョブフロー種別が“イベント待ち(蓄積待ち)起動”の場合、開始アイコンを選択してツールバーの ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。

【注意】 蓄積ファイルを待つ場合、ジョブステップのプロパティの設定だけでなく、蓄積を行う転送情報のジョブフロー設定の「蓄積後正常時ジョブフローID」または「蓄積後異常時ジョブフローID」に、このジョブフローのIDを設定する必要があります。
  「蓄積後正常時ジョブフローID」または「蓄積後異常時ジョブフローID」が適切に設定されていない場合、蓄積完了通知を受け取れないため、適用期間が終了するまでいつまでも待ち続けます。
 
  ただし蓄積ファイルを動的指定する場合は、転送定義側の設定だけで、ジョブフロー側では蓄積ファイルを設定しません。詳細は「HULFT-HUB マニュアル」を参照してください。

各項目の説明

ジョブステップID

ジョブステップを識別するID(必須)

16バイト以内の半角英数字で、ジョブフロー内で一意の値を指定してください。

表示名

ジョブステップの名称(任意)

40バイト以内の文字列で指定してください。

ジョブフローモニタ詳細画面、ジョブステップステータス画面で表示されます。

開始タイミング

蓄積完了後にジョブフローを起動するタイミング(必須)

以下の2種類から選択してください。

  • 蓄積後、すぐジョブフローを実行

    蓄積が完了したら、すぐにジョブフローを起動します。

  • 蓄積後、指定時刻にジョブフローを実行

    蓄積が完了した後、指定した時刻になるのを待ってジョブフローを起動します。

指定方法

蓄積ファイルを指定する方法(必須)

以下の2種類から選択してください。

  • 任意指定

    蓄積完了を待つ蓄積ファイルを個別に指定します。複数の蓄積ファイルを待つことができます。

  • 動的指定

    ジョブフローを複数の転送定義で共用する場合に指定します。待つことのできる蓄積ファイルは1つだけです。

蓄積ファイル選択

蓄積完了を待つ蓄積ファイル(必須)

  • 「指定方法」が“任意指定”の場合

    [選択]ボタンをクリックすると、蓄積ファイル選択画面を使用して、一覧から蓄積ファイルを選択できます。

    選択すると、AC00001から順に蓄積識別名が自動的に設定されます(変更不可)。

  • 「指定方法」が“動的指定”の場合

    蓄積識別名は“AC00001”が1つだけ自動的に設定されます。ホスト名、サービス名、ファイルIDは、それぞれ$HOSTNAME、$SERVICENAME、$FILEIDで指定されます。

蓄積識別名は、後続の蓄積ファイル抽出、蓄積ファイル置換え、蓄積ファイル送出、蓄積ファイル削除の各ジョブステップで、対象の蓄積ファイルを指定するために使用されます。

また、蓄積識別名は環境変数を識別するためにも使用されます。

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