送出先の追加

蓄積後に送出先を追加する場合は、蓄積データに対して「宛先追加」を行います。また、追加した送出先に対する転送定義の追加も必要です。

= 備考 =

(1) (2) の手順はどちらが先でもかまいません。

(1) 蓄積データに送出先を追加する

1. 管理画面の構成リストまたは構成図でHKTSRVを選択し、[状況照会]メニューから[蓄積一覧]をクリックすると、蓄積一覧画面が表示されます。

2. 一覧から詳細を表示したいファイルID(SMPL08)のレコードを選択し、[要求発行]メニューから[宛先追加]をクリックすると、宛先情報選択画面が表示されます。

図3.166 宛先情報選択画面

3. 追加したい宛先(TKY12WIN)を選択し、<選択>ボタンをクリックします。

宛先が追加されると、要求結果一覧画面が表示されます。

蓄積一覧には、同じファイルID(SMPL08)でTKY12WINを宛先とするレコードが1件追加されます。

また転送モニタ画面の一覧には、「宛先追加完了」の履歴が1件増えています。

図3.167 転送モニタ詳細画面(宛先追加後)

(2) 転送定義を作成する

ファイルID“SMPL08”の転送定義に、集信側クライアントTKY12WINを追加します。集信側設定情報を次のように設定してください。

操作については「転送情報画面上で転送マップを作成する方法」「(3) 転送マップを作成する」を参照してください。

表3.35 追加した集信側設定情報の設定内容

項目

設定値

説明

ファイル名

C:\user\data\rcv08.txt

転送されたデータを格納するファイル名を指定します。

登録モード

置き換え

集信ファイルと同一名称のファイルが存在していた場合の取り扱いを選択します。

集信形態

単一集信

集信するファイルの集信形態を選択します。

異常時の処置

削除

転送処理が失敗した場合のファイルの処置を選択します。

世代管理

しない

集信ファイルの世代管理属性を選択します。

データ検証

Ver.7未満のクライアントでは「データ検証」を設定できません。

その他の項目

デフォルト値

必須項目以外、未記入時は初期値が採用されます。

注意

クライアントを追加すると経路情報および中継サーバの設定はクリアされます。「転送マップの作成」「(2) 転送マップを作成する」「転送定義の作成」「(3) サーバ側設定情報」を参照して設定しなおしてください。HKT01WINとHKT02UNXの設定はクリアされないため、設定しなおす必要はありません。